優勝は 藤木 祐 選手‼


地元 優勝おめでとうございます✨


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向日町競輪場で開催された開設68周年記念「平安賞(GIII)」は、9月25日に最終日が
行われた。S級S班の三谷竜生を先頭に4車で結束した地元の近畿勢に注目が
集まった決勝は、その近畿ラインの3番手を回った藤木裕が優勝。13年4月の武雄以来、
3度目の記念制覇を飾った。また、第6レースでは、「S級ブロックセブン」が行われ、
郡司浩平がまくりで一発勝負を制した。

武雄記念を制した13年には、全日本選抜、高松宮記念杯、オールスター、競輪祭と4度の
GI優出。選手層の厚い近畿勢においても存在感を放ち、藤木裕のタイトル奪取も時間の
問題と思われていた。が、そこから5年以上の月日が流れていった
「めっちゃ、つらかった。ホンマにつらかったです。今回もまさか自分が獲れるとは
思ってなかった」
高校生の時に見た村上義弘の記念Vに心を奪われて競輪選手を志した。藤木にとっての
スーパーヒーローと同じ舞台での記念制覇。藤木は支えてきてくれた仲間をはじめ、
周りのみんなへの感謝を口にする。
「(三谷)竜生が一生懸命、頑張ってくれて、(山田)久徳が自分の仕事をしてくれた。
(村上)博幸さんは(4番手を)固めてくれて、自分に場所を譲ってくれた。自分は
村上博幸さんに育ててもらって、久徳に助けてもらった。本当に2人には感謝しています」
S級S班の三谷が先頭を務める強力な布陣。前を練習仲間の後輩、そしてラインの
シンガリを恩人が固めて、藤木にとってはこれ以上ない地元ファイナルの舞台だった。
「(首の)ヘルニアで2年間を棒に振ったところもあるけど、それが今年に入って
マシになった。もう1回練習を(一緒に)させてくださいっていうのを、博幸さんが
快く引き受けてくれた。自分のこともあるのに面倒をみてもらって、久徳が
サポートしてくれた。その2人と一緒に平安賞の決勝を走れるとは
金子哲大を叩いて三谷が主導権を奪うが、いま勢いに乗る清水裕友がまくりで
襲い掛かる。山田が番手まくりを打つと、藤木は最終3コーナーで清水を大きく
ブロックして追い込む。地元の記念ファイルのゴールを藤木が先頭で駆け抜けた。
「京都の3人の誰かが優勝できればと。それがたまたま僕だった。みなさんのおかげで
勝たせてもらったんで、次は自分で勝てるように。自分の戦法で絶対に
(GIに)戻ってきます」
周囲の助けで地元記念Vにたどり着いた藤木の復活のGI獲りが、再びここから始まる。

「やっぱりアイツもいろいろあったから」と、一番近くで苦悩する藤木を見てきた
村上博幸が、目を赤くしながら続ける。
「今回は兄(義弘)の欠場もあって厳しかった。稲垣(裕之)さんと自分が
しっかり支えてかなきゃっていうのがあった。アイツはすごいしんどい時期があって、
自分もそれを見ていた。我慢してやった結果。GI目指して練習した結果の通過点ですね。
藤木の走りは神がかってたし、自分も120パーセント出し切った

藤木のブロックで清水が力尽きて、岩津裕介は村上後位に切り替える。村上が山田と
藤木の間に進路を取ると、外を踏んで3着に入った。
「清水に任せていたし、臨機応変に組み立ててくれたけど相手が強かった」

最終2コーナーから番手まくりに出た山田久徳は、ゴール前で失速して4着に沈んだ。
「自分が3着に入れたら一番良かった。最低限、京都から優勝者が出るようにとは。
竜生のおかげですね。(優勝したのが)藤木さんで良かった」

レース経過
号砲で一瞬見合った後、村上博幸が出て、三谷竜生-山田久徳-藤木裕-村上の長い
近畿ラインが前受け、中団は清水裕友-岩津裕介の中国コンビ、金子哲大-杉森輝大-
齊藤竜也の東日本勢が後攻めの形で落ち着く。
青板周回のバック過ぎから上昇しようとした金子に合わせて清水が中団から踏み上げる。
赤板前に清水が切ると、三谷は後方まで下げる。この動きを確認した金子は3番手から
スパート。打鐘前に清水を叩くが、三谷もすかさず反撃に出る。最終ホームで金子の
抵抗をねじ伏せた三谷が主導権。清水も後方からまくり上げるが、山田が2コーナーから
番手まくりを打つ。3コーナーで清水を外に弾いた藤木が直線で鋭く追い込んで
地元記念初制覇を果たした。近畿ライン4番手から直線で中を割った村上が2着。
外をしぶとく伸びた岩津が3着に入った。





ではまた花火祭花火祭花火祭