優勝 荒井崇博 選手‼

おめでとうございます‼



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川崎競輪場で開催された「アーバンナイトカーニバル(GIII)」は12日に最終日が行われた。
決勝はカマした佐藤幸治の番手から、荒井崇博が追い込んで勝利。約2年ぶり、14度目のGIII優勝を果たした。
また、併催された「アーバンナイトヴィーナス」は、大久保花梨が逃げ切って完全優勝を飾った。

最近は優勝から遠ざかっていた荒井崇博。それでも、ここ一番の勝負強さは健在だった。
チャンスを逃さずに14回目のGIII優勝。レース後は、荒井らしく豪快に勝利を喜んだ。
「最近は優勝が少なくなっているけど、今回は勝てて良かった。(GIIIの優勝は)14回目だね。
キリが良いから、あと1本獲りたい。(中川)誠一郎を抜けばいいんでしょ(笑)」
打鐘の4コーナーからカマした佐藤幸治が最終バックで池田勇人を捕らえる。この仕掛けに続いた荒井は、
冷静に別線の動きを見極めた。「誰も来なければ大坪(功一)さんもいるし、ギリギリにいこうと」。
しかし、岡光良の動きを確認すると、一気に踏み込む。きっちりと勝機をモノにして約2年ぶりの
GIII優勝を果たした。
「(巻き返した佐藤は)もうワンテンポ待っても良かったね。そしたら、良い勝負ができたと思う。
3番(岡)がチラチラ見えて。あそこまで行ってくれたし、絶対に獲らないといけないと思った。決勝だし、
ごめんと思って。でも、(佐藤)幸治も3着に残ってくれて良かった」
松戸に続き、またしても九州勢がGIIIを制覇。中川、荒井と九州のキーマン達が、輪界に再び九州の風を
吹かせる。
「九州が良くなってきている。今後も、九州のみんなで盛り上げて頑張りたい」

目標が上を行かれた岡光良は、2センターで大坪をけん制。直線で伸びるも、荒井に及ばずの2着。
それでも、正規あっ旋では初のGIとなる競輪祭の出場権利を手に入れた。
「池田君のおかげです。良いところで行ってくれました。佐藤君を止めないとどうにもならないと
思ったけど、止められない感じでした。ちゃんと権利を取って競輪祭に出れるんで良かったです」

初めてのGIII決勝に臨んだ佐藤幸治。優勝こそならなかったが、九州ラインの先頭で持てる力を
すべて出し切った。
「前を取って引いて、緩んだところを行こうと思ってました。ちょっと焦って早めに踏んじゃいましたね。
もうワンテンポ、待ってもよかったかもしれない。でも、しっかり出切らないとダメですから。
最後は夢をみたけど、次につながるいい競走はできました」

地元の佐々木龍は打鐘の2センターで池田と接触して車体故障。悔しい結果に終わった。
「これがS級の厳しいところですね。自分が甘かったと思います。決勝は良い雰囲気だったし、
良い経験になりました。もっと力をつけて、また走れるように」

九州3番手を固めた大坪功一は、きっちりと前に続く。しかし、2センターで膨らむと、
直線で伸びを欠いて5着に終わった。
「ずっとニュートラルには入っていました。でも、3番手の外はキツかったですね。行けると思ったけど、
脚がなかったです」

レース経過
号砲で素早く荒井崇博が出て、佐藤幸治-荒井-大坪功一の九州勢が前受け。以下は池田勇人-岡光良、
伊藤正樹、鷲田佳史、佐々木龍-佐々木雄一となって周回を重ねる
青板バックを過ぎて佐々木龍が上昇。佐々木龍は一旦、埼玉勢の外まで上げてけん制の後、2コーナーから
再度踏み上げて前団を押さえる。そこを池田が叩くが、4コーナーで内に降りた際に佐々木龍と接触。
車体故障を起こした佐々木龍は後退していき、池田-岡、鷲田、佐々木雄、佐藤-荒井、
伊藤での8名の競走となる。そのまま池田が駆けていくが、最終ホーム手前から佐藤が反撃。
岡のブロックを凌いだ佐藤は3コーナーで池田を捕らえて先頭に。直線に入ると、粘る佐藤を差し切って荒井がV。
大坪をドカして荒井後位に切り替えた岡が2着に入った。







ではまた星空星空星空星空星空