
優勝は 平原 選手
賞金加算







ケイリンメールマガジンを読んで参考に………🌠
青森競輪場を舞台に開催された「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(FII)」は、
5月27日に最終日が行われた。メインの「スーパープロピストレーサー賞」は、
3車で結束した関東勢がレースを支配。平原康多が浅井康太に合わせて番手まくりで
制して、賞金315万円(副賞含む)を獲得した。
前回の京王閣記念を4連勝の完全V。正月シリーズの立川記念以来、今年2度目の
優勝でようやく軌道に乗り始めた平原康多が、ラインの結束力で巡ってきた
チャンスを抜かりなくモノにした。
「古性(優作)の動き出しが早くて、その結果(自分たちのラインも)早い
スパートになった。(吉澤)純平も勝てる力があるし、勝てる仕掛けだったけど
スイッチが入っちゃった。純平がすごい力を見せつけたレースだった」
青板を過ぎて古性がレースを動かすと、誘導を降ろした吉澤が先行態勢で赤板を迎える。
京王閣でも平原、木暮安由を付けて敢然と風を切った吉澤に、迷いはなかった。
別線に主導権を譲る隙を見せず、吉澤がそのまま徐々にペースを上げて逃げる。が、
古性が打鐘の2センターから襲い掛かる。
「浅井(康太)が8番手っていうことで、古性もかぶる前に来るなっていうのがあった。
予想していたところでは来てくれた。結果的に浅井の絶好のまくりごろになって、
どの辺まで引きつけてっていう感じだった。ちょっと引きつけすぎたかなと」
最終1コーナーで古性を振って間合いを取ると、今度は浅井が好スピードでまくって来る。
「(番手から)出る予定がなかった」と、ギリギリの判断を迫られた平原は、わずかに
浅井に出られながらも、番手まくりで瞬時に加速。合わせ切って先頭でゴールを
駆け抜けた。
「出る予定がなかったぶん、テンポがズレた。でも、そこから(浅井に)
踏み勝てたんでよかった。(今年は)いままで勝てなかったことの方が多かったんで、
そういうのをつかめていますね。武田(豊樹)さんは
(スーパープロピストレーサー賞の)勝率がすごい高いイメージがあるんで、
今回はいなかったんで関東で引き継ぎたかった」
スーパープロピストレーサー賞を4度制している武田が、今シリーズはいない。
武田不在を感じさせない関東勢の奮闘を木暮とのワンツーという形で結実させた。
「高松宮記念杯に向けて気持ちが入っているので、そういうのが出ているんだと
思います」
関東からは誰一人決勝に進むことができなかったダービーでは、近畿の“お家芸”、
ラインの競輪をまざまざと見せつけられた。その悔しさを胸に平原が、6月の
高松宮記念杯に照準を絞っている。
最終2コーナー手前で外から古性に押し込められた木暮安由だったが、平原の内に
差し込みながら冷静に対処。3度ワンツーの前回の京王閣記念に次いで、ここ2場所で
4度目の平原追走の2着。
「3番手らしい競走ができましたかね。純平君がいつも勝負どころで行ってくれる。
ラインの役割分担が決まっているんで、それをしっかりやれた」
浅井のまくりに乗った吉田敏洋は、直線で外を伸びるも3着まで。浅井の頑張りを
称えて納得する。
「いや、強い浅井が。タラればだけど、平原じゃなければまくってましたね。
俺もよく付いていった。後ろに付いてたのに、脚が痛いのは初めてかもしれない」
一度は平原よりも前に出た浅井康太は、コーナーで合わされ最後は木暮と絡んで5着。
「自力を出していいレースはできた。吉田さんも自力があるので、それ以上のことが
できるか、しっかり仕掛け切るかだった。見せ場は作れたかな? まだまだ上を
目指してですね」
レース経過
号砲で各車出渋るが、中村浩士が誘導員を追いかける。続いた浅井康太が1車上げて
正攻法に構える。浅井-吉田敏洋が前団、吉澤純平-平原康多-木暮安由で中団、
単騎の中村がこれに続き、古性優作-佐藤慎太郎-成田和也が後方の並びで落ち着く。
残り3周の青板から古性が上昇。古性に並ばれた浅井は車を下げる。今度は吉澤が
踏み上げ、赤板から先行態勢を取る。単騎の中村が4番手、古性は5番手、浅井は8番手の
一本棒に。ペースを上げる吉澤に対し、打鐘の3コーナーから反撃に出た古性は
3番手に追い上げる形で木暮と激しくからむ。そこを浅井が2コーナーからまくり上げる。
3コーナーから番手まくりを打った平原が浅井を合わせ切り、先頭でゴールを駆け抜けた。
平原後位を死守した木暮が2着に続き、浅井の後ろから伸びた吉田が3着。
5月27日に最終日が行われた。メインの「スーパープロピストレ
3車で結束した関東勢がレースを支配。平原康多が浅井康太に合わ
制して、賞金315万円(副賞含む)を獲得した。
前回の京王閣記念を4連勝の完全V。正月シリーズの立川記念以来
優勝でようやく軌道に乗り始めた平原康多が、ラインの結束力で巡
チャンスを抜かりなくモノにした。
「古性(優作)の動き出しが早くて、その結果(自分たちのライン
スパートになった。(吉澤)純平も勝てる力があるし、勝てる仕掛
スイッチが入っちゃった。純平がすごい力を見せつけたレースだっ
青板を過ぎて古性がレースを動かすと、誘導を降ろした吉澤が先行
京王閣でも平原、木暮安由を付けて敢然と風を切った吉澤に、迷い
別線に主導権を譲る隙を見せず、吉澤がそのまま徐々にペースを上
古性が打鐘の2センターから襲い掛かる。
「浅井(康太)が8番手っていうことで、古性もかぶる前に来るな
予想していたところでは来てくれた。結果的に浅井の絶好のまくり
どの辺まで引きつけてっていう感じだった。ちょっと引きつけすぎ
最終1コーナーで古性を振って間合いを取ると、今度は浅井が好ス
「(番手から)出る予定がなかった」と、ギリギリの判断を迫られ
浅井に出られながらも、番手まくりで瞬時に加速。合わせ切って先
駆け抜けた。
「出る予定がなかったぶん、テンポがズレた。でも、そこから(浅
踏み勝てたんでよかった。(今年は)いままで勝てなかったことの
そういうのをつかめていますね。武田(豊樹)さんは
(スーパープロピストレーサー賞の)勝率がすごい高いイメージが
今回はいなかったんで関東で引き継ぎたかった」
スーパープロピストレーサー賞を4度制している武田が、今シリー
武田不在を感じさせない関東勢の奮闘を木暮とのワンツーという形
「高松宮記念杯に向けて気持ちが入っているので、そういうのが出
思います」
関東からは誰一人決勝に進むことができなかったダービーでは、近
ラインの競輪をまざまざと見せつけられた。その悔しさを胸に平原
高松宮記念杯に照準を絞っている。
最終2コーナー手前で外から古性に押し込められた木暮安由だった
差し込みながら冷静に対処。3度ワンツーの前回の京王閣記念に次
4度目の平原追走の2着。
「3番手らしい競走ができましたかね。純平君がいつも勝負どころ
ラインの役割分担が決まっているんで、それをしっかりやれた」
浅井のまくりに乗った吉田敏洋は、直線で外を伸びるも3着まで。
称えて納得する。
「いや、強い浅井が。タラればだけど、平原じゃなければまくって
俺もよく付いていった。後ろに付いてたのに、脚が痛いのは初めて
一度は平原よりも前に出た浅井康太は、コーナーで合わされ最後は
「自力を出していいレースはできた。吉田さんも自力があるので、
できるか、しっかり仕掛け切るかだった。見せ場は作れたかな? まだまだ上を
目指してですね」
レース経過
号砲で各車出渋るが、中村浩士が誘導員を追いかける。続いた浅井
正攻法に構える。浅井-吉田敏洋が前団、吉澤純平-平原康多-木
単騎の中村がこれに続き、古性優作-佐藤慎太郎-成田和也が後方
残り3周の青板から古性が上昇。古性に並ばれた浅井は車を下げる
踏み上げ、赤板から先行態勢を取る。単騎の中村が4番手、古性は
一本棒に。ペースを上げる吉澤に対し、打鐘の3コーナーから反撃
3番手に追い上げる形で木暮と激しくからむ。そこを浅井が2コー
3コーナーから番手まくりを打った平原が浅井を合わせ切り、先頭
平原後位を死守した木暮が2着に続き、浅井の後ろから伸びた吉田
ではまた








