優勝は 南 潤 選手‼

初優勝 《史上最速》おめでとうございます✨



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函館ナイター競輪20周年記念「スターライトクラウン」は4月29日に4日間に渡る熱戦に
幕を下ろした。激戦を勝ち抜いた9名による決勝戦を制したのは南潤。後位のもつれが
あったとはいえ、堂々の逃げ切りでデビュー後最速のGIII優勝記録を更新した。併催され
たガールズケイリン「スターライトティアラ」の決勝戦は尾崎睦が力強くまくって
完全優勝を飾った。

北の大地で新たな伝説が生まれた。南潤がデビューからわずか298日でのGIII初優勝を
達成。2年前の当地記念で新山響平(107期)がマークした387日を大きく更新した。
「とりあえず優勝できて、うれしいですね。勝ちを意識してまくりとかじゃなく、
いつもどおりのレースをしようと思ってました。結果が出たんでよかったです」
2度目のGIII決勝の舞台。大記録のかかった一番でも迷いはなかった。打鐘前から
全開スパート。同型のライバル達を豪快にねじ伏せた。
「警戒されて構えてしまうと後手を踏んでしまうので、踏み合いになっても力でその上を
行こうと思ってました。大矢(崇弘)さん、鈴木(庸之)さんと踏み合って、正直、脚は
残ってなかったです。(優勝は)ゴールするまでは分からなかったですね」
この優勝で7月松戸のサマーナイトフェスティバル、11月の小倉競輪祭と2つの
ビッグレースへの出場権利を手に入れた。ファンの注目は高まるばかりだ。
「デビューして、まだ1年足らずですからね。もっとレベルの高いところで学べると思う
と楽しみです。上の人のレースを見て、いいところを吸収していきたいと思います」
新時代の旗手として、これからの競輪界を引っ張っていく。超新星の今後の活躍から目が
離せない。
南の後位に飛び付いた鈴木庸之は山本伸一をさばいて番手を奪取。その後ろでためていた
山下渡が直線で鈴木を交わして2着に入った。
「(鈴木)ノブが頑張ってくれましたね。作戦としては南が叩くようだったら飛び付こうと、
大矢が先制するようなら3番手を確保して先まくりと。その内のひとつの作戦がはまって
くれました。自分は伸びているし、感触は悪くないけど、ノブとラインを固めてくれた
真崎(新太郎)さんのおかげです。この2着は大きいですね」
鈴木庸之が選んだ戦法は飛び付き策。3着に敗れたとはいえ、持てる力と技は
出し尽くした。
「あの展開ならハコ勝負と決めてました。ダッシュ勝負で番手を取ったんですが、南君が
ちょっと流して山本さんがまた追い上げてきたので、それを張っていっぱいでした。
南君が強かったけど、頭を使ってやれることはやったので、あとは脚ですね」
大矢崇弘は初のGIII決勝で何もできずに終わってしまった。
「あの展開は想定できていたけど、流れが早くて対応できなかったです。別線を警戒する
のに脚を使ってしまって…。外を踏んだ時は脚が重かったです。実力不足ですね」

レース経過
号砲で南潤が出て、そのまま山本伸一-松岡孔明で続くラインが前受け。以下は小林則之、
鈴木庸之-山下渡-真崎新太郎、大矢崇弘-柴田洋輔での周回となる。
青板バックで大矢が上昇を開始。大矢は赤板前4角で誘導を下ろしてハナに立つ。南は
7番手まで下がり、鈴木が3番手に。大矢が後続の動きを窺う中、2角で南がスパートし、
これに合わせて鈴木もダッシュ。打鐘で鈴木の主導権へと変わるが、2センターで南が
力ずくで叩いて先頭に立つ。鈴木は飛び付き策に転じ、懸命に南に続いてきた山本を
2角でドカして番手を奪取。バックからは松岡がまくりに出るが、山本を乗り越えるのに
脚を使って伸びず。南を、鈴木-山下-真崎のラインが追う態勢で直線に戻るが、南は
後続の追撃を許すことなく押し切った。2着には、鈴木の外を踏んで伸びた山下が入る。





ではまた星空星空星空星空星空