優勝は 山田 英明 選手

おめでとうございます‼



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小松島競輪場で開催された第6回「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」は
3月25日に3日間の熱戦に幕を下ろした。国際自転車トラック競技支援競輪を制したのは
山田英明。赤板過ぎに郡司浩平を突っ張って、佐々木豪の先行を受けると2コーナー
まくりで圧勝。嬉しいGIII初優勝を飾った。
なお3日制トーナメントで開催された「KEIRIN EVOLUTION(ケイリン
エボリューション)」は福島武士が優勝した。


赤板ホームでの判断が全てだった。上がってきた郡司浩平を突っ張ると、山田英明は
中四国3車を受けて絶好のポジションを確保。「脚に来ていたけど」と振り返るが
佐々木後位から番手まくりに出た松浦悠士を2コーナーまくりで飲み込んだ。
ようやく山田がGIIIを制した。
「正直うれしいです。無理くり来るなら引くけど、郡司は出させないと決めていた。
そこだけですね。キツかったんで、1回郡司を見たけど来てなかったので行けと。
松浦は番手まくりだから、行けると思わなかったです」
3年前の富山記念決勝では一番にゴール線を駆け抜けたが内抜きで失格。
「みんなに言われるけど、全然気にしてない」というが、その後もGIII優勝には
手が届いていなかった。
「前回のGI(全日本選抜)で獲りたい、獲りたいってレースをして、結果うまく
走れなかった。それで自分のレースをしたほうがいいのかなと思った。後悔は
してないけど、今回はしっかり自分のレースをしようと思っていた。やっと獲れたんでね。
(ウィナーズカップの裏開催だが)メンバーがよくてよかったです
これでまたひとつステップアップした。そして「最初からGIを獲るだけと思っている」。
この先の目標もブレない。自分らしく走ることを再確認した山田が、ここからも
快進撃を続ける。

3月名古屋記念に続き、またしても決勝2着。GIII初優勝を逃した松浦悠士は佐々木の
頑張りに応えられなかったことを悔やんだ。
「豪に悪いっすね。獲りにいって獲れなかったんで。合わせられると思ったけど…。
頑張りに応えられず申し訳ない。止まったと思ったけど、山田さんが強かった」

単騎の藤木裕は九州勢を追う形から外を強襲。鋭い伸びで3着に食い込んだ。
「2着まで頑張りたかったですね。6番車で優勝を狙うのはおこがましい。
それはもう少し点数を上げてからですね。今回(の優出)は前が頑張ってくれたおかげ。
それは分かっている。決勝でも前々に踏めているし、動き的には悪くない。だいぶ
脚は上がってますね」

前が1着まで行っているだけにワンツーを決められなかった大塚健一郎は硬い表情。
「今日は全部(山田に)任せていたし、すごいいい判断でした。自分は何もしてないし、
迷惑をかけてしまった。デキがよくないですね。トレーニングして全て見つめ直して
きます」

6着の郡司浩平だが敗戦のなかにも収穫はあった。
「何もできてないんでアレだけど、手ごたえは悪くない。次につながると思うし、
それだけの手ごたえはありました」

佐々木豪は初のGIII決勝戦でも臆することなく主導権を握った
「中途半端だけはしたくなかった。叩いて先行態勢に入った時点であのまま踏むしか
ないと思った。しっかり主導権を取ってレースは動かせたけど、9着では…。
山田さんのダッシュがすごかった」

レース経過
号砲で山田英明が飛び出して誘導員を追う。山田後位に大塚健一郎が続いて前団を形成。
以下隊列は藤木裕、佐々木豪-松浦悠士-池田良、郡司浩平-神山拓弥、川口公太朗の
並びで落ち着く。
レースが動いたのは青板の2センターから。郡司が前団まで上昇すると、山田は誘導を
下ろして出させない。その上を佐々木が打鐘で押さえて先行策に出た。中四国勢を受けた
山田が4番手を確保。藤木が6番手に追い上げ、郡司は7番手で最終ホームを一本棒で
通過する。別線の動きを確認した山田は、車間を詰める勢いで2コーナーから踏み込む。
ジワジワと前団に迫るが、松浦に番手まくりで応戦される。さらに、2センターで
池田のブロックを受ける苦しい展開も、諦めずに踏んで4コーナーの下りで再加速。
松浦をゴール寸前で交わして優勝を果たした。2センターから外を踏んだ藤木が、
直線で強襲して3着に食い込んだ。






ではまたお年玉お年玉お年玉お年玉