優勝は 武田 豊樹 選手

おめでとうございます‼

ダービー失格 欠場‼

鬱憤を吹き飛ばす優勝🏆

花粉症 骨盤骨折と最近はイマイチも優勝とは恵まれた⁉


ケイリンメールマガジンを読んで参考に……🌠


松山競輪場を舞台に開催されている「第2回ウィナーズカップ(GII)」は
3月21日に最終日を迎えた。激戦の決勝はまくった平原康多を追った武田豊樹が、
直線で差し切って勝利。一昨年9月の岐阜記念以来、一年半ぶりにGレースを優勝した。
なお、ガールズケイリンコレクションは小林優香が優勝した。

苦しみ抜いた先の勝利だった。昨年8月のオールスターで落車。約2ケ月の長欠から
寬仁親王牌で復帰を果たすも、満足いく走りはできなかった。それでも武田は
不屈の精神力で己を磨くと、状態が徐々に上向く。そして、大舞台の決勝で
勝負強さを発揮し、「第2回ウィナーズカップ」を制覇した。
「(前回は)いつ優勝したかわからないですね。(一昨年の)岐阜記念だったと
思うんですけど。長いですね。良い時も、悪い時も、平原(康多)君と一緒に
走ってますから。最近は(ワンツーが)決まってなかったので、すごく嬉しいです」
努力が報われたのは、幾度も連係を重ねた盟友・平原の番手から。原田研太朗が
赤板の2コーナーで出ると、先に切った三谷竜生が番手で粘る。これでペースが緩むと、
平原が勝負所を逃さずスパート。武田は踏み出しこそ続くも、1センターで口が
空いてしまった。「離れてしまいましたね。課題の残るレースでした」。
それでも、諦めずに平原を追いかけると、直線で追いつきざまに交わして優勝をつかんだ。
「骨盤を折ってからスピードが出ないので。悩み抜きながら、普段のトレーニングを
考えてやっていたんですけど。決勝も番手戦で加速がまだちょっと(本調子ではない)。
追いついて待つと後ろから食われるなって言う感じがあったし、2日目の反省を生かして
(前に踏んだ)。ゴール前は何とかワンツーを決めたいなって思いでしたね。
ここは(09年9月の)オールスターを獲っている競輪場ですから
(ファンの声援を受けて)懐かしく感じましたね」
1ケ月半後に控えるダービーは、斡旋をしない処置により不参加。体のメンテナンスを
含めて、3ケ月後の高松宮杯に標準を絞る。
「ダービーは自分が不甲斐ないレース(1月和歌山記念での失格)で制裁を受けたので。
次の宮杯に向けて体作りをしたいですね。怪我したことによって、体のリズムが
すべて悪くなったので。直すことに専念しながら、またこういう大きい舞台で
勝負したって気持ちで一杯です」

平原康多は、ゴール前で交わされて準V。それでも、武田の優勝を心から祝福した。
「(三谷が粘るのは)考えてなかったです。もう少し待ってもよかったけど、
自分のレースをして終わりたかったので。無理やりホームで、力任せで行きました。
僕の優勝じゃないけど、ラインで決まったし、武田さんが勝ったので。武田さんは
自分と一緒に(昨年のオールスターで)こけて。怪我した2人でゴールできたし、
1着と同じくらい嬉しい終わりかたですね」

平原にまくられた原田研太朗は、前を追って3着に入線。しかし、ラインで決められず、
レース後の表情は暗い。
「(三谷の飛びつきは)全然、頭に入ってなかったです。SS(班)は何でも
対応してくるなと思いました。一番嫌な展開になったんで…。自分も色んな展開に
対応していかないと。後ろに3人いてくれたのに、自分の仕事ができず申し訳ないです」

三谷竜生は流れの中で番手勝負に出たが、結果は伴わなかった。
「飛びつきはそこまで考えてなかったです。あの位置であのペースだったので、
引いたときに(平原に)行かれたら勝負権がなくなるので。しょうがないですよね。
引き出す感じになってしまって…。また次頑張ります」

単騎の浅井康太は、最終ホームを最後方で通過。2コーナーからまくり上げたが、
前が遠かった。
「(三谷)竜生が粘った時に内にいくか、外にいくか迷ってしまって。そこで
迷わなければよかったですね。でも、感触もそんなに悪くなかったし、
また楽しみながら頑張りますよ」

地元の期待を背負った渡部哲男だったが、三谷に競り負けて7着に終わった。
「(三谷は)たぶん粘る気だったと思う。自分の弱いところを突かれた感じも
あったんでね。ホームで勝ちそうな雰囲気はあったけど、(外に関東勢が来て)
アンコになったところでひるんだ。そこが敗因ですね」


レース経過
号砲が鳴ると別線の動向を見て平原康多が出る。前が平原-武田豊樹で以下の隊列は、
原田研太朗-渡部哲男-香川雄介-橋本強、単騎の浅井康太、三谷竜生-村上義弘で周回。
三谷が8番手から上昇して、赤板で誘導を降ろして先頭に立つ。近畿勢に切り替えた
浅井が3番手。そこを追いかけた原田が、押さえて先行態勢を取る。が、三谷は番手で
粘り打鐘を迎える。ペースを落とした原田の後ろは、三谷-村上(イン)と渡部-香川の
併走になり橋本。浅井が橋本の内を突くと、後方の平原が最終ホーム手前から反撃に出る。
原田もペースを上げるが、平原がスピードの違いでまくり切る。武田は平原に離れ気味。
原田が3番手から関東勢を追いかけて、後位は三谷が取り切る。いったん最後方まで
下げた浅井は、まくるも不発。
直線の入り口でようやく平原に追いついた武田が、その勢いで平原を追い込んで優勝。
ロングまくりの平原が2着、3着に原田。





ではまたおねがいおねがいおねがいおねがいおねがい