
優勝は吉田 敏洋 選手
地元優勝 おめでとうございます✨
ケイリンメールマガジンを読んで参考に……





名古屋競輪開場68周年記念「金鯱賞争奪戦・楽天カップ」は3月
決勝戦は青板3コーナーから先頭に立った高橋和也を山本伸一が打
叩いて主導権。最終ホームから巻き返した浅井康太が村上義弘とか
浅井マークの吉田敏洋が2コーナーから自力に転じて12年3月の
通算2度目の記念優勝を飾った。
なお9Rに行われたS級ブロックセブンは中団まくりの鈴木庸之が
2月の全日本選抜で落車し、続く静岡記念を欠場。前検日の「もう
欲しかった」という言葉が吉田敏洋の本音だった。不安な体調面を
仲間の力であり、地元記念にかける吉田の精神力。「嬉しいっすね
と話す目は少しうるんでいた。
「今回は(地元記念を)獲るためにこうしなきゃ。4日間、それを
和也が決勝に上がってきて、決勝の並びも正直迷ったけど、獲るた
考えて。浅井が頼もしかったね。あのユニフォームに相応しい男で
打鐘で高橋和也が叩かれると、浅井康太がホームから巻き返す。し
当然のように村上義弘の抵抗が待っていた。
「1コーナー、2コーナーは絶対に村上さんが来るところ。浅井が
分かっていたし、そこが勝負だと思っていた。あおりで共倒れでは
一番キツいところを冷静に回れたのがよかった」
2度目の地元記念を制した達成感はある。しかし、「今まではここ
今は最終目標じゃない」と勝利の余韻にひたるつもりはない。「次
まずは2日後からはじまる石垣島での支部合宿でタイトルを狙える
単騎の松浦悠士は吉田のまくりに続く絶好の流れになったが逆転は
「最後はトシ(吉田)さんのペースにはまった。地元のパワーです
思ったところで吉田さんがすかさず踏んだのでヨシと思った。その
思ったけど…。あそこまでいくと悔しいですね」
3着の菊地圭尚だがレース後に口を突くのは自分自身へのいらだち
「言うことはないですね。(松浦は)ずっと勝負どころでフワフワ
しゃくっとけばよかった。連日の村上さんを見てると合わせるのか
2コーナーで前が浮いているときも内、外どっちに行くか迷ってし
全部、人任せ。いい着を取ってもモヤモヤ感が残る。ダメっすね」
吉田を勝利に導いたのは最終ホームから仕掛けた浅井康太の気迫だ
「無理やりだったけど、あれしかないでしょう。村上さんはサラ脚
出てくるのは分かってました。村上さんじゃなければワンツーだっ
いいもがき合いができて楽しかった。あれを乗り越えられるように
(吉田の優勝で)よかったです」
村上義弘は4着。それでも山本伸一の気迫に応え、二の矢、三の矢
中部勢に真っ向から勝負を挑んだ。
「精いっぱいやりました。浅井が来るのが思ったより早かったです
ブロックしながら次を考えてました。1回返されて、その後に内を
行ったんですが、その外を行かれました。地元勢が強かったです」
レース経過
号砲で各車が出方をうかがうと、一呼吸置いてから村上義弘が誘導
山本伸一を迎え入れる。村上後位には成清貴之が続いて前団を形成
菊地圭尚-成田健児、単騎の松浦悠士、高橋和也-浅井康太-吉田
高橋が青板の2コーナーから上昇。3コーナーで誘導員を下ろし、
この動きに松浦、菊地ラインも続く。山本は7番手に下げて前との
赤板で一気に踏み込む。抵抗する高橋から、打鐘で主導権を奪い返
見極めた浅井は、成清後位にスイッチ。最終ホームから踏み込むが
ブロックを受ける。すると、浅井マークの吉田が、2コーナーから
大外をまくり上げる。番手から踏んだ村上と浅井の争いを横目に、
先頭に躍り出た。そのまま力強くゴールを目指すと、追ってきた松
振り切って優勝。松浦はゴール前で迫ったが、あと一歩及ばず準V
2センターから外を回して3着に入った。
ではまた








