
優勝は古性 選手
おめでとうございます‼
ケイリンメールマガジンを読んで参考に……



静岡競輪場で開催された開設65周年記念「たちあおい賞争奪戦(
2月20日に最終日が行われた。
近畿コンビが激突。好位キープからまくった古性優作が、
通算4度目の記念優勝を遂げた。また、一発勝負の「KEIRIN EVOLUTION
(ケイリン エボリューション)」は、加賀山淳が後続をちぎって逃げ切った。
「とくになかった」と、作戦を振り返ったように、古性優作“
判断力が光った。強力な布陣ができあがった関東勢を翻ろう。
自力に転じた平原康多より先に踏んで優勝をもぎ取った。
「自分が3番手まで行くのか、あえて(
ところなのか瞬時の判断でした」
青板を過ぎると早めに上昇を開始。
取鳥雄吾ラインの後ろに割り込むと、
「あそこの位置の取り方が良くなかった。
使いたくなかった」
内に切り込んでの位置取りを反省するも、
そこからは外の吉田をけん制しながら踏み場を確保して、
「取鳥君が掛かっていたし、しんどかった。大槻(寛徳)
追いかけてきた。準決の反省を生かして、
大槻のブロックを乗り越えて古性が先頭に立つと、村上義弘も内、
近畿2人のゴール勝負は、4分3車輪で古性に軍配が上がった。
「自分みたいな選手に任せていただいたんで、
そうすれば自分がダメでも、村上さんはと思っていた。
助けていただいた」
通算4度目の記念制覇は村上とのワンツー。
GI決勝進出も単騎の新田祐大に優勝をさらわれた。
「自分みたいな選手は、ホンマに一走、一走、
できない。記念を獲ったくらいで満足することなく、
GIを戦うためにやっている。ここは通過点です」
今年のグランプリは、ここ静岡が舞台。
初戴冠を果たし古性が戻ってくる。
「ここのお客さんはすごく熱いし、
GIで優勝してグランプリに乗るっていうのは、
自分が信じているレース。そこを一年間、ブレずに走り続けたい」
最終2センターで大槻と絡んでいた村上義弘に外から平原も降りて
苦しい流れのなかで、
「古性が完ぺきなレース運びをしてくれた。高い意識をもって、
それでいてクレバーな部分もあった。
負けなんで、負けてすがすがしいっていうのはない。でも、
惚れ惚れするような走りだった」
吉田が不発でまくった平原に乗った神山拓弥が、外を伸びて3着。
「(平原は)外を踏まされてキツそうだった。
自分は最低限ですね、3着に入れたんで」
即席ラインで取鳥とのタッグを組んだ大槻寛徳は、
悔やむことしきり。
「(取鳥は)気持ちいいですね。あれで獲れない俺は弱い。
それがダメでも村上さんのところにスイッチしないと…」
吉田の余力を見極めてまくりに転じた平原康多だったが、
「外から(まくりを)仕掛けてスピードが乗り切らなかった。
相手にスイッチが入ってたらキツいなと思ってたら、そうなった。
部分で負けていた」
レース経過
周回は吉田-平原-神山-和田-成田-取鳥-大槻-古性-
青板1コーナーから上昇した古性に対し、
3コーナーから和田が動くと取鳥はこの動きに乗って吉田にフタを
この間に正攻法には和田が。
吉田を飛ばした古性が内にいた和田もキメて3番手を確保。
ピッチを上げる。
2コーナーから古性が仕掛けると3コーナーで前団を飲み込んだ。
平原と内からは大槻にからまれアンコになったが、
横一線の3着争いは平原に続いて大外を伸びた神山が制した。
ではまた






