優勝は菅田 選手‼

おめでとうございます‼



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大宮競輪開設69周年記念「東日本発祥倉茂記念杯」が1月21日に最終日を迎えた。
無傷の3連勝で勝ち上がった平原康多と近畿勢、好調な柴崎淳らが激突した
決勝戦を制したのは菅田壱道。吉澤純平と平原の連係が乱れ、吉澤が単騎で
近畿勢に襲いかかると、その吉澤を目がけてバックまくり。2009年の久留米以来、
自身2度目となる記念優勝を飾った。
なお9Rに行われたS級ブロックセブンは坂本亮馬の先まくりを飲み込んだ坂本貴史が
制した。

文句なしの3連勝。無傷で勝ち上がった地元のエース、平原康多の存在が際立っていた
決勝戦だった。しかし、その決勝戦を制したのは伏兵、菅田壱道。打鐘過ぎ4コーナー
から仕掛けた吉澤純平が叩けないと判断した平原が1センターで5番手に下りると、
吉澤は単騎の仕掛けに。その吉澤を目がけて1センターから仕掛けた菅田が
3コーナーで前団を飲み込んだ。
「自分のタイミングで踏めたし、体が勝手に動いた。調子がよかったんでしょうね。
考える前に体が外を踏んでたんで。考えて溜めて、溜めてと思ってたら、
(村上)博幸さんに張られてた。考えずに踏めたのが勝因ですね。力勝負で
勝てたのは自信になります」
デビュー3年にも満たない2009年6月、久留米で記念初優勝を飾った。その後は
「GIを獲る」ことを目標に掲げたが、怪我もありGIどころか記念優勝もできなかった。
「(家族に)やめたいと言ったこともある…」。そう振り返ると、菅田は言葉を
詰まらせた。
「長かった9年ですね。結果が出ず、苦しかった。何回も腐りそうになったけど、
踏みとどまって勝てたんで。まだ信じられないけど、間違ってなかったなと思う」
2度目の記念優勝を飾った菅田の次なる目標は「もちろんGI」だ。雌伏のときは過ぎた。
「力の差はある。まだまだ甘えることなく力を付けていきたい」。最後は晴れやかな
笑顔で意気込みを話した。

外で粘る吉澤を迂回する形で4コーナーから外を回した村上博幸が菅田にもう然と
迫ったが、わずかに届かなかった。
「ええ伸びやったけどね。スピード的には届いたと思った。でも自信を持って
走れてますね。届かなかったけど、納得の伸び足だった。でも、あそこまで
行ったら勝ちたかったですね」

稲垣裕之は3着。吉澤とバックからつばぜり合いをしている上を菅田に
まくられてしまった。
「吉澤君も平原君が付いてるからね。古性(優作)君と吉澤君が普段以上に
ぶつかり合って、そのなかで古性君が頑張ってくれた。チャンスがあったけど、
力不足でしたね」

地元で完全優勝。その期待を一身に背負って戦った平原康多だったが、1センターで
橋本強をキメた勢いで柴崎淳の内に差し込み抜け出せず。2センターから巻き返すも
前は遠かった。
「吉澤君が行けないと思ってキメに行ったら内に差してしまった。負けパターン
ですね。ただ吉澤君とこうやって失敗して勉強していかないと。いつも勝てる
わけじゃないですし、悔しいけど次回また頑張ります」

「ミスは最終バックでしたね」と悔しそうにレースを振り返るのは柴崎淳だ。
「(吉澤に)菅田が一人で付いて行ったんで、小野さんとかぶる前に付いて
行けてたら優勝してた。あそこだけですね。ちょっと悔しい」


レース経過
号砲で平原康多が出て、目標の吉澤純平を迎え入れる。吉澤-平原が前団、
古性優作-稲垣裕之-村上博幸、柴崎淳-橋本強で中団を形成、菅田壱道-小野大介が
後攻めで隊列は落ち着く。
赤板で菅田がゆっくり上昇を開始。柴崎がこのラインを追っていく。打鐘前に菅田が
誘導員を下ろしてピッチを緩めると、柴崎が切って、その上を古性が押さえて主導権。
8番手となった吉澤は打鐘の4コーナーから反撃に出るが、古性もペースを上げる。
吉澤が厳しいと判断した平原は1センターで内に降りる。吉澤を追いかける形から
菅田が外を好回転でまくり上げる。番手まくりで応戦した稲垣、さらに吉澤を
バックで抜き去った菅田がそのまま後続の力強く振り切った。吉澤の外に回して
追い込んだ村上がゴール寸前で稲垣を交わして2着に入った。





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