優勝は 和田 真久留 選手

おめでとうございます‼



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防府競輪開設68周年記念「周防国府杯争奪戦」は11月5日に最終日を迎えた。12レースに
行われた決勝戦は新山響平、猪俣康一が単騎で戦う超細切れ戦。青板2コーナーから
ハイペースで逃げる稲毛健太を打鐘過ぎ2センターから新山がまくるとうまくこの動きに
切り替えた和田真久留が直線鋭く抜け出して嬉しい記念初優勝を飾った。
なお9RのS級ブロックセブンは日当泰之の逃げに乗った高橋大作が好展開を生かして
快勝した。

「嬉しいです。よかったです」。表彰式を終えて検車場に戻ってきた和田真久留は
笑顔で記念初優勝の感想を口にした。主導権を握る近畿勢の後ろを取れた時点で優勝の
確率はかなり高くなったはず。それでも「稲毛さんもハイペースでキツかった。
いつ単騎の選手が飛んでくるかわからないし、余裕はなかった」。先に動いて位置を
取った和田真も脚力を消耗していた。そこに打鐘過ぎ2センターから仕掛けてきた新山が
迫って来たが、和田真は俊敏に新山を追いかけた。
「新山(のスピード)と松岡さんが出て行くのか。そこを見極めて和田(健太郎)さんと
ゴール前勝負と思った。来なかったら松岡さんより前に仕掛けるつもりだったので、
すぐ反応できました」
9月青森記念の落車で鎖骨骨折。今回は1カ月ぶりの実戦だったが、「1カ月充実していた。
休養や見つめ直すこともできたし、それが大きく影響した」と初日からブランクを
感じさせない走りを見せていた。さらに過去4走で2度の優勝実績がある防府競輪場との
相性も和田真に味方した。
「これからは競技でも競輪でも結果を出せれば。そこは追い求めていきたい。
(記念初優勝で)気持ちのなかでひと区切り。これから新しい一歩を踏み出せると
思います」
記念優勝を足がかりに、次はビッグレースでも。これからも和田真は一段ずつ
ステップアップしていく。

松岡健介が新山、和田真を合わせ切れずに後退すると、村上義弘は和田健を
さばきながら踏み込み2着に食い込んだ。
「健太が気合いを入れて頑張ってくれた。ただ(新山が)強かったです。うまく健介が
新山の後ろに入れればと思ったんですけどね。そこからは健介を見ての判断に
なりました」

打鐘過ぎ2センター、9番手から仕掛けた新山響平は3着。単騎でも十分に見せ場を
作ったが惜しくも優勝はならなかった。
「座り直さなければ…。出切って2センターで座り直さなければタレなかった。あれで
それまで骨盤が入っていたのがおかしくなったので。今日は詰まったら行こうと
思ったけど、なかなか詰まらなくて。太田が内に行って戻ってきたので、ここしか
ないなと思って行ったら意外と伸びた。自力を出せてよかったです」

和田真マークの和田健太郎は一瞬の判断ミスを悔やんだ。
「一瞬迷っちゃった、内に行こうか。地味に締めてもいたし。ミスった。新山がまくって
いって、真久留が付いて行ったのにもったいなかった。2(着)か3(着)にはなれた」

新山の仕掛けを追いかけられれば、太田竜馬にも記念初優勝のチャンスはあった。
「(新山が)来るとは思わなかった。もったいなかった。また次頑張ります。
焦ったわけじゃないので」

松岡健介は「何とかしたかったですけど…」。稲毛の頑張りに応えることができず肩を
落とした。

レース経過
号砲が鳴ると、単騎の猪俣康一が誘導員後位へ。以下隊列は単騎の新山響平、太田竜馬-
松浦悠士、和田真久留-和田健太郎、稲毛健太-松岡健介-村上義弘で周回を重ねる。
レースが動いたのは青板前から。稲毛の上昇に反応した和田真がインを斬る。その上を
稲毛が押さえ、青板の1センターから主導権を握った。ハイピッチで駆ける稲毛に対し、
最後方に置かれた新山が打鐘の2センターから反撃を開始。抜群のスピードで前団に
迫ると、番手まくりを敢行した松岡を力でねじ伏せる。和田真は最終2コーナーから
新山後位にスイッチ。2センターから車を外に持ち出すと、新山を直線半ばで交わした。
目標がまくられた村上だったが、直線で鋭く伸びて2着に食い込んだ。単騎で力勝負を
挑んだ新山だったが、あと一歩及ばず3着。





ではまた花火お年玉花火お年玉花火お年玉