優勝は 柴崎 淳 選手花火花火花火



おめでとうございます‼


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平塚競輪場開設67周年記念「湘南ダービー(GIII)」は、10月31日に最終日が行われた。
決勝は赤板で5車が落車する波乱の展開に。勝負の行方は、3番手となった柴崎淳が
直線で追い込んでV。8年ぶり、3度目の記念優勝を果たした。また、第9レースでは
S級ブロックセブンが行われ、大竹歩がまくりで制した。

赤板過ぎで5車が落車する大アクシデント。難を逃れた柴崎淳は、慌てることなく
思考を切り替えた。車を引いて笠松信幸とドッキングすると、「(三谷)竜生と
スプリント戦みたいになって、追い出しをかけました」と冷静にレースをコントロール。
最後は、4コーナーから踏み込んで激戦を制した。
「(作戦は)4番手を狙おうと思っていて。郡司(浩平)が無理にでも来たら入れようと
思っていました。(落車で)人数が少なくなって、獲らなあかんという気持ちに
なりましたね。最後はギリギリまで待って。稲川(翔)さんが前を見て踏み込む
タイミングと同時くらいに(仕掛けた)。(記念優勝は)8年ぶり3回目ですね。
(一回目の記念優勝が8番車で)ピンクはご縁がある」
来年、地元で行われる全日本選抜に出場するため尽力したが、出場は厳しい状況に。
しかし、この優勝で一筋の光明が差した。
「(地元でGIが行われるのは)選手をやっている中で、最初で最後かもしれない。
(当落上にいた9月松戸記念では初日に5着になって)気持ちの面が…。でも、3日目から
吹っ切れて、気持ちの整理がつきました。一戦、一戦が大事だと思って、気持ちを
切らさずに走ろうと。(競走得点を一気に上げて)これで出場できたら、
本当に持っていますね」
これで、前回の豊橋FIに続き、2場所連続での優勝。気持ちの切り替えが風向きを変えた。
まだまだ目標へ予断は許されないが、最後まで前を向いて戦い抜く。
「自分の中では、まだまだ(状態を上げて)いけそうな気持ちがある。上り調子です。
自転車に乗っていてもストレスがない。気持ちよく楽しんでレースができていますね。
(選考期間内のレースは)あと、(11月の)別府と和歌山なので頑張ります」

落車を避けて三谷の番手回りとなった稲川翔。絶好の展開が訪れたが、柴崎に屈して
惜しくも準V。
「(三谷)竜生も頭を切り替えて、ゴールまでしっかり駆けてくれました。最後の最後まで
力を出し切って、どっちかが優勝できればよかったけど。残念と言うか、
申しわけない気持ち。最後は脚力ですね。柴崎が強かったってことです」

先行した三谷竜生が3着。慎重に言葉を選びながら、アクシデントがあった
レースを振り返る。
「何とも言えないですね。(落車後は)駆けた方がいいなと思って。でも、
カカり切らなかったです。カカり切っていれば、どちらかが優勝できたと思います」

笠松信幸は、直線で車が伸びず4着に終わった。
「ビジョンを見たら4車だった。(2センターから)内にいこうと思ったら、
柴崎がいかなくて。それでバックを踏んでしまった。あそこしか(チャンスは)
なかったですね」

地元の期待を背負った郡司浩平だったが、赤板で落車してレースが終わってしまった。
「(作戦は近畿の番手に飛び付くことも)頭に入れて、最悪4番手と思っていました。
(近畿勢より)先に斬ればよかったですね。怪我は大丈夫だと思うので、体調を整えて」

レース経過
号砲で笠松信幸が出て中部勢が前受け。柴崎淳-坂口晃輔-笠松、郡司浩平、阿竹智史、
三谷竜生-稲垣裕之-稲川翔、新山将史で周回を重ねる。
赤板ホーム入り口で三谷が上昇を始めると、合わせて郡司もダッシュ。ここでまさかの
事態が発生する。軽く外に振る坂口と郡司が接触してともに落車。稲垣、阿竹、新山も
次々に巻き込まれていった。大外に避けた稲川が1センターで内に降りて、柴崎の
インを掬って三谷とドッキング、その後ろに柴崎―笠松と、打鐘前には4人だけの
レースになってしまう。事態を把握した三谷はギリギリまで引き付けて最終ホームから
スパート。一方、柴崎は落ち着いて仕掛けず、そのままの態勢で4コーナーへ。
直線勝負に持ち込まれ、外を鋭く伸びてくる柴崎をけん制しながら稲川もタテに踏むが、
柴崎が伸び勝った。





ではまたグラサンびっくりグラサンびっくりグラサンびっくり