優勝は 古性 優作 選手‼

おめでとうございます✨


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熊本記念開設67周年記念「火の国杯争奪戦」in久留米が10月19日~22日の日程で
開催された。細切れとなった決勝戦。ラインの先頭は深谷知広、中川誠一郎に
吉澤純平とそうそうたる顔ぶれだったが、激戦を制したのは古性優作だった。
記念優勝は今年3月の松阪以来3度目。来月にひかえる競輪祭へ弾みをつけた。

強力な機動型ばかりがそろった決勝戦を制したのは古性優作だった。「(初手の)
位置はどこでもよかった」。後ろ攻めから、最初にレースを動かすと吉澤純平の
仕掛けを受けて3番手を確保。単騎で2コーナーからまくった小松崎大地にヨコまで
迫られたが、冷静に飛ばしてコースを空けると、武田豊樹との直線伸び比べを制した。
位置取りも含め、古性らしさを発揮した勝利だったが、古性は硬い表情でレースを
振り返る。
「レースがよくなかったですね。しっかり自分が先に仕掛けないといけないけど、
ちょっと待ってしまった。あれだからG1で活躍できない。(調整して)セッティングは
よかったですけど、今日のレースみたいなことがないように反省したいと思います」
事故点の累積で8月、9月と配分が止まった。「(その間)練習しかしてなかった。
正直、苦しいというかモヤモヤしてた」。復帰戦となった寛仁親王牌でも古性の
真骨頂ともいえる走りで勝ち上がったが、準決勝で失格。今大会でそのモヤモヤを
多少は晴らせたはずだ。このあとは福井、防府とFI戦を走って競輪祭を迎える。
この優勝で、今年最後のGI戦へも弾みがついた。
「来月の競輪祭に向けていい流れができたと思います。でも今日のレースだったら
GIで勝てないので、もっとしっかり組み立てて頑張りたいです」
勝っても反省。だからこそ古性の強さがある。最後の大一番、競輪祭でも古性が
攻めの走りでファンを魅了するはずだ。

まくり不発に終わった中川誠一郎の番手から内に切り込んだ小倉竜二が直線鋭く
伸びて2着に食い込んだ。
「風とかで突っかかって気づいたら最終バック。誠一郎はもうちょっと行くかなと
思ったけどね。内がガラ空きやったんで、行かせてもらいました。コースは
見えてたけど、足りんかったですね。でも追加でやったほう。悪くはないと思います」

4角番手で回ってきた武田豊樹だったが、惜しくも優勝はならず。それでも笑顔で
弟子の吉澤を称えた。
「純平が強い。まくらせなかったね。彼が頑張ってくれました。(古性の上昇に
吉澤が続かず、その上を)中川が切ってくれればと思ったけど、行かなかった。
それで切るまでの距離が長くなったから。純平はやることをやって深谷を
まくらせなかった。本当に強かったです」

3連勝で勝ち上がった中川誠一郎はまくり不発の小松崎のあおりを受けて大きく外へ。
地元記念連覇はならなかった。
「(古性を)切って(吉澤を)待つか迷ったけど、そこから古性が内に来るかも
しれないのを気にしたりするくらいならと思った。甘えが出ましたね、少し。
もう少し早めなら(小松崎の)内も行けたけど、あの1車がデカかったですね。
やっぱり仕掛けるのは最終ホームでした。不完全燃焼です」

吉澤純平は9着に敗れたが、出し切ったレースを満足げだ。
「(古性が切った上を叩くと)早めになっちゃうんで、中川さんが切ってくれると
助かったけど。そこで脚を使いました。(古性が粘るか)ギリギリのところで行きました。
持つ距離ではあるけど、風とか中団に古性がすんなりだったし緩められなかった。
武田さんが1着ならよかったけど、力不足です」

一方の深谷知広は後方で動けず。「最終日まで体力がなかったですね。(最終ホームで
内に差し込み)集中力もなかったです」と言葉少なにレースを振り返った。

〈レース経過〉
号砲で各車見合った状態から、浅井康太が誘導を追って正攻法の位置へ。そこに
深谷知広を迎え入れて前団を形成。以下隊列は、中川誠一郎‐小倉竜二、
吉澤純平‐武田豊樹、古性優作‐南修二、小松崎大地の並びで落ち着く。
青板の1センターから古性が上昇して誘導員後位が入れ替わる。この動きに小松崎、
中川も続く。深谷は車を下げて後方へ。6番手となった吉澤は、深谷を警戒しながら
前との車間を空けると、赤板の1センターから一気に踏み上げ打鐘で主導権を握った。
茨城コンビを受けた古性は絶好の3番手を奪取。中川が6番手、深谷は8番手で
最終ホームを一本棒で通過する。5番手の小松崎が2コーナーからまくり上げると、
古性はこれを2センターでブロック。すぐさま車を外に持ち出すと、直線で追い込んだ。
2着は、2センターから空いた中のコースを鋭く伸びた小倉。吉澤マークの武田は
車間を切って別線の動きに備えていたが、直線で伸びを欠き3着に終わった。





ではまた流れ星地球流れ星地球流れ星地球