優勝は諸橋 愛 選手‼

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グランプリが見えてきた⁉


ケイリンメールマガジンを読んで参考に………☺



武雄競輪場で開催された第33回「共同通信社杯(GII)」は9月19日に最終日を迎えた。
決勝戦は村上義弘、平原康多に渡邉一成とSS3名による3分戦。レースは平原が
俊敏な動きで北日本ラインを粉砕すると、続いた諸橋愛がゴール前で平原を交わして
ビッグ初優勝を飾る。優勝賞金2130万円(副賞を含む)を獲得し、賞金ランク7位に
浮上した。

デビューから20年。そして79回生としては初めて諸橋愛がビッグレースを制した。
最終1コーナーからまくった平原康多がバックでけん制する新田祐大の内に切り込む
トリッキーな動き。「そこは想定外だったけど、冷静に対応できたかな」。
遅れることなく続くと、4コーナーで新田を飛ばして粘る平原をゴール前でとらえた。
「正直、優勝できると思ってなかったのが本心だけど、チャンスがあればと思ってました。
4コーナーでは抜けないなと思ったけど、ゴール前で抜けてるって感じがあったし、
周りを見ながら誰もいなかったんで(優勝は)自分だなと」
今年の7月で40歳を迎えた。「自分は天才肌じゃない」。そう話す諸橋が遅咲きで
ビッグレースを制したのには、様々な出会いと意識改革があった。
「40歳で輝くことができるのは、周りや江嶋(康光・福岡・39期・引退)さんとかに
よくしてもらって。そういうのがなければ自分はここにいない。歳を重ねて
体力が落ちてきたときに江嶋さんに出会って、自分の考えが足りないな。
それが少しずつ分かってきた。2年、3年計画でトレーニングして、それが出てきたのが
去年、一昨年。競輪というものをイチから考えてひたすらやってました」
この優勝で賞金ランクは7位にジャンプアップ。「狙える位置まで来てるのかな。
しっかり残りのGIや残りの試合に集中して、グランプリに出られたらなと思います」。
次走は9月28日からの松戸記念、そして直後には寬仁親王牌も控えている。
後半戦も一戦一戦気を抜くことなく戦い抜いた先にグランプリ初出場が待っている。

平原康多は持ち味を存分に発揮した。俊敏な動きで北日本勢を翻ろうしたが、
惜しくも優勝はならなかった。
「行けるところで全開でカマシ気味のまくりで行きました。2段駆けは見えていたんで、
越えられないと思ったんで内に行きました。優勝しか狙ってなかったんで。
悔しい気持ちはあるんですけど、いつも戦ってる仲間なんで優勝と同じくらい嬉しい。
(2着の結果は)力が足りないだけです」

新田祐大にとって平原の動きは想定外だった。渡邉一成の頑張りに結果で応えることが
できず、3着に終わったレースを悔しそうに振り返る。
「気持ちは入ってたけど、空回りしちゃったのが。(平原のまくりは)振れば
合わせられると思ったし、振れば(ラインの)誰かが優勝できると思った。
そこ勝負してゴールまでと思ったら、内にすごい気配があって見たら
平原さんがいたんで…。ふっ飛んじゃいました。考えた結果、あの動きになったのが
敗因になってしまった」

単騎の松谷秀幸は周回中から関東ラインを追走。チャンスのある位置だったが、
守澤太志にからまれたのが痛かった。
「一成が前と思ったけど、(初手の並びで)そこだなと思った。平原なら踏んで
中団を取るだろうと思ったんで。そこまではよかったけど、最後もらっちゃったんで。
アレがなければ面白かった」

叩かれたとはいえ村上義弘は渡邉一成との真っ向勝負を選んだ。
「両面で構えてました。後ろも付いてるんで凡走にならないように。レースを作りながら
相手の出方を見ようと思った。(渡邉が)強かったです。また次(のGI)に向けて
一生懸命頑張るだけです」

4コーナーで落車した渡邉一成は「自転車はダメ。怪我は心の傷です」と幸い大事には
至らなかったようだ。
「ダッシュに任せて出切れると思ったら村上さんに抵抗されて、僕対村上さんみたいな
レースになった。平原さんが来た感じがあったので、もう1回踏み込んだけど、
僕の隣には新田がいるはずなのに平原さんが走ってたのでびっくりした」


レース経過
号砲で平原康多が出て、平原-諸橋愛の関東コンビが前受け。単騎の松谷秀幸が続き、
中団に渡邉一成-新田祐大-守澤太志の北勢、村上義弘-村上博幸-稲川翔の近畿勢が
後攻めで周回。
青板3コーナーからレースが動く。村上義が上昇を始めると、渡邉は引いて中団に
近畿勢と態勢が変わる。村上義は北勢の動きを見ながら2コーナーでダッシュ。
打鐘で村上義が先手を握るが、追った渡邉は間髪入れず襲い掛かる。村上博が
けん制に行くも、凌いだ渡邉はホームで村上義を叩いて主導権。村上義は中団に下がる
一方、平原が1コーナーからまくり出て、強烈な加速で前団迫る。これにバック番手
まくりで応戦せんと、新田が車を外に外した瞬間だった。平原はスピードを殺すことなく
内に切り込む。イン平原、アウト新田で車を併せてモガき合いとなるも、新田は
2センターで遅れる。さらに平原の動きに付け切った諸橋が4コーナーで新田を弾き、
優勝争いは関東コンビの一騎打ちに。粘る平原をゴール前で交わした諸橋が
GII初制覇を達成した。





ではまた地球グラサン地球グラサン地球グラサン