優勝は深谷 選手

おめでとうございます‼

ダービーに向けて快進撃は続くのか?

復活を期待します✨


ケイリンメールマガジンを読んで参考に………🌠



平成28年熊本地震被災地支援競輪、開設67周年記念「よさこい賞争覇戦」は4月18日、
4日間にわたる熱戦に幕を下ろした。優勝は深谷知広。2コーナー、6番手からまくった
原田研太朗の仕掛けに乗ると、最後は大外を一気。上がり13秒4の好ラップで
昨年9月青森以来、通算14度目の記念優勝を飾った。なお、災害復興支援レースは
畑段嵐士が制した。

レースは打鐘前から目まぐるしく動くなか、「早めに動いたんで1回下げたほうが。
でも思ったより前で動いて想定外だった」と話す深谷知広は終始後方8番手。
ヒヤヒヤしながらレースを見ていたファンは多かっただろう。しかし、
最終2コーナーから原田研太朗がまくり上げると、そこから一気にスパート。
出切った原田を4コーナーでとらえると後続をぶっ千切った。
「(優勝は)久しぶりなんで嬉しいです。原田君は踏み出す前から行っちゃうだろうな
って雰囲気は感じた。その動きを見て自分も仕掛けて行こうと思った。
思ったより伸びてよかった」
前検日に「ある程度いい練習ができた」と手ごたえをつかんで今シリーズを迎えていた。
初日に逃げ切って好スタートを決めると、オール連対での優勝。「初日は先行できたけど、
そのあとは3日間まくりになってしまった」。レース内容こそ反省するが、
4日間見せたパフォーマンスは圧巻だった。
このあとは24日からの函館FIを走って京王閣ダービー。「しっかり脚を落とさないように
練習して。ダービーに向けて仕上げていきたいです」。前半戦最大のヤマ場でも
深谷の力走が見られそうだ。

先まくりの原田研太朗は2着。昨年12月の広島記念決勝と同じようなレース展開だったが、
要所、要所のロスが明暗を分けた。
「中四国ラインやし、(取鳥ラインの後ろ)そこは譲らんとこうと。単騎も入れる
つもりはなかったし、死守して勝負。それなら中四国のみんなに優勝するチャンスが
あるんで。でも昌己さんがしゃくってきたのがキツかった。(まくったとき)
2コーナーのぼらされたし、2センターは桑原さんのブロックでフワッとなった。
あれがちょっとしんどかったですね」

井上昌己が深谷と口が空いた芦澤辰弘を張りながら4コーナーから外に持ち出す。
結果は3着だったが、レース後は組み立てを反省しきり。
「(最終ホームで仕掛けるのは)まだ長いかなと。ヤマシン(山本伸一)も
仕上がっているから、あそこは…。それで俺がバック入れて、ハラケン(原田研太朗)が
そのまま(まくって)行く形になった。中途半端でした。貴久に悪いことをした」

記念初優出の芦澤辰弘にとっては、ほろ苦い結果に終わってしまった。
「あのスピードで3コーナーをのぼられたら千切れる。限界値を超えている。
(何回か仕掛けるポイントがあって)自分はそこで脚を使ってしまった。
何回か後ろに付いていないとダメですね。ただ、いいカンフル剤になりました」

シリーズを通して力強い走りを見せた取鳥雄吾。決勝戦でも果敢に
最終バックを取ったが、原田のまくりに屈した。
「何もできんかった。4日間、バックを取っただけ。(山本の後ろに)入ったけど、
流されたんでけっこう詰まって我慢できんかったです。1人で焦ってますね。
また頑張ります」

単騎の山本伸一にとっては難しいレース展開となった。
「脚余ってもったいない。9着でもいいから仕掛けてもよかった。1回切って
雄吾じゃなくて、ハラケンか深谷の3番手。でも真後ろから雄吾が来て、
慌てて踏んで失敗した。このメンバーを相手に位置取ってからまくっては
難しいですね。課題が見えたんで練習します」


レース経過
号砲で深谷知広が勢い良く出て、スタートを取る。深谷に芦澤大輔が付けて前団、
中団に原田研太朗-小倉竜二、井上昌己-松岡貴久が収まり、単騎の山本伸一が
7番手、取鳥雄吾-桑原大志が後攻めの順で周回。
赤板から取鳥が上昇。これに合わせて原田も踏み上げる。打鐘前に取鳥が
先頭に立つと原田の内をすくって井上が3番手を取りに行く。井上との外併走を
嫌った山本が前に出るが、その後位に入った取鳥がすかさず叩いて最終ホームから
主導権を握る。このラインを追った井上を山本が一発でさばいて3番手を確保。
井上は4番手で態勢を立て直す。最終2コーナー、6番手から原田が好回転でまくり上げる。
8番手から徳島勢を追っていた深谷がさらに2センターからその外を豪快にまくって
圧勝した。深谷マークの芦澤は離れ、先まくりを放った原田が2着。
直線でしぶとく外を伸びた井上が3着に入った。





ではまた流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星