優勝は郡司 選手‼

おめでとうございます✨



ケイリンメールマガジンを読んで参考に…✌

川崎競輪場を舞台に開催された平成28年熊本地震被災地支援・開設68周年記念・
桜花賞「海老澤清杯(GIII)」は、11日に最終日が行われた。4日制の記念では初めての
ナイターとなった今シリーズの決勝は、地元の郡司浩平が通算3度目の記念Vで桜花賞を制した。
また、一発勝負での9レース「KEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)」は、
長島大介がまくりで勝利した。

ウィナーズカップ初代王者に輝いた郡司浩平が、01年の高木隆弘以来となる地元勢の桜花賞制覇を
グレードレース連覇で成し遂げた。
昨年12月の佐世保記念では石井秀治に、そして今年2月の奈良では根田空史に記念初Vをプレゼントする
先行策を披露。南関勢には欠かせないキーマンとなった郡司が、ホームバンクで主役の座をS班に
渡すことなく演じ切った。
「桜花賞は地元がなかなか獲れなくて、地元で期待もされていたんで最高の結果です」
4分戦の細切れのなか、南関勢だけが3車のラインを形成。「郡司さんの前で走るのが目標だった」
の渡邉雄太が迷いなく主導権を握ってグングンと飛ばす。最終ホームでは一本棒の展開。郡司は
盤石の態勢を築くように、逃げる渡邉との車間を切った。
「(別線に)粘られなかった時点で僕がしっかり番手でかばおうと思った。もしかしたらホームで
(別線が)来るかと思ったけど、(渡邉)雄太も踏んでくれた。ただバックでは絶対に来ると
思ったんで、車間を空けながらいつでも張れるようにはしていた」
読み通り6番手からまくった稲垣裕之が抜群のスピードで迫ったが、郡司に焦りはなかった。車間を
詰めながら稲垣をブロックすると、落ち着きはらった追い込み勝負から直線で抜け出した。
「稲垣さんの勢いを止めながら、雄太には悪かったけど早めに踏ませてもらった。小原(太樹)さんが
締めていてくれたのもありがたかったです」
前述した奈良記念、トラック競技支援(田中晴基)、四日市記念(山中秀将)と2月は南関地区が
GIIIを席巻。3月ウィナーズカップでは郡司が、ビッグ初制覇と南関勢に風は吹いている。
「僕も番手を回らせてもらったし、できることをしようと。まだまだ先はあるんで気は抜けない。
(平塚グランプリ出場権の獲得へ)一年間、そのつもりでやっている。まずは(GIを)獲るくらいの
つもり、それで結果賞金で(グランプリに)乗れればいいけど。高いモチベーションで、そこ(GI)に
ピークをもっていけるように。(今年GII、GIIIを優勝して)あとひとつ」
ビッグに続いて念願の桜花賞を手に入れた郡司の視界には、GI奪取の文字がしっかりととらえられている。

大仕事をした郡司の後ろできっちりインを締めていた小原太樹が、陰の立役者。直線では踏み負ける
ことなく2着をキープした。
「自分のあれ(ミス)で壊さないようにと思っていた。(別線に)ごっそり行かれてしまうことも
あるんで。冷静に郡司君の動きを見られたし、自分の仕事ができた。それでゴール勝負ができたのは
よかったです」

インを切って南関3車を受けた菅田壱道は、3着に追い込むも悔しがることしきり。郡司のブロックが
誤算だった様子で唇をかむ。
「郡司が前に踏むっていう頭でいたんで…。自分は郡司が前に踏む態勢しかとってなかった。優勝が
見えただけに悔しい。脚を余した。郡司が横に振った時に、内が全部空いてたし優勝するんだったら
そこでした」

渡邉雄太は、地元ワンツーの大役を果たす先行策を初めての記念決勝の舞台で遂行した。
「残りたかったですけど、いまの僕じゃ無理ってことがわかりました。3コーナーで郡司さんが
めちゃめちゃ外にいたんで、そこは踏まないとヤバいと思って踏みました」


レース経過
迷わずスタートを取った浅井が正攻法に構えると、周回は浅井康太-中川誠一郎-稲垣裕之-椎木尾拓哉
-渡邉雄太-郡司浩平-小原太樹-菅田壱道-永澤剛の並び。
青板バックから上昇した菅田の動きに渡邉が続くが、この動きを内から稲垣がけん制する。2コーナー手前で
菅田が切ると同時に渡邉も飛び出して打鐘前から主導権。先に動いた菅田は狙いどおりの4番手を確保。
内の浅井がやや踏み遅れると稲垣が6番手に入り、浅井は後方8番手に置かれてしまう。渡邉がペースを
落とすことなくハイピッチで飛ばすと、ホームからは郡司が徐々に車間を空けて後続の出方をうかがう。
6番手の稲垣は2コーナー手前からの巻き返しでグングン加速。鋭く前団に迫ったが、引きつけた郡司が
これを3コーナーでブロック。一発で稲垣を仕留めると、そのまま前に踏んで地元(ホーム)記念を初優勝。
続いた小原と地元ワンツーを決めた。



ではまた流れ星流れ星流れ星流れ星