
優勝は平原 選手
おめでとうございます‼
去年は落車で苦しんだが、今年は力でもぎ取った勝利



地元の記念優勝から休養


武田 選手とワン ツーは流石



グランプリ出場を決めた‼
ケイリンメールマガジンを読んで参考に……❗
平成28年熊本地震被災地支援競輪・第32回読売新聞社杯「全日本選抜競輪(G1)」は2月19日に
決勝戦が行われ、4日間のシリーズに幕を下ろした。2017年最初のG1シリーズ。激戦を勝ち抜いた
ベストナインによる大一番は、最終ホームからまくった新田祐大を、平原康多が追い込んで優勝。
7度目のG1制覇を遂げるとともに、年末の競輪グランプリ2017の出場を決めた。
「まさかなって感じです」。昨年の競輪祭に続いて、平原康多がまたしても盟友・武田豊樹と
ワンツーフィニッシュ。土壇場でグランプリに滑り込んだ競輪祭は勝負強さを1番に感じさせたが、
今回は”勝つべくして勝った”シリーズとなった。
「武田さんが連日後ろってこともあって、プレッシャーのなか競走した結果が今回の走りに
つながったと思う。自分がやるべきことをしっかりやってきた結果、ラインが4車になったんだと思うし、
皆にチャンスがある走りをしようと思ってました」
近畿勢を分断すると、新田祐大の絶妙なカマシを追っていく。最後は「死ぬ気で抜きに行かないと、
後ろの人にもチャスがないなと思った」とラインを気遣う余裕も。初手から最後まで、全てが完璧に
近いレースとなった。
「前受けは4人で決めて。後ろを確認したら浅井君の所まで引いても仕方ないと。最悪(近畿の)
2段駆けもあるから、引いて巻き返してもチャンスがないなと判断しました。稲垣さんとの競りが
長引いたぶん、新田君が行きやすくなってしまったけど、僕も踏み込んでいたので。(去年は)初日に
失格して終わってしまったけど、そのぶんも今回はよかったです」
そして、初日に失格した昨年から一転し、今回の優勝。誰よりも早くグランプリ出場を決めたが、
戦いはまだはじまったばかり。「次のG1に向けて気持ちを切り替えて。この結果におごらずに努力し続けて。
もう明日から練習します」と、次の戦へ準備をする。
執念の追い込み勝負で平原に迫った武田豊樹は準優勝。初の地元G1で4日間、全力で走り抜いた。
「どんな展開でも2人で決めるのが1番ですから。平原君が勝つ競走をしてくれた方が自分も生きる。
脚がたまらなかったですね。もう少しためられれば抜けていたと思います。勝てれば納得できたけど、
勝てなかったのは脚力不足です。今回はいい緊張感を持って走れました。仲間が勝ったんで、
おめでとうという気持ちです」
単騎の新田祐大は圧巻のスピードを披露。3着に敗れたとはいえ、持てる力はすべて出し切った。
「(平原が)粘ることもあると思っていましたし、レースの中で対応して、しっかり反応できました。
力を出し切るレースに持ち込めたけど、平原さんの強さに負けました。余裕を持って抜かれたし、
武田さんにも行かれてしまって、自分の力のなさを痛感しました。1か月後にウィナーズカップがあるので、
しっかり調整して頑張りたいです」
平原に競り負けた稲垣裕之は前を向く。
「展開なんで粘られたのは仕方ない。もう少し抵抗できれば良かったですね。今後はこういうレースも
増えてくると思うし、これを課題にして、プラスに考えて頑張りたいですね」
果敢に風を切った三谷竜生は「先行するつもりだったけど、結果的に新田さんにまくられていますから。
次また頑張ります」と気持ちを切り替えていた。
決勝戦レース経過
号砲が鳴ると、武田豊樹が別線の動きを見ながら誘導員を追う。ここに平原康多を迎え入れ、武田後位には
諸橋愛―神山拓弥が続き関東勢が前団を形成する。以下隊列は、それぞれ単騎の新田祐大、浅井康太、
三谷竜生―稲垣裕之の近畿勢、単騎の和田健太郎で周回を重ねる。
レースが動いたのは青板の3コーナーから。三谷が勢いよく上昇して平原に並びかけると、打鐘前で誘導を
降ろし主導権を握る。一度車を引きかけた平原だったが、一瞬の判断でイン粘りを敢行。三谷後位を取り合う。
近畿勢に続いた和田、浅井は車を下げる。三谷が最終ホームからペースを上げると同時に、
前団のもつれを見た9番手の新田も反撃を開始。新田は番手を取り切った平原のけん制も乗り越えて
前団を飲み込むと、そのままグングンと加速。しかし、平原が2コーナーから新田を追いかけて空いた
車間を徐々に詰めていく。諸橋は稲垣に絡まれて前を追えない。2コーナーから踏み込んだ浅井も前団に迫る。
平原は4コーナーで新田を捕らえると、続いた武田の追撃も振り切ってV。3着は新田と浅井で接戦となったが、
新田に軍配。
ではまた




