
優勝は渡辺 選手
地元優勝 おめでとうございます‼
犠牲になった新山 選手 菊地 選手
成田 選手 お疲れさまでした



メールマガジンを読んで参考に………
いわき平競輪場で開催されている熊本地震被災地支援・いわき市市制施行50周年記念・
開設66周年記念「いわき金杯争奪戦(G3)」は1月29日、4日間に渡る熱戦に幕を下ろした。
決勝は新山響平の番手を回った渡邉一成が、最終3コーナーから番手まくりを放って
地元記念を制覇。通算7度目の記念Vを成し遂げた。なお、第9レースに行われた
熊本地震災害復興支援レースは、鈴木裕が中団からまくって勝利した。
タイトルホルダーとして地元に凱旋した渡邉一成。地元の主軸、そしてS班として
負けられない一戦だったに違いない。そんな重圧の中で主役の座を守り抜き、
見事地元記念を制覇した。
「(今シリーズは)SS班が1車になって、山崎(芳仁)さんがプレッシャーを背負って
走っている気持ちがわかりました。神輿を担ぐ側ならいいですけどね。でも、良い経験に
なりました」
決勝は優秀戦でも連係した新山響平が目標。失敗した優秀の反省を生かしてファイナルに
臨んだ。レースは新山が赤板で主導権を握ると、古性優作に粘られることなく番手を
キープ。最後はシビアに3コーナーから番手まくりを放って激戦を制した。
「今日は響平が駆けるか駆けないか。粘られたとしても、そこは僕の仕事なので。
でも、(新山が)落ち着いていましたね。出切ってから流して、(打鐘の)バックから
踏み上げるくらいの感じで。(番手から踏んだのは古性が)来てからです。じゃないと
園田(匠)さんの突っ込みもあるので。踏み込んでから『ガシャン』って聞こえて。
でも、そこで戻ったら2日目みたいになるので」
今年初戦の大宮記念では、まさかの二次予選で敗退と不甲斐ない結果に。それでも重責を
全うし、今後も控える多忙な戦いへの糧とした。
「大宮記念もあったけど、今年の初めに地元記念を走れたのは、今年一年の大きな
財産になりましたね。これで一年を通して(S班として)走れると思います。全日本も
あるけど、その前に2月2日からインドでアジア選手権もあるので」
これで通算の7度目のG3制覇。勢いそのままに、連覇の掛かる全日本選抜でも暴れ回る。
北日本勢を追った単騎の松谷秀幸は、直線で菊地圭尚を交わして2着。優勝こそ
ならなかったが、納得の表情。
「(新山が)めちゃくちゃ強くて。どんどん掛かっていく感じでした。もう誰も
来れないと思ったし、自分も仕掛けられなかったですね。あそこで仕掛けられれば、
もうワンランク上にいけるんですけど。でも、いまの脚では上デキです。単騎なりに
自分でも動けました」
園田匠は最終バックで9番手の大ピンチ。それでも、落車を避けて山田英明の仕掛けに
続くと、直線で強襲して3着。決勝でも鋭いキメ脚を見せた。
「余裕はありましたよ。あったからこそ、落車を避けられました。ヒデ(山田英明)が
仕掛けてさえくれれば届くと思っていましたね。でも、直線でヒデと腕が当たって緩めて
しまった。それがなければ2着まではいけたかな。とりあえず、これで競輪祭の権利を
ゲットできたし、今年1年が楽になりましたね」
山田英明はレースの組み立てを悔やんだ。
「今日はいろいろ考えていたけど、車番も悪くて。単騎は気にならなかったですね。
でも、古性君が勝負に出るかなとか、いろいろ勝手に思ってしまいました。人任せの
レースはよくないですね。全日本ではしっかり組み立てたい」
渡邉のVに貢献した新山響平。それでも、表情を崩さずレースを振り返った。
「(主導権を握ったが)古性さんが粘る気がなかったから。それなら
(他の組み立てを)考えていたかも。万が一を考えて、早めにいって1周半駆けたけど。
踏み上げが弱くて、カカり切らなかった。最後まで踏み切れるように練習します」
レース経過
山田英明がいち早く飛び出し、誘導の後ろを取った。初手の並びは山田―園田匠、
松谷秀幸、新山響平―渡邉一成―菊地圭尚、古性優作―村上博幸、香川雄介。
レースは早めに動き、青板周回の1センターから古性が上昇して前を押さえる。山田は
車を下げず、誘導の後ろは併走状態が続く。すると、新山が赤板のホーム線を目掛け、
カマして先頭に躍り出た。松谷が4番手を取り、以下は近畿コンビ、香川。九州勢は
後方に置かれる。新山はハイペースを保ったまま打鐘を通過すると、最終ホームで
トップスピードへ。新山が懸命に逃げるなか、古性が2コーナー手前からスパートするも、
菊地のブロックに屈して落車。これに村上と香川が乗り上げてしまう。すると、後ろの
アクシデントをよそに渡邉がバックから番手まくりを放つと、そのまま力強く押し切って
地元記念初制覇を遂げた。菊地の後ろから松谷が追い込んで2着に入る。バック最後尾から
園田が落車を避け、そこから猛然と迫ったが3着まで
ではまた



