優勝は中川 選手

おめでとうございます‼

SS級 



ケイリンメールマガジンを読んで参考に………



平成28年熊本地震被災地支援、和歌山競輪場開設67周年記念「和歌山グランプリ」は
1月11日、4日間に渡る熱戦に幕を下ろした。レースは村上義弘が打鐘前から先行。
後方8番手となった中川誠一郎が大外一気のごぼう抜き。
17年のスタートダッシュを決めた。また9レースの熊本地震災害復興支援レースは
松浦悠士が直線で鋭く追い込んで快勝した。

SS班として初めて迎える記念開催で中川誠一郎が豪脚を発揮。
大外を鮮やかに駆け抜け、西日本地区のグレードレース開幕戦を制した。
「うれしいですね。SSはやっぱり緊張感があるけど、
最初のレースで結果が出てよかったです」
GP王者の村上義弘に、浅井康太と手ごわいライバルがそろった決勝戦。
位置取りにはこだわらず、じっくり脚をためてチャンスを待った。
「自分でレースを作って、中団を取りにいくような組み立ても考えたけど、
決勝は1着じゃないと意味がないし、優勝を取りにいこうと。
前を取れなかったのは痛かったけど、一か八かでああいう展開になりました。
今回は準決勝が苦しい展開だったし、それをしのげたのが大きかったですね。
今日は体調もよくて、力を出せばいい勝負ができると思ってました」
オール連対で通算4度目の記念制覇。激動の16年を経て、
進化を続ける中川が今年も九州勢を盛り上げていく。
「まずは今年1年、しっかりSSとして全うできるように。
それで結果を出して、来年もSS班になれれば最高ですね」

4車で結束した近畿勢は村上義弘が先行。3番手を回った三谷将太が
2着に入ったが、ラインから優勝者は出せなかった。
「今日のレースは何も言えないですね。優勝しきれなかったのは自分の脚不足。
また、練習して近畿の選手のみんなに恩返しできるように頑張ります」

ライン4番手を回った地元の西岡正一が3着で確定板に上がった。
「(三谷)将太が入って、それに付いていって、あそこは伸びるコースなので。
最後に藤木君の後輪に接触して、ロックがかかってしまった。
あれがなければ将太は抜けてましたね。でも、地元記念の決勝で
3着に入れてよかったです」

GP王者の村上義弘は魂の先行勝負。近畿ライン4車の先頭で果敢に風を切った。
「今日はとにかく力を出し切ろうと思ってました。脚がないですね。
これからも一戦一戦、頑張るだけです」

藤木裕は浅井のまくりを好ブロックで止めた。
「番手の仕事をしっかりしようと思ってました。(浅井を)止めて、
前に踏む準備をしていたんですけど、自分が未熟なだけです。
今年はまだ始まったばかり。(この成績を)続けていけるように頑張ります」

6番手からまくった浅井康太は強烈なブロックを受けて勢いが止まった。
「村上さんとしっかりもがけたのはよかったです。脚はだいぶいい状態ですね。
久しぶりに4日間、自力で力は出せたと思います。ここからさらに強くなっていきたい」

単騎の木暮安由は先手ラインを追ったが、かぶって持ち味を発揮できなかった。
「あの位置を取れて、サラ脚だったんですけど、かぶっちゃいましたね。
ああいう展開になるとは思ってました」

レース経過
号砲で浅井康太が誘導員を追うと、その後ろに村上義弘が。周回は浅井―
渡部哲男―村上―藤木裕―三谷将太―西岡正一―木暮安由―
中川誠一郎―飯田裕次の並び。
青板の2センターからしきりに後ろに目をやった村上は赤板前から
車間を切って仕掛けに備える。にらまれた中川は動けず、2コーナー手前から
踏み上げた村上は打鐘前から主導権。木暮が近畿勢に続き、前受けの浅井は
すんなりと6番手を確保する。浅井との併走を嫌ったのか、中川は8番手。
打鐘過ぎ4コーナーから村上がペースを上げるとホームから浅井が、
1センターからは村上後位の藤木も車間を空ける。2コーナーから浅井が
まくって行くと藤木は2センターでこれをブロック。空いた内を3番手の
三谷が踏むと、藤木、浅井は外に浮く。直線で先頭に立った三谷は
ゴール目がけて懸命に踏んだが、浅井の仕掛けを追って2センターから
外に持ち出した中川が大外を鮮やかに突き抜けた。






ではまたお年玉お年玉お年玉お年玉お年玉