優勝は古性 選手


地元 記念 初優勝 おめでとう



ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に……………



岸和田競輪場を舞台に開催された平成28年熊本地震被災地支援・開設67周年記念
「岸和田キング争覇戦(G3)」は12月6日、4日間に渡る熱戦に幕を下ろした。
注目の決勝戦は脇本雄太の先行から古性優作が番手まくりを敢行。後続の
追撃をしのぎ、地元でうれしい記念初優勝を飾った。2着に稲川翔が続き
地元ワンツーで決めた。また、第9レースに行われた「レインボーカップ・
A級ファイナル」は吉本哲郎が制した。2着の佐々木孝司、3着の鷲田佳史の
3人がS級2班に特別昇級を決めた。

決勝に大挙6人が参戦した近畿勢。見ごたえある決勝を制したのは、
地元の古性優作だった。優勝を確信し、ゴール後には右手でガッツポーズをつくった。
「ほんまに脇本さんと稲川さん。別線でしたけど村上さんと(三谷)竜生さん、
篠塚さんと近畿の先輩方のおかげだと思います。個人の力では勝てなかったと思います。
色々な先輩に助けられた結果だと思います。その中でチャンスが巡ってきたときに
しっかりと獲れてうれしいです」
レースは青板から三谷竜生が早めに動く思ってもみない展開。それでも古性は脇本の
動きにだけ集中していた。
「脇本さんの番手は緊張しましたけど、付いていこうと。強かったですね。竜生さんも
ここでくるかと思いました」
今年は2月奈良で記念初優参を果たすと、その後もG戦線での活躍。すると寬仁親王牌では
ビッグで初の決勝の舞台も踏んだ。充実一途の一年を経て、最後に地元記念制覇。
来年以降への活躍が楽しみになる。
「今年は初めて記念の決勝に乗れて、特別の決勝にも乗れて。充実した一年でした。
まだ今年もう1本ありますけど、来年もしっかりと頑張りたい。でも今回優勝は
させてもらいましたけど、力の差を感じたレースでした。今回走った自力選手とは
差があるのでその差を詰められるように。この優勝をきっかけにがんばります」

今シリーズは急な追加参戦だった稲川翔だが2着を確保。地元記念優勝こそ逃したが、
笑みを見せ優勝した古性を称えた。
「優勝したかったな。自分が1着の方がよかったですけど。まあ実力通りだと思います。
自分がいい位置を回っていても抜けたかどうか。ほんまに今シリーズはどうなるかと
思ったけど、近畿のメンバーに助けられました」

三谷竜生は最終2コーナーから懸命にまくり上げるも3着が精いっぱいだった。
「(青板から動いたのは)普通にやってもワッキー(脇本)が強いんで一回下げさせて
と思って。(打鐘前は)突っ張ろうと思ったけど、パッと見たらもういたんで。ワッキーが
すごすぎる。普通の人ならいないところですから。まくりは無理矢理。とりあえず
仕掛けないと、と思って。(決勝に近畿6人乗り)みんな強いし、それが当たり前に
なるようにしていきたいです」

古性を記念初優勝へと導いた脇本雄太は、時折笑みを見せながらレースを振り返った。
「(三谷)竜生が上手かった。あそこから押さえにくるとは思わなかったし、気持ちが
入ってるのが分かった。今日はコンディション的にもよくはなかったけど、踏み切れば
ラインでは決まるかなと。残れなかったのは自分の力不足です」

単騎の林巨人は2センターからインを突くも、稲川に締め込まれて4着。
「今日は山崎さんより前にいようと。9番手にならないようにと思っていました。
みんな(自分が)内にいくのはわかっていたと思う。仕掛けてきて、(稲川が)
上にいって、内が空けばと思ったけど、そうはならずに。ワッキーもカカっていたしね」

7着に終わった山崎芳仁はいくべきところでいけなかったことを悔やんだ。
「(脇本と三谷が)やりあうかなと思って、(打鐘の)4コーナーで迷いました。
ホームで仕掛けないとダメでしたね。いくべきでした。(今シリーズ初の自力で)
仕掛けどころを逃しています」

レース経過
脇本雄太がスタートを取り、以下は古性優作―稲川翔、三谷竜生―村上義弘―篠塚光一、
林巨人、山崎芳仁―柏野智典の順で並ぶ。
周回が進み、青板から三谷が早めに押さえにいくと、脇本は車を下げて誘導の後ろが
入れ替わる。赤板を通過したところで脇本が7番手から一気の巻き返しに出ると、
三谷も誘導を下ろして前に踏んでいく。すると両者で踏み合いになったが、脇本の
スピードが上回り、叩いたところで打鐘が入る。三谷は中団に収まり、山崎は8番手に
置かれた。先頭の脇本は一切緩めることなくフカして逃げる一方で、三谷が
2コーナーからスパート。最終バックを通過し、三谷が横まで迫ると、古性が
番手まくりで応酬する。古性は力強くゴールを目指すと、そのまま振り切って
地元で記念初優勝を遂げた。稲川がしっかりマークして2着。三谷も諦めずに
踏んだが3着まで。





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