優勝は 岡田 征陽 選手

おめでとうございます❗




ケイリンメールマガジンを良く読んで参考に……照れ照れ照れ



京王閣競輪場で開催されている平成28年熊本地震被災地支援・開設67周年記念
「ゴールドカップレース(G3)」は、11月1日に最終日を迎え、12Rに決勝が行われた。
激戦を勝ち抜いた9名によるファイナルは、まくった平原康多の番手から地元の岡田征陽が
差し切ってV。通算3度目の記念制覇を果たした。
また、第9レースに一発勝負で争われた「熊本地震災害復興支援レース」は、柴崎淳が
後方からまくって勝利。2着にも濱口高彰がきっちり続き、中部ワンツー決着となった。

地元から唯一のファイナリストとなった岡田征陽。「東京のみんなの想いを背負って
走れたのがうれしかった」と、仲間の声援を力に変えて、見事地元記念を制覇した。
「初日の時点で、後閑(信一)さんが敗退してしまって。本当なら河村(雅章)も入れて決勝を
走りたかったけど、準決でああなって。それは番組のこともあるのでしょうがないですけど。
(決勝は平原)康多君と知れた仲なので、黙って付いていきました。地元(優勝)は格別だし、
素直にうれしい」
グレード戦での優勝は3年ぶり。落車や怪我に悩まされるも、腐らずに戦い続けた。
「良くなってきた時に落車があって。今年はどうなるんだろうと。周りの助けも借りてようやく、
こういう舞台へ戻ってこられました」
「G1からは離れていたけど、このグレードのレースで走れるのは選手としてうれしい」と、
13年にはSS班も務めた岡田が、大舞台へ返り咲くために新たな歩みを進める。
「まずは来年の(当所)ダービーを目標に。今回は地元だから獲らせてもらったけど、
今後は他の記念でも優勝争いができるように頑張ります」

平原康多は岡田に交わされて準V。それでも、流石のレース運びで岡田とゴール勝負を演じた。
「新山(響平)と力勝負をしたいなと思っていたので、良かった。いい位置から
まくっているんですけど、脚を使っているぶん、苦しかったですね。
京王閣は毎回自分が獲れない。でも、しっかり大役を果たせて終われていますね。
終わってからすごい充実感がありますね。状態は前回よりもいい。
競輪祭に一番いい状態にもっていければ」

埼京勢に付けた勝瀬卓也が、しっかり続きラインで上位を独占。「バイク誘導みたいだった」と、
新山をあっさりまくりで沈めた平原のパワーに改めて驚愕した。
「レースは単調だったけど、平原君はああなると予想していただろうし。難しくしないで、
自分が一番いい位置を取りましたね。南関でああいうタイプはキリ(桐山敬太郎)くらいなので、
勉強になります。でも、平原君はラインがあったからあそこから行ってくれたんだと思う。
これは誰も来れないと思いました。(競輪祭の権利を獲得できて)平原君のおかげですね」

まくり追い込みで優勝を狙った浅井康太だが、届かず4着。
「今日も理想の組み立てではありました。展開によっては先行も考えていたけど。自信もあったし
、体と相談してあの位置で。(新車にした)自転車は出ているので、煮詰めて。
次の武雄記念でも使います」

渡邉一成は思惑通りにいかず、後方に置かれて万事休す。上がり10秒6のまくりでも6着まで、
前が遠かった。
「ちょっと他人を頼り過ぎましたね。響平が押さえたら、浅井が叩いてくれないかなって
思ったんですけど。そうじゃなくても、3番手を取り合いになるかなと。まさかの展開でした」

果敢に風を切った新山響平だが、結果はシンガリ負け。
「悔しい以前の問題ですね。脚力的なところ。踏み直しもイマイチでした。力の入り方がよくない。
いつもと違った。わからないけど、緊張ですかね」

レース経過
号砲で渡邉一成がサッと出て前受け。渡邉―山崎芳仁、浅井康太―近藤龍徳、平原康多―岡田征陽―勝瀬卓也、
新山響平―佐藤友和で周回を重ねる。
赤板と同時に新山が上昇を開始。平原が新山ラインに切り替えて続く。2コーナー過ぎに新山が前団を押さえて
先頭に。渡邉はあっさり車を引いて、新山―佐藤―平原―岡田―勝瀬―浅井―近藤―渡邉―山崎の隊形に。
新山はしきりに後続の動きを確認するが、別線からの反撃はなく、最終ホーム入り口から一気にペースを
上げて先行態勢に入る。これで絶好となったのが、すんなり3番手を手にした平原。2コーナーからまくると、
何の抵抗も受けずに3コーナーでは新山を捕らえて、そのままライン3人で出切る。追って浅井も外へ踏み出すが
前が遠い。スピードを落とさず直線に戻った平原が押し切るかに、ゴール寸前で岡田が一伸び。逆転で
地元Vを飾った。





ではまたおねがいおねがいおねがいおねがい