
優勝は荒井 選手
おめでとうございます‼
マサカの深谷 選手と新田 選手の牽制と邪魔のレース‼
真面目に走れアホ




ファンを無視した走りは今後に影響を及ぼす‼




ケイリンメールマガジンを読んで参考に………✴
千葉競輪場を舞台に開催された平成28年熊本地震被災地支援・開設67周年記念
「第9回滝澤正光杯(G3)」は10月18日、4日間に渡る熱戦に幕を下ろした。注目の
決勝戦は4番手の好位に付けた荒井崇博が3コーナーからまくり気味に追い込んで優勝。
一昨年4月武雄以来13度目のG3優勝を果たした。2着に濱田浩司、3着に山田幸司が
入り3連単は35万円超の波乱となった。
優秀戦でも壮絶な争いを演じた新田祐大と深谷知広が人気を二分した一戦。
両者の力勝負に期待が集まったが、優勝をかっさらったのは荒井崇博だった。
「吉澤だろうが、深谷だろうが先行するラインに付いていくのが第一。ラッキーだった。
後ろを見てからなんて対応できないし、あそこしか狙ってなかった。後ろが来ても
しょうがないという気持ちで。自分のタイミングで前に踏んだだけ。いい緊張感が
あってよかった」
前期の途中から自力に戻して以降動きは軽快だった。それでも「こんなに上手く
いっていいのかなって思ってた。(自力に)戻したからといって、こんなにすぐ
よくなると思ってなかった」と本人の中でも試行錯誤をした上での結果だった。
怪我もあり一時は競走得点も100点を切るなど不調に苦しむ時期もあったが、
この優勝で通算4度目の制覇を目指す地元武雄記念へも弾みがついた。
「武雄(記念)に向けてやってきたことがここで出た。(武雄記念も)何とか形に
なりそうでよかった。(来年の)競輪祭にも出れるしね、今年は出れんけん。でも
今日はつぶれるまで飲んでいいかな」
最後はいつもの“荒井節”で豪快に笑い飛ばし、また上のステージでの活躍を誓った。
濱田浩司は絶好の3番手だったが、一瞬の判断の迷いによって2着に終わった。
「今日は取れるところからと思ってたけど、吉澤君も淡白なレースはしないし、
強引にでも行ってくれると思ってたのであの位置に。最後はちょっと入るのが、
振り返ってみると遅かったですね。もっとスッと入れてればいい勝負だった。
もう少し先に外踏む余裕があればね。内入ってのレースになってしまった。
空いたから結果が出たけど、空かなかったら終わってたし…。でも納得は
してます。上出来だと思います」
3着には新田が不発とみるや、2センターから内に進路を取った山田幸司が入った。
「終始ピリピリした緊張感がありました。新田君はいつ行くか分からないし。
最後は突っ込みが甘かったけど、3着まで届いたんで満足です」
新田祐大は深谷を意識しすぎた結果、レースの組み立てを誤った。
「完全に組み立てを失敗した。深谷君を警戒しすぎたのと、相手(吉澤)の動きを
過信したというか、あそこまで早くにペースを上げていくとは思っていなかった。
せめて荒井さんの位置にはいなきゃダメでしたね。でも自分で修正すべきところは
わかったので、競輪祭には生かせると思います」
3日間好勝負を演じてきた深谷知広は、勝負どころで9番手に置かれ、またしても
決勝でムラのある面を見せてしまった。
「中途半端、すべてが中途半端な結果になってしまいました。レースが見えて
なかったです。でも開催通して収穫はあったので、また次に向けていきたいです」
新田、深谷相手に先行勝負を挑んだ吉澤純平はシンガリ負けに終わるも力は
出し切った。
「今日はある程度先行勝負をしようと思ってました。みんな強いんでいつ
飛んでくるか分からなくて意識しすぎました。いかれたくないという思いが
強くて難しかった。でも持ってる力は出したつもり。力付けて出直します」
レース経過
周回は深谷知広―椎木尾拓哉―荒井崇博―柳詰正宏―新田祐大―山田幸司―
吉澤純平―小林大介―濱田浩司の並び。
赤板の1コーナー過ぎから吉澤が上昇すると、深谷は車を下げて打鐘過ぎに
誘導員も退避する。荒井が4番手を確保し、6番手は内に深谷、外に新田で併走に。
最終ホームから吉澤がペースを上げると、やや遅れた深谷を締め込んだ新田が
6番手を取り切る。さらに椎木尾に切り替えられた深谷は最後方になってしまう。
小林、荒井がそれぞれ車間を空けて後続の仕掛けに備えるが、新田はしきりに
深谷を警戒して動かない。深谷のバックまくりでようやく新田も仕掛けたが、
2センターから荒井が合わせて巻き返す。荒井を張りながら小林が踏み込むと、
あおりを受けた新田、深谷は不発に。空いた内を濱田が抜け出したが、外の荒井が
伸び勝ち14年4月の武雄以来2年半ぶり、通算13回目の記念優勝を飾った。
〈9R KEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)〉
最終日の9レースに行われたケイリンエボリューションは佐藤博紀が制した。
レースは栗山俊介が最終ホーム手前からスパート。前受けから飛び付いた佐藤と
金子幸央で後位は併走が続く。最終4コーナーで外の金子が力尽きると、佐藤が
栗山の後位から直線一気に追い込んだ。
「前から攻めたかったので取れてよかった。栗山君、金子君のどちらかが
カマして来るだろうし、その後ろを狙って飛び付こうと考えてました。外に
(金子が)いたけど、ルールでは締めこまれないので、そこで我慢して、
空けば前に踏もうと思ってました。最後は武井(大介)さんが迫ってきたので
焦りました。格上の選手はやっぱり脚が違いますね。でも、なんとか勝てて
よかったです。今日は展開ですね。これから競輪もしっかり頑張ります。
もっと上のレースで戦えるように、気を引き締めて走ります」
地元の武井大介は初手から佐藤の後位を追走。直線は逃げる栗山と佐藤の間を
鋭く伸びて2着に入った。
「スタートで前の方にいれたのが大きかったですね。でも、難しかった。金子君の
後ろをどかして外を踏める準備をしたかったんですが、あたれないですからね。
最後もおそるおそる踏んだ感じです」
伏兵の土岐幹多が最終バック最後方の展開から3着に突っ込んだ。
「いろいろ考えたんですけど、余計なことはせずに、ワンチャンスにかける
作戦がよかった。それを逃さずにいけたと思います」
逃げた栗山俊介は直線で末を欠いて4着に敗れた。
「あれしかなかったですね。金子君が外に見えていたので、緩められなかった。
バックは流れていたけど、残れなかったのはしょうがないです。自分のレースは
できたし、次につながります」
人気の金子幸央は外併走で力尽き、シンガリ負けに終わった。
「運が悪いというか、初手の位置取りでああなるかなっていうのはありましたね。
外併走で内も締めこめないし、なんとか耐えようと思ったけど、耐えられなかったです」
ではまた




