優勝は浅井 選手

おめでとうございます星空星空星空星空

賞金でグランプリ出場にリード照れ照れ照れ


ケイリンメールマガジンを読んで参考に………



熊本地震被災地支援競輪「第12回サマーナイトフェスティバル」は7月18日、3日間にわたる
熱戦に幕を下ろした。好メンバーが顔をそろえた決勝戦は各ラインが目まぐるしく動く
白熱の攻防戦となった。打鐘から主導権を握った吉田敏洋の番手から最後は自力に転じた
浅井康太が武田豊樹らの追撃を振り切って大会初制覇。第12代"夜王"の称号に輝いた。

吉田敏洋の強い気持ちに浅井康太がしっかりと応えた。「本当に吉田さんが素晴らしい
レースをしてくれた」。平原康多、深谷知広ら別線の機動型が次々と動く目まぐるしい
展開だったが、打鐘から吉田が主導権。単騎でまくってきた村上義弘をけん制しながら
前に踏み込むと、大会初優勝を飾った。
「吉田さんに任せてたし、あとは自分の仕事をしっかりしようと思ってた。
(まくって来た)村上さんが遠かったけど、追いかけて2回目で何とか止められました。
吉田さんが前を回るっていう強い意志で走ってくれたおかげで、結果こうなりました」
4月の西武園記念から浅井、吉田の連係はレースごとに前後が変わってきた。
「オールスターでは逆の連係もできるように自分も脚を作っていきたい」。すぐ前で
風を切る吉田の背中にこれ以上ない刺激をもらった。
福井記念、サマーナイトを制覇し、後半戦のムードは最高潮。「結果が出なくて、
つらい日々を過ごしてきた。でもラインのみんなやファンの応援のおかげで
優勝することができた。これからも競輪をしっかり走って、一歩ずつ強くなりたい」。
次のG1、オールスター競輪でも強い浅井が見られそうだ。

武田豊樹はまくり不発に終わった平原康多の後ろからバックで内に切り込む。
これで3番手まで上昇し、直線で外に持ち出したがわずかに浅井をとらえることはできなかった。
「惜しかった?やってる本人としては遠かったです。届いてないと思った。
いつも平原は頑張ってくれるし、最後の最後まで待ってから踏ませてもらっての2着。
どうせならアタマに行きたかったね。でもメンバーが強いし、自信になりました」

上手く吉田ライン3番手に続いた村上義弘はバックから渾身のまくりで浅井に
襲い掛かったが結果は3着。「力を出し切って負けました。仕方ないですね。
次のオールスターに向けて頑張るだけ」と言葉少なにレースを振り返った。

レースの主導権を握ったのは吉田敏洋。巡った順番を逃さず、積極的にレースを組み立てた。
「とりあえず最低限の形だけは作ることが大事だしね。深谷が斬るのが思ったより早くて
順番が回ってくるのが早かったけど、浅井が優勝したし。周りに助けてもらって
今ここにいるっていうのが強いから、特にここ2、3カ月は。甘えるだけじゃなくて、
今までのレースは貫きたいと思ってました」

まくり不発に終わった平原康多は悔しさをにじませる。
「全て失敗しましたね。打鐘で行きたかったけど、ペース的に行けなかった。
行っても間違いなく浮いてたと思う。展開が上手く作れなかったです」

中団を確保した深谷知広だが余力は残っていなかった。バックで外に持ち出したが
1車も進まず、まさかのシンガリ負け。
「飛びついて一杯でしたね。弱いです。2周半から2周で脚を使ってしまった。あそこ、
もっと冷静にいければよかった。これで練習の内容も見えてくるとおもうんで、
しっかり練習します」

〈サマーナイトフェスティバル決勝戦 レース経過〉
号砲が鳴ると最内の浅井康太が、別線の様子をうかがいながら誘導を追う。
吉田敏洋―浅井で前団に構えて、以下の隊列は平原康多―武田豊樹―諸橋愛、村上義弘、
深谷知広―金子貴志に園田匠が続く。
単騎の村上は青板のバックから早めに上昇を始める。その動きに反応した平原が村上を
押えて出ると、その上を深谷が出て赤板を迎える。深谷に金子、園田。中団まで下げた平原と、
深谷ラインを追った吉田で一度は4番手が併走となるが、吉田が2コーナーから踏み込んで主導権。
先行態勢の吉田に浅井が続き、村上は3番手にスイッチ。打鐘を通過して深谷が4番手に収まり、
平原は一本棒の7番手に置かれる。吉田がペース上げて最終回へ。
7番手の平原が2コーナーからまくって出ると、村上も3番手から発進。逃げる吉田との車間を
切っていた浅井は、詰めながら村上のまくりをけん制。武田は平原を追わずに最終バックから
内を進出する。深谷、平原は不発。村上を張りながら浅井が前に踏み込んで、インを踏んだ
武田が浅井、村上の3番手まで取りついて直線。
村上を制して抜け出した浅井に、直線で外に進路を取った武田が詰め寄るが8分の1輪まで。
僅差で凌いだ浅井が優勝。武田が2着に入り、3着は村上。




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