
優勝は?勝者は武田 選手
おめでとうございます❗
久しぶりの活躍♪
ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に………
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■■ ■■ プロスポーツ発! 競輪メールマガジン
■■■■ 被災地支援競輪全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪【FII】(最終日編)
■■ ■■ ~スーパープロピストレーサー賞を制したのは…~
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伊東温泉競輪場を舞台に開催された平成28年熊本地震被災地支援・東日本
大震災被災地支援・障害者スポーツ支援「全日本プロ選手権自転車競技大会
記念競輪(F2)」は、5月22日に最終日が行われた。SS班5人をはじめとした
豪華メンバーで熱戦が展開されたメーンの「スーパープロピストレーサー賞」。
武田豊樹が、平原康多の番手から追い込み4度目の同レース制覇。
賞金315万円(副賞含む)を手にした。
前回の平塚記念で2勝を積み上げたものの、今年の通算勝利をわずか3で迎えた
武田豊樹の全プロ記念。全幅の信頼を寄せる平原康多の番手から、連勝で
「スーパープロピストレーサー賞」を制した。
「今年は調子的にも酷い状態からのスタートだった。ちょっと関東も元気が
ないですし。平原君とも今回2日間一緒だった。全プロと言っても競輪は
一緒ですから、気持ちをひとつに集中して走った」
平原の強さをあらためて感じた初日と同様に、関東の3車が結束。平原が先行の
腹を固めて風を切ると、武田は番手での仕事に専念した。
「平原君も戦法がたくさんある。そのなかで先行したのは強みだし、掛かっていました。
ラインで決めようと思って必死で仕事をしたけど、まだまだですね」
4番手を取り切った浅井康太は、最終ホームから早めの反撃。武田は平原との
車間を詰めながら絶妙なブロックで浅井を止めると、諸橋愛とのゴール勝負。
8分の1輪差で諸橋の追い込みを退けたが反省を忘れず、こう続ける。
「諸橋君も3番手の仕事をしてくれてたんで、もし抜かれても納得でした。
普段は後輩がいて(番手から出て)いくレースが多い。どうしても(別線を)
止めてっていうのは…。強い平原君とそういう走りができたと思う。番手戦での
勝利ですけど、グランプリチャンピオンを止めたのはうれしい。ただ、
なんとしても(ラインで)ワンツースリーと思っていたんでそこは悔しい。
風圧との戦いは平原君がやってくれているんで、最低限止めるのが自分の仕事。
一番信頼している平原君ですから」
ラインでの上位独占を命題にあげる武田。平原の番手でようやく勝利の味を
思い出して、後半のビッグ戦線へ反撃態勢を整える。
「勝ち星も(あんまり)ないですし、優勝もないので。こういうシーズンは
あんまりない。でも、今までずっと戦ってきているんで、焦る気持ちはない。
自分の競輪をしようと思って毎日をすごしています。今年これから33バンクの
スピードレース(オールスター・松戸、共同通信社杯・富山、寬仁親王牌、前橋)に
なると思うんで、さらに対策を練って気持ちを高めていきたい」
ライン3番手から中割り鋭く武田に迫った諸橋愛だが惜しくも2着。レース後は
悔しがることしきりだった。
「ちょっと遠慮しましたね。残念。そこが自分の心残り。ダメですね。容赦なく
行かないと。1回(武田を)抜いてますもんね。今日はそこだけ。すいません。
こういうときにしっかり期待に応えたかったけど、また頑張ります」
任せた新田祐大は終始包まれ仕掛けられず。それでも渡邉晴智は空いた中の
コースを鋭く伸びて3着に突っ込んだ。
「みんな強かったです。僕は連日、コースが空きましたね。(伸びたかどうかは)
VTRを見ないとわからないけど、3着ならいいですね。昨日は伸びたけど、今日は
ちょっとわからないです」
レースの主導権を握ったのは平原康多。4着には敗れたが、出し切ったレース内容には
満足げだ。
「半分はあの展開になると思った。今日は自分の踏むポイントだけ決めて、そこで
来なかったので思い切って踏んだ。残れなかったのは今の力だけど、ラインの競走は
できたんじゃないですか」
浅井の巻き返しでチャンスができたかと思われた新田祐大だったが、外に
持ち出すことはできず。出し切れないままレースを終えた。
「失敗しました。原田君が浮いた状態になって、浅井さんが仕掛けたところを
行けば良かった。待っちゃいました…」
単騎の原田研太朗は浅井との中団争いに敗れて大きく後退。「(平原に)出させて
もらえないと思った。もうここ(中団で勝負)やなと思ったけど…」と、大敗を
喫したレースを振り返った。
〈レース経過〉
号砲が鳴ると、単騎の村上義弘が浅井康太や新田祐大を制して正攻法の位置へ。
初手は村上、新田―渡邉晴智、原田研太朗、浅井―金子貴志、平原康多―
武田豊樹―諸橋愛の並びで隊列が落ち着く。
レースが動いたのは青板の1センターから。平原の動き出しに合わせて浅井が上昇。
誘導員後位が入れ替わる。その上を平原が押さえると、中団は関東勢に続いた
原田と浅井で併走。平原は別線からの巻き返しがないと見るや、赤板の2コーナーから
先行態勢に入る。外併走の原田は打鐘の2センターで位置取り争いに負けて後退。
平原が全開で逃げるなか、番手の武田は車間を空けて別線の反撃に備える。中団を
確保した浅井は最終ホームでスパートするも、武田に阻まれ不発。新田も外が
被ってしまい仕掛けられない。直線に入り、諸橋が中を割って迫るが、番手から
抜け出した武田が優勝。あと一歩まで詰め寄った諸橋が2着。直線で中コースに
進路を取った渡邉が3着に入る。
次回は宇都宮記念
ではまた



