

優勝は村上 義弘 選手
おめでとうございます❗




ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に………
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■■ ■■ プロスポーツ発! 競輪メールマガジン
■■■■ 高知競輪開設66周年記念【GIII】(最終日編)
■■ ■■ ~「よさこい賞争覇戦」 栄光を手にしたのは?~
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高知競輪開設66周年記念「よさこい賞争覇戦(G3)」は4月17日に最終日を迎え、
第12レースに決勝戦が争われた。レースは深谷知広が杉森輝大を突っ張って先行。
3番手をキープした単騎の村上義弘が、最終2コーナーからまくって快勝した。
静岡日本選手権へ最高の弾みをつけた。また第9レースで行われた
「ルーキーチャンピオンレース」では新山響平が107回生のチャンプに輝いた。
連覇がかかる日本選手権へ向け、名古屋日本選手権覇者の村上義弘が
貫禄の走りを見せた。深谷知広との力勝負を制した走りは見応え十分だった。
レース後引き揚げてきた村上は「まぐれです(笑)」と最高の笑みを見せて、
検車場で記者を笑わせレースを振り返った。
「深谷が突っ張るとは思わんかったけど。1周前やったし。今日は最低でも中団、
中団とは思ってました。道中(松岡)貴久が後ろに付いてるし、頑張らなと思った。
九州がこういう時期やしね」
近畿の総大将と呼ばれる所以が、このレースに凝縮していたと言っても
過言ではないだろう。
「強い相手に力出し切って勝負するのが自分のスタイルでもあり、それをするために
普段練習を頑張ってる。良いレースができたと思います。自分のスタイルを認めて、
後輩も頑張ってくれてると思うし」
次は連覇がかかる静岡日本選手権。自力でも力強さを発揮し、最高の状態で臨めそうだ。
「距離が長くて疲れました。今になって自力でG3を優勝できるとは思ってなかったです。
目の前の一戦一戦を力を出し切って、お客さんに喜んでもらえる走りをするだけです」
深谷と即席タッグを組んだ中村浩士は2着に入った。
「深谷君がすごかった。気持ちが入ってましたね。恵まれました。でも、
内から誰か来たので、それを決めて、外もいたから本当に苦しかったです」
武田豊樹は準決勝で今年初勝利と状態上向きだったが、直線追い込んで3着が精一杯。
「(杉森輝大に)任せてたんで何とも言えないですけど、僕も対応できるところは
たくさんあったかな。悔しいね。良い状態だったけど」
武田、神山雄一郎に任されながら先行策に出れなかった杉森輝大は、
レース後は反省しきりだった。
「後ろからっていうのは決めてて。そこから押さえて駆けるつもりだったんですけど。
深谷の突っ張りは想定外でした。レース後に武田さんからも
『ああいう単騎が並んだときの対応を考えないと』と言われました。
自分の仕事できてないんで悔しいです」
突っ張り先行に出た深谷知広は8着に沈んでしまった。
「(杉森が)来るのが遅かったので突っ張ったんですけど、もっと粘りたかったですね。
バックで完全に終わってしまった。せめて2センターまで持てば中村さんの
優勝だったと思う。あと半周、しっかりもがけるようにしたいですね」
小松崎大地は好回転でまくって行き、記念初優勝も視界に入ったが6着に終わった。
「結論は力不足。展開は良かったし、行かなきゃってところで動けました。杉森の内を
踏んで行ければ面白かったんですけど」
松岡貴久は初手から村上後位を選択。チャンスはあったが生かしきれなかった。
「(村上の後ろは)それが流れだと思ったんで。他はラインができてたし、
僕らは単騎だったんで。村上さんが強かったですね。(村上が)
せっかく行ってくれたのに。(熊本への思いは)もちろんありました。メンバー的にも
可能性はあったし、家族に電話したときも『こっちはいいから優勝してきて』って
言われてたのに…。動きすぎましたね」
レース経過
号砲で各車見合った状態から、深谷知広が誘導員を追う。そこに中村浩士が続き
前団を形成。以下隊列は単騎の村上義弘、松岡貴久、小松崎大地-菅田壱道、
杉森輝大-武田豊樹-神山雄一郎の並びで落ち着く。
赤板の1センターから杉森が上昇して小松崎のヨコで併走。すると、
深谷が誘導を降ろして打鐘から突っ張る構え。杉森はすぐさま踏み込むが、深谷を叩けず
外に浮いて終了。武田は4番手の外で併走も、松岡に絡まれる。今度は後方で
脚を溜めていた小松崎が最終1センターから仕掛ける。しかし、3番手の村上も
反撃を開始。まくってくる村上に対し、深谷も抵抗を見せたが2センターで力尽きる。
そのまま村上が力強く押し切って快勝した。中村は村上を追う形となった小松崎を
ブロックすると、返す刀でタテに踏んで2着。態勢を立て直した武田が直線で伸びて
3着に入る。
9R ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)
107回生ルーキーチャンピオンレース「若鷲賞」がシリーズ最終日の9レースで争われた。
ハイレベルな107回生の精鋭9名による一発勝負は迫力満点。レースは大方の予想どおり
茨城トリオが先制。9番手に置かれた単騎の取鳥雄吾が打鐘過ぎの4コーナーから仕掛けて
前団に迫ると、最終3コーナーから吉田拓矢が番手まくりで合わせ切る。
さらに新山響平が外を踏み上げて、直線は吉田とのマッチレース。粘る吉田を
新山が捕らえ、107期の頂点に立った。
「前を取って、全部は引かないつもりでした。中団をすんなり取れたし、落ち着いて
走れました。取鳥がいい勢いで来て、間が空いてしまったのは計算外でしたね。
入られたらきつかったけど、取鳥がそのまま行ってくれた。あれで吉田も動いて
脚を使ってからの勝負になったので。吉田にチラチラ見られていて、
どれだけ余裕があるのかと思ったんですが、何とか優勝できて良かったです」
卒業記念レースに続き、またも大舞台で勝負強さを見せた新山。今後は特別戦線での
活躍が期待される。
「これからの目標はヤンググランプリもそうなんですが、点数を上げていってG1に
出たいですね。まずは全プロで寬仁親王牌の権利をしっかり取って、G1の準決勝に
乗るのが今年の目標です」
人気を集めた吉田拓矢は惜しくも準V。同期のライバルに敗れた悔しさをバネに
進化を続ける。
「打鐘で新山さんが4番手だったので、ヤバイと思いました。流れのなかで番手から
出る形になった。これも経験ですね。また一緒に戦うステージがあると思うので、
次は負けないように頑張ります」
新山マークの堀内俊介は3着まで。
「新山君に付いていっただけですね。最後は内か外か迷いました。その判断が遅れたのが
敗因ですね。でも、吉田君と新山君のレベルが違っていた。2人に追いつけるように、
できることをやっていきます」
取鳥雄吾は単騎でも果敢に仕掛けて見せ場を作った。
「新山さんも4番手で動かないだろうし、前がだいぶ流していたので、思い切って
行きました。出切れなかったのは力不足ですね。また次頑張ります」
打鐘先行の鈴木竜士はシンガリ負け。素直に完敗を認める。
「ダメでした。悔しいけど、僕に力があれば(茨城で)決められたと思う。
やることをやって負けたので、力不足です」
ではまた



