
優勝は才迫 選手
おめでとうございます!
記念開催? 微妙な優勝だが記念優勝♪
競輪祭も3着まで付いてくる❗
ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に………
向日町競輪場を舞台に開催された「第2回国際自転車トラック競技支援競輪(G3)」が、
2月7日に最終日を迎えた。決勝は、中団からまくった才迫開がG3を初優勝。昨年3月の
名古屋以来、2度目のG3決勝で栄光を手にした。また、8レースに行われたガールズ
ケイリン決勝は、児玉碧衣に叩かれた奥井迪が、まくり返して優勝を飾った。
「信じられないです」。才迫開はいつもの飄々とした姿とは裏腹に、G3を初制覇して
喜びを爆発させた。
「父(実)も、兄(勇馬)もG3は獲っていません。うれしいです。最近は初日が
終わったら、記者に囲まれることもなくて。気持ち良いですね。でも、この一回で満足
しないようにしないと」
今シリーズはSS班が不在。さらに、優勝候補も次々と優出を逃す中、才迫は連日力強い
走りでファイナルに駒を進めた。決勝は実力が拮抗して誰が勝ってもおかしくはない
メンバー。才迫は「一発チャンスがあれば」との言葉通り、決勝では自ら動いて絶好の
4番手を確保。最終1センターから勇気を持って仕掛けると、そのまま軽快なスピードで
前団をひとまくり。最後は後続を2車身突き放して優勝を飾った。
「打鐘からでは自分の距離じゃない。後ろは一回も見ていないし、(星島太が離れた
のも)無我夢中でわからなかったです。あおりを受けてしんどかったですね」
この優勝で競輪祭の特選スタートがほぼ確実。今後は、さらなるパワーアップを誓い
練習に打ち込む。
「(競輪祭は)せっかくのチャンスなので、良いところまで行けるように。もっと
練習をきっちりやって頑張りたいと思います」
西川親幸は村上直久ラインに続くと、バックから空いたインコースを突いて準V。
「チャンスでしたけど、あそこからまくる勇気はなかったですね。でも、楽しかったです。
これで競輪祭にも出れるので、うれしいですね」
安部貴之は絶好の番手回りで3着。まくってきた才迫をけん制したときに、西川に内を
すくわれてしまった。
「村上さんが頑張ってくれたし、それに応えて(才迫を)しっかり止めてゴール前勝負が
したかったんですけどね。止め切れなかった。ライン2車だし、(西川に)内を行かれる
のはしょうがないですね」
人気の稲毛健太は後方で凡走した。
「緩んだところで仕掛けようと思っていたんですけどね。ホームで少し詰まって
行きたかったけど、それだと窓場を引き出す形になってしまいますから。窓場を気にして、
見すぎてしまいました」
地元の窓場千加頼は最終ホームから仕掛けるも不発。初のG3決勝はシンガリ負けに
終わった。
「本当は自分で動いてレースを作らないといけないんですけど、その為には見合った
脚力を付けないといけない。悔しいですけど、これが今の実力ですね。でも、良い経験に
なりました」
レース経過
号砲が鳴ると澤田義和がS取りを制し、窓場千加頼を迎え入れる。以下隊列は村上直久―
安部貴之、才迫開―星島太、西川親幸、稲毛健太―西岡正一の並びで落ち着く。
青板2コーナーから後ろ攻めの稲毛が上昇すると、才迫もこの動きに乗っていく。稲毛が
窓場に蓋をしにいくと、窓場も合わせて動き4コーナーで誘導を切る。窓場は突っ張る
素振りを見せるが、徐々に車を引く。入れ替わりが激しくなり、赤板過ぎに才迫が
斬った上を、すぐさま村上が1センターで叩いて主導権。村上は近畿勢が後方で互いに
けん制する中、打鐘4コーナーからスパート。8番手まで下げた窓場が最終ホームから
アタックすると、4番手から才迫が合わせて先まくり。才迫は安部のけん制を乗り越え
2センターで出切るが、星島は続けず離れた。稲毛も後方で不発で、才迫は独走に
持ち込みS級初優勝をG3で決めた。伏兵の一発に3連単は31万1600円の大波乱となった。
ではまた



