
優勝は深谷 選手
おめでとうございます❗
②連続の記念優勝 新年のスタートダッシュを決めた❗
ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に………
大宮競輪場を舞台に開催された東日本発祥67周年記念「倉茂記念杯(G3)」は
雪の影響で3日目が順延となり、1月20日に最終日を迎えた。準決勝を勝ち抜いた
ベストナインによる決勝戦は、深谷知広が最終2コーナ過ぎから豪快にまくって
優勝。昨年12月の伊東に続きG3連覇を果たした。
昨年一年は苦しんだ深谷知広だったが、10月大垣記念で優勝と復活の兆しを
みせると、12月伊東でも本来の力強さが戻っていることを示す優勝。乱高下した
一年をよい形で締めくくった。そして巻き返しを期す16年最初のレースで
どのような走りをするのかが注目される中、連日果敢な先行策から圧巻の
走りを披露。それが決勝戦でも生きた。
「3日間先行してきたことが生きました。浅井さんも優勝を狙っていけって
いってくれたし、先行して形を残すか、優勝するかだと思ってました」
最終ホームでも冷静さを失わずに引いてから態勢を立て直した。
「平原さんに追い上げられてきたときも、しっかり引いて構えました。平原さんに
ヨコでは勝てないですから。それでもまくれる自信はありましたね」
後ろに付くのはグランプリ王者の浅井。そのことも深谷にはプラスに作用した。
「浅井さんが後ろで責任感はありましたね。下手なレースはできないと。去年は
全然決まってなくて、今年はワンツーを決められるように」
今後は高松記念。そして全日本選抜へと向かう。S級S班への返り咲き、そして
G1のタイトルへ。平成の怪物の巻き返しが楽しみになる。
「今年はしっかり練習してG1で勝てるように。まずは一戦、一戦です。次の
高松記念に向けて。そしてそのあとの全日本でも結果が出せるように」
グランプリ王者としての初戦となった浅井康太は準優勝にも納得の表情。
「まずは転ばなくてよかったです。深谷もよいレースをしてましたし、決勝戦は
深谷が強くて抜けませんでした。深谷は僕よりも脚があるし、認めています。
その深谷のまくりを抜けるように脚をつけたいです。先行してるのを抜いて
残すのは当たり前。まくりを抜いてこその1番車だと思うので。深谷を抜いてこそ
G1のタイトルが付いてくると思います。そして今開催は深谷と2回連係して2回とも
決まった。深谷と僕、それに(竹内)雄作。他にも後輩はいますけど、中部を
盛り上げていきたいです」
林巨人は深谷、浅井にしっかりと続いて3着。中部で確定板を独占した。
「深谷君も余裕がありそうでしたし、ホームで浅井君が深谷君を入れて。バックは
風が強いし、前も止まるだろうと。僕はもう3番手で離れないようにと、2人に
離れないようにということだけを考えていました。それだけに集中していたんで。
なのでよかったです」
地元記念連覇を逃した平原康多はサバサバとした表情でレースを振り返った。
「今日はもうジャンのところで終了しました。あそこで浅井君とああいう感じに
なって。脚が終了しちゃいました」
番手まくりで抵抗した安部貴之は5着に、反省ばかりが口をついた。
「櫻井君が頑張ってくれたのに、あれじゃ意味がないです。(深谷の)まくりが
見えてたし番手から出るしかなかった。あんなに頑張ってくれたのに、この結果じゃ
意味がないですね」
気迫の先行をみせた櫻井正孝だがシンガリ負けに終わった。
「格下なんであれしかないと思ってました。ペース上げながらなんでいっぱいでした。
大舞台での経験の差もあるとは思うんですけど、力不足ですね」
〈レース経過〉
浅井康太がいち早く出てスタートを取り、初手は深谷知広-浅井-林巨人-岩本和也、
平原康多-武井大介、櫻井正孝-安部貴之-佐藤友和で並んだ。
淡々と周回が進み、レースが動いたのは赤板の2コーナーから。まずは櫻井が
上昇していくと、深谷が打鐘で誘導を下ろして前に踏んでいく。しかし、櫻井は
その上をしっかり押さえて先頭に立った。さらに、北勢に続いてきた平原が、
浅井とからみながらも強引に中団へ。すると、深谷は6番手まで車を下げた。
櫻井は一気にペースを上げ、最終ホームを通過していくと、2コーナーから深谷が
アタックを開始。深谷は先まくりを狙った平原を猛スピードで抜き去ると、さらに
番手から早めに出た安部を楽々と飲み込んだ。最後は迫る浅井を振り切って優勝。
3着には林が入り、中部勢で確定板を独占した。
ではまた




