
優勝は深谷 選手
おめでとうございます!
久し振りにの優勝



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■■■■ 大垣競輪開場63周年記念【GIII】(最終日編)
■■ ■■ ~「水都大垣杯」 激戦模様の決勝戦の結末は~
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大垣競輪開場63周年記念「水都大垣杯」は10月27日、4日間に渡る熱戦に幕を下ろした。
激戦を勝ち抜いた9名による決勝戦を制したのは深谷知広だった。
櫻井正孝の先行を3番手から豪快にまくって完勝。昨年8月の豊橋記念以来、
1年2カ月ぶりの優勝を飾った。
昨年8月の地元、豊橋記念以来のV。一年以上遠ざかっていた優勝の味を
思い出すように、深谷知広が言葉を選ぶ。
「今年(優勝が)ないまま終わりそうだったんで…。うれしいですけど、
まだあんまり優勝した実感がないですね」
7番手からのまくり追い込みが届いた準決だったが、立ち遅れたことが響いて
ラインを組んだ浅井康太は5着。悔いを残した。
「準決で後ろに迷惑を掛けてしまったので、あのレースで決勝に乗ったんで
最低優勝はしないとって思ってました」
ホーム竹内雄作までもが、まさかの準決敗退。地元の中部地区ながらも
ひとりで決勝に臨んだ深谷は、大きな期待と責任を一身に背負った。
「(周回中は)もっと前の予定だったんですけど、結果的にあそこでよかった」
1番車ながらも周回中は想定外の9番手。しかしながら、レースが早めに動き出し、
めまぐるしくラインが入れ替わると、深谷は打鐘で北日本コンビの後ろの3番手を
単独で確保。願ってもないポジションを手に入れた。
「落ち着いていい位置が取れた。(最終)ホームでは自分の後ろが
併走しているのがわかったんで、あとは平原(康多)さんにだけかぶらないように。
行けるタイミングでと思っていました」
後続のもつれを確認しながら、最終1センターからエンジンを点火。
自らを信じて踏み上げると、あっさりと前団を飲み込んだが後ろに難敵、
平原康多が迫って来ていた。
「あそこからなら自分でももつ自信があった。途中から平原さんが
ずっと後ろにいましたよね。すごい威圧感だった」
深谷は苦しい直線で最後の力を振り絞り、ガムシャラに踏み直した。
平原の猛追を退け、ファイナルのゴールを久々に先頭で駆け抜けた。
「競輪祭を優勝っていう目標で練習をしてきたんで、見えてきた気がします。
一歩近づいたと思います。いい状態で豊橋(国際自転車トラック競技支援競輪)
に向かっていけますね。これで弾みがつきました」
中部の仲間たち、そして名勝負を演じてきたライバル。なによりも多くの
ファンが待ち望んだ復活。深谷は15年のラストG1競輪祭へ向けて加速し続ける。
最終ホームを8番手で通過した平原康多は、深谷を目がけて反撃。
まくりで迫ったものの、深谷の二の足に屈して半車身差の準V。悔しさを
滲ませながらも、ライバルの復活には目を細める。
「自分は一番ヤバいパターンかと思った。深谷はああやって練習みたいな
感じでまくると強いですね。ゴールまで加速していた感じです。自分も
抜きにいったけど、一歩目で厳しいかなっていうのがあった。最後まで
あきらめずには踏んだんですけど…。深谷が強いと盛り上がるし、
まだまだ自分も努力しないといけないと思った」
4番手以降が離れて、直線の入り口では深谷と関東コンビ3車の勝負。
小林大介は中割り断行も及ばすの3着。
「深谷の後輪に接触して最後はスポークが折れちゃいました。
深谷の掛かりが良かったし、あそこは外より内かなって思った」
ともに記念初優出の北日本勢は、櫻井正孝が風を切って打鐘先行。
レースの流れはつくったが、深谷がすんなりの3番手では致し方なし。
力の差を痛感する。
「今日はみんな強いんで、自分が行くしかないと思いました。
やっぱり脚が違いますね。(原田)研太朗に踏まれたし、もう少し
すんなり出られたらっていうのはありました」
最終ホームでは深谷後位で原田研太朗と併走となった山田英明は、
深谷に付いていけず離れた4着。
「深谷はサラ脚だからしょうがないですよね。併走はしたくなかったけど、
あそこは自分も引けないし…」
レース経過
号砲と同時に友定祐己が飛び出してスタートを取る。初手は原田研太朗-友定、
平原康多-小林大介、櫻井正孝-新山将史、藤木裕、山田英明、深谷知広の順。
レースは青板周回のバックから動きはじめる。まずは櫻井が早めに上昇して
誘導の後ろに入ると、すぐに平原が、さらに赤板過ぎに原田が押さえていく。
すると今度は、原田に続いた櫻井が打鐘を目がけてカマして先頭に立つと、
そのまま先行態勢に入った。深谷は櫻井の動きに反応して上手く3番手を確保。
山田も慌てて4番手に追い上げるも、原田と併走になってしまう。櫻井が軽快に
逃げるなか、1センターから深谷がスパートすると、一瞬にして前の2人を抜き去った。
原田はバックで櫻井の内をすくっていったが、前の深谷は遠く届かない。一方、
深谷は単独で抜け出たが、さらに後方から平原が襲い掛かり、両者で直線勝負に。
最後は平原が迫ってきたが、深谷が力強く振り切って優勝。昨年8月の豊橋以来、
1年振りの記念Vを飾った。
次回は函館記念
ではまた




