早期発見じゃない?! | えくぼさんのブログ

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3人の子供たち(長男中学1年生、長女4年生、次男2年生)、30代で甲状腺癌になってしまった私の日々を書いてます。
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退院前に主治医から詳しい説明を聞きました。

手術中に瞬間冷凍し切除した腫瘍を顕微鏡で調べたら癌が見つかり甲状腺の全摘出になったわけですが、その切除した腫瘍、甲状腺、リンパ腺をさらに詳しく調べた結果、腫瘍だけではなく甲状腺自体にもリンパ腺自体にも癌が転移してたそうですショック!

私の腫瘍は大きさが1センチと1.5センチだったので、早期発見出来て良かったアップと思っていたのですが、転移していたことからすると、もしかしたら5~10年前から癌だったかもしれないと言うことでした汗


首の回りにはリンパ腺がいっぱいあり、その全てを取り除いたわけじゃないので、今後は残っているリンパ腺を定期的に検査していかなければいけないそうです。

それと、甲状腺を全摘出したので甲状腺が作ってくれていたホルモンを薬で補うしかありません。甲状腺ホルモンは寿命が長く、甲状腺自体がなくなってもホルモンは体内に2週間くらいはあるらしく、この1週間で半分に減り、後1週間で全て無くなるそうなのでこれからは薬のコントロールも必要です。ホルモンが少なすぎると動悸がしたり、多汗になるそうですが…

私は仕事のストレスで仕事に行く日は毎日動悸がしてました。今は夏だから多汗はあたりまえ…

ホルモン低下の症状なのか、ストレスか、普段の多汗なのか…気付けるのか???

手術前、もっと簡単に考えていました。先生は片方は癌かもしれない?!って言ってたけど、きっと大丈夫ビックリマークもしかしたら甲状腺全摘出の可能性もゼロじゃない!って言ってたけど、きっと私は大丈夫ビックリマークって思っての手術でした。

終わってみたら、左右の腫瘍とも癌が見付かり甲状腺全摘出。しかも副甲状腺も1つしか残ってないと…

簡単に考えていただけに、副甲状腺の障害によりカルシウム値が減って痺れと強ばりが酷く、いったいどうなってしまうのだろう…と不安になり、それが解消してきたらまた楽な気持ちになっていたのにまさかまさかの今日の説明。

どんどん現実を突きつけられ沈んでいます。
もしあの時近くの医院にかかっていたら今も腫瘍は見付かっていませんビックリマーク

もしあの時我慢して病院へかかっていなかったら今も腫瘍は見付かっていませんビックリマーク

そう思えば、5~10年前からすでに癌だったのかもしれないけど偶然見付かった事を喜び、この先もしっかり定期的に検査していくしかない!と思うしかありません。

もしパパが『良性にしろ悪性にしろ、必要のない物を大事に持っているのは気持ちが悪くないか?今すぐ手術して取ってしまえビックリマーク』と手術を後押ししてくれてなかったら、さらに半年経過観察していたと思います。

だいぶ前からあった癌かもしれないけど、今手術出来た事を素直に喜べばいいのでしょうね…。

さっきは先生の話しを笑いながら聞いていたけど、この先もリンパ腺に転移するかもしれない… 希に甲状腺癌にも悪質な癌に変異することもあり、そうなったらどうすることも出来ない!との説明もありだんだん怖さも感じています。

生きている限り、誰でも1秒先の保証は無い! これからはその事を自覚し、やらなきゃいけないことは先のばしにしないよう今出来る事をしっかり頑張りたいと思います。

今日午後から退院です。まずは寂しい想いをさせた子供達をいっぱいギューーーしてママがいない間頑張ってくれてた事をいっぱい褒めてあげたいと思います。

1週間自宅療養します。余計な事を考えないように、無理しないように、徐々に体を慣らしていこうと思います。


長々と書きましたが読んで下さってありがとうございます。

私、生きてます! 私にやらなきゃいけない事があるから癌を見付けて貰えたんだと思います。手術して助けて貰えたんだと思います。残りの人生頑張りますビックリマーク