昨日(26日)午前11時頃、東京都調布市富士見町の民家に離陸直後の小型飛行機が墜落し、この民家が全焼、周辺の9棟も一部が焼失した



全焼した民家の2階にいた女性と、飛行機に乗っていた機長ら男性2人の計3人が亡くなり、民家の1階にいた女性と隣接する住宅の女性、飛行機の後部座席に乗っていた男性3人が重軽傷を負っている

警視庁は、特別捜査本部を調布署に設置し、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を始めた

亡くなったのは、住民の鈴木希望(のぞみ)さんと機長の川村泰士さん、飛行機の前部座席にいた早川充さんの3人

鈴木さん宅が全焼し、母親がケガを負った

国土交通省によると、住宅街に航空機が墜落して住民が犠牲になった事故は、近年では無いという

警視庁などによると、川村さんは操縦士養成会社を経営しており、機体を操縦していたとみられている

この日は5人が搭乗し、午前10時58分に調布飛行場を離陸

そのわずか1分もたずに、滑走路の南端から約800メートル離れた住宅街に墜落した

目撃者の話では、離陸直後から不安定な動きや異常な音が聞かれたらしく、鈴木さん宅手前の家の屋根に接触して、鈴木さん宅に突っ込んだとみられる

残骸(ざんがい)の尾翼は、ひっくり返った状態だった

猛暑などの気象条件が、機体のエンジンに支障をきたした可能性も指摘されており、一刻も早い原因究明が急がれる

小型機墜落  住民「心配が現実に」
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6168478
日テレNEWS24  住宅街に小型機墜落
http://www.news24.jp/feature/108/feature108_01.html