結成30周年を冠すアイドルグループ・おニャン子クラブ予約限定発売CD126枚セットBOX



総合プロデューサーの秋元康氏は、おニャン子で得たノウハウを活かし、AKB48というモンスターグループを創り上げたと言われる

おニャン子とAKB、各々のグループを取り巻くファンの"熱狂度"には如何なる違いが…

おニャン子の発信源、夕方5~6時に放送された"夕やけニャンニャン"(1985年4月~1987年8月 毎週月曜~金曜 フジテレビ系)は、放課後の"クラブ活動"がテーマ



劇場から活動を始めたAKBは"会いに行けるアイドル"がコンセプト、東京ローカルを根幹に地道な活動からファンを拡げていく

そこで、彼女達をバックアップするファンの熱狂度(熱量)の違いを測っていくと、まず分かり易いのが作品の売れ行き比較

全国区でスタートのおニャン子は、デビュー曲・セーラー服を脱がさないでが、オリコンチャート最高5位を記録

デビューイベントには群衆が押し寄せ、周辺の店舗がシャッターを下ろす非常事態となった

AKBはインディーズ曲・桜の花びらたちが10位、メジャーデビュー曲・会いたかったが12位

発売作品が軒並みミリオンセラーへ成長を遂げたAKBに対し、おニャン子はシングルの多くが1位を獲得したものの、売り上げでは3rdシングル・じゃあねの28.1万枚が最高記録

次にコンサート会場の規模で比較すると、AKBは当初目標に掲げていた東京ドームを制覇し、数万人収容の会場公演を数多く開催



おニャン子も、国立代々木第一体育館など当時では最大級の収容を誇る会場での公演を熟す

アイドルシーンの影響力という点で言うと、AKBは"アイドル復権"とまで謳われた近年のアイドルグループの台頭や全国各地のアイドルユニットの濫立を促す

おニャン子は追随する存在が無かったものの、当時のソロアイドル歌手全盛期に絶対的アイドルグループという選択肢を打ち立てる

ファンの応援スタイルも大きく異なり、おニャン子の時代には"親衛隊"と呼ばれるヲタ達の集団が在り、彼らは応援の傍らで関係者も身辺警護、その行為が物議を醸すも、横の繋がりを持って応援する団結力では他を凌ぐ

AKBは"個"の応援色が強く、その自由度が"推し変"に結び付く

デビューから30年を経て、CD126枚セットという代物を流通させてしまうおニャン子ファンの冷め遣らぬ"熱"には唯々驚かされる



AKBが30周年を迎えるのは、16年後の2035年

そこで、熱狂の違いが浮き彫りになるのか…

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