サッカーJリーグ2021年シーズン開幕…待ちに待った球春到来サッカー

2015年、当時JFL(日本フットボールリーグ)参入2年目の鹿児島ユナイテッドFCは、昇格したばかりの奈良クラブをホームに迎えての初陣

鹿児島県立サッカー・ラグビー場は、2700人を超える観客が芝生スタンドから大声援



会場では、よりサポーターを増やそうとファンクラブ入会を呼び掛けるブースを設置

また、アート活動に取り組む民間団体の企画で、選手達の"噂"が記載されたバッジを無料配布

"〇〇選手は風呂あがりに化粧水を丸ごと1本使う"、"〇〇選手は本気でアイドル志望だった"など、好奇心を擽る内容

「バッジを着けた人と会話が生まれ、サッカーを観に来て面白い事があれば良いかと」

試合の方は、前半から奈良の激しいプレスに阻まれ、中々ゴールマウスを抉じ開けられなかったが、後半のアディショナルタイムにドラマが…

鹿児島実業高校卒のMF赤尾公選手からの絶妙なクロスに同高の後輩、新加入のFW福島立也選手が頭で合わせて見事な決勝点



福島選手「早速、結果を残せて嬉しい。これからも昇格に貢献出来るよう頑張りたい」

就任後初指揮の浅野哲也監督(当時)も、「沢山のサポーターに来て頂き、素晴らしい雰囲気でゲームが出来た。選手達は、最後まで"勝ち点3を獲ろう"という意識で臨んでくれた」

シーズン終盤に悲願のJリーグ加盟承認、2部の範疇まで駒を進めたが、わずか1年で…

専用練習施設の整備、地元企業の援助、外国人指揮官招聘にも透ける"復帰"への思慮

 

 


見果てぬ夢へ…サポーターとI do(行っど)!