※2019年8月9日に追加しました。

☆はじめに

今年の冬から春にかけてお友達のお子さんの幼稚園探しを一緒にさせていただいた時集めた情報を記事にまとめたいと思います。私は深セン駐妻のお友達が片手で数えても余るくらいしかいないので全体像がよくわかりませんが、深センに帯同されているご家族は小さいお子様連れの方が多いような気がします。我が家は子どもが既にけっこう大きいですし、しかもかなりローカルな学校に通っている為過去の学校探しや受験の記録も正直誰の参考にもならんやろなと申し訳なく思っていました…。お友達は元々私のブログを見て連絡をくださった方で、「今回の幼稚園探しの件も良かったら是非記事にしてください!見たいと思っている方がたくさんいらっしゃると思います✨」と言ってくださいました。すごいですよね控えめに言って女神ですよね!!!  私自身もこの度深センの幼稚園について知る貴重な機会をいただいてとても感謝していますお願い ラブラブ また、深センの幼稚園について右も左もわからなかった私に情報提供してくださった先輩駐妻様にも改めて御礼申し上げます。ありがとうございました🥰✨

〜過去記事〜  タイトル微妙に間違えました  探し→選びでした💦



(2019年6月10日に追記しました)



☆今回探した幼稚園について

今回はご依頼により「英語と中国語(マンダリン)を学ぶことができてインターより学費が安いところ」を中心に探しました。深センでこれらの条件に当てはまるのは香港系の幼稚園かなということで、香港系の幼稚園を中心に情報を集めました。
深センの香港系幼稚園は福田区に多く集まっている印象です。また、同一の教育グループが複数の幼稚園を運営していることも多いようです。素敵駐妻様によりますと、この中でファンフル・ヴィクトリア・博雅儿・デボラ・快乐宝贝は日本人が通っていた実績があるそうです。


☆注意事項  

下記の情報は2019年4月時点での情報になり、今後変更になる可能性があります。いずれの幼稚園も今のところは外国籍の幼児を受け入れているとのことです。各幼稚園の所在地や連絡先・教育理念・入学の手順につきましては公式ホームページをご参照ください。学費についてはホームページに載っていないことも多いため、今回電話で問い合わせた際回答を得た幼稚園のみ載せていますが、中国での教育費は全体的に値上がり傾向にあり今後変更になる可能性が高いです。あくまで大まかな目安としてお役立てください。また、各幼稚園について私が知っている情報はここに載せるもので全てとなります。個別にご質問いただいてもお答えしかねますので、お問い合わせは各幼稚園にお願いいたします。また、幼稚園探しのお手伝いにつきまして、今後は物理的に難しくなる為お受けできません。これらの幼稚園にお子さんを通わせていらっしゃる方を紹介してください等のご相談もご遠慮ください。申し訳ございませんが何卒ご了承ください(><)


☆幼稚園の申し込みや見学等について

深センにある香港系の幼稚園は基本的に9月入園のようです。幼稚園によって異なりますが、新年少さんは早いところですと春節明け頃から募集を開始し4月には選抜を行うところもあります。お目当ての幼稚園がある場合、直接電話で問い合わせたり公式ホームページをマメにチェックしたりすると良いと思います。年中さんや年長さんに編入する場合は、まずウェイティングの申し込みをして、小学生の編入と同じく学年末に空きが出れば面接に参加でき、入園を許可されれば編入という流れになるところが多いようです。幼稚園なので面談はそんなに難しいことを聞かれるわけではなく、どちらかというとお子さんが集団生活に適応できそうか?等を中心に見るようですが、面接は英語や中国語(幼稚園によっては両方)で行うので、先生と英語や中国語で簡単な会話(挨拶、名前、年齢、好きな色やこれは何ですか?という質問に対する答え…等が言えるようにする)ができるようにしておくと良いと思いました。

中国の学校は防疫やセキュリティ上の理由により見学不可のところも多いです。今回問い合わせをした幼稚園では、特定の日時において事前に予約を入れた人のみ見学を受け入れているところもありました。


★リージェント系の幼稚園  公式ホームページはこちら→
リージェントは30年の歴史を持つ香港系の教育グループで、罗湖区・福田区・龙岗区等深セン市内に6校の幼稚園を展開しています。
この内中海華庭というマンションの中にある华庭思博幼儿园は保育時間が8:00〜16:25で、月の学費が880元(雑費含まず)、スクールバスがあるとのことです。英語を学べるクラスと広東語を学べるクラスがあるとも聞きました。
リージェント系は学費が全体的に良心的な印象です。

★深圳市黄埔雅苑德宝幼儿园  公式ホームページはこちら→
Deborah Education Instituteは香港系の教育機構で香港と中国で22箇所の幼稚園やインターナショナルプレスクールを運営しているそうです。深センでは福田の市中心エリアに深圳市黄埔雅苑德宝幼稚園があります。こちらの幼稚園はいくら電話しても出んわなので存在自体を怪しんだのですが笑、実際にお伺いしてみたところとてもきれいな幼稚園がありました( ᵒ̴̶̷̤໐ᵒ̴̶̷̤ )✨



入学の申し込み等についてはまず幼稚園の微信公众号をフォローしてそこから情報を得てくださいとのことでした。幼稚園名で検索すると出てくると思います。進んでますなあ。





★方方乐趣中英文幼儿园  公式ホームページはこちら→
ファンフルは有名なのでご存知の方も多いと思います。ファンフルは香港系の教育機構で40数年の歴史があり、深センの方方乐趣中英文学校は2002年に創立したそうで、幼稚園・小学部・中等部があります。幼稚園の学費は一学期あたり17900元(雑費含まず)、保育時間は8:00〜16:10で、幼稚園はスクールバスなしとのことでした。ファンフルは知人のお子さん(日中ハーフ)が英語も中国語もほとんどできない状態で編入できたというお話も聞いたことがありますが、数年前のお話なので今は難しくなっているかもしれません。驚いたことに、今年の新年少さん(9月入学)は100余名の定員に対し400-500名の申し込みがあり、4月半ばには活動(幼児達を遊ばせて先生達がその様子を観察して適性を判断する、実質的な入学試験だと思います)を行ったようです。中国の学校や幼稚園は入学考试という言葉を使わずに活动(イベント)という言い方をすることも多いです(⌒-⌒; )
こちらは土曜日のみ見学可能とのことでした。詳しくは幼稚園にお問い合わせください。




★ヴィクトリア系の幼稚園  公式ホームページはこちら→
香港ヴィクトリア教育機構は1965年創立で、なんと50数年の歴史があります。深センには福田の市中心エリアに3箇所あり、申し込みできるのは1人につき一校のみとなります(併願不可)。深セン3校の他、上海に4校、蘇州と杭州に1校ずつ系列の幼稚園があるそうです。上海でもヴィクトリア幼稚園は有名だったと思います。深センの3校につきまして、学費はひと月あたり6500元(雑費含まず)とのことでした。
下のお写真は黄埔雅苑校です。地下鉄莲花西駅のB出口(だったかな?)から徒歩1分くらいでとても便利の良い場所にありました。デボラ幼稚園もここから徒歩数分のところにあり近いです。ウェイティングの申し込みに行ったところ、中に入れてもらえず門の外で必要事項を記入しなければなりませんでしたが、セキュリティがしっかりしていると思い却って良い印象を受けました。黄埔雅苑校は木曜日の朝9時から入園希望者の見学を受け入れているそうです(要予約)。詳しくは幼稚園にお問い合わせください。





★ポーヤー博雅儿系の幼稚園  公式ホームページはこちら→

こちらは中国系の教育グループで、深セン市内に10箇所の幼稚園及び3校の小学校を運営しているそうです。改めてホームページをよく見てみたところ、“中外結合”中国の教育と英語圏の教育を結合させ〜とありますが、学生の文学的素養と愛国心を育て〜とも書いてあり、もし愛国教育を行うのであれば日本人が通うにはちょっとどうかな?と思う部分もありました。しかしどの幼稚園も校舎がとても立派で施設も充実しているようです。


★快乐宝贝(モンテッソーリ系) 公式ホームページはこちら→

こちらは深センではたぶん珍しいモンテッソーリ教育を行なっている幼稚園だそうです。学費が本当にお高くて一学期につき29000元もするそうです(((((( ;゚Д゚)))))  そのかわり、今回問い合わせをした際は空きがあるので学費を納めれば入学試験なしで即入園可能だと言われました。保育時間は8:00〜16:00で、こちらの幼稚園にしては珍しく預かり保育があり、1時間につき50元で延長保育ができるそうです。スクールバスもあり、随時見学も可能だそうです。詳しくは幼稚園にお問い合わせください。

★QSI  公式ホームページはこちら→

深センでもよく知られているインター校の幼稚部です。公式ホームページによりますと、QSIは31カ国で37校のインター校を運営しているそうです。幼稚園は火曜日9:30~ 水曜日14:30~ 金曜日9:30~のみ見学可能とのことでした。詳しくは幼稚園にお問い合わせください。

★マーロン系  公式ホームページはこちら→
マーロンは中国とアメリカの教育専門家チームが創設した教育グループで、アメリカ式の教育を取り入れているようです。カリフォルニアと中国各地で幼稚園を運営しており、深セン市内には8箇所の幼稚園があるそうです。スクールバスの有無等は各園によって異なる為個別に問い合わせが必要です。
私が問い合わせをした南山区松坪山第一幼儿园の場合、一学期の学費は11000元(雑費含まず)、年少さんの保育時間は7:40-16:00(年中さんと年長さんは16:40まで)、スクールバス有りとのことでした。松坪山第一幼儿园の新年少さんは入学試験なしとのことでしたが、4月くらいに南山区の教育局のホームページに入園申し込みについて通知が掲載されるそうですのでマメにチェックする必要があると思いました。見学は土曜日午前中のみ受け入れているとのことでした。詳しくは幼稚園にお問い合わせください。

★Rainbow Station 彩虹堡  公式ホームページはこちら→

Rainbow Stationはアメリカ人女性が1989年に創設した早期教育系の教育機構で、2012年に深センに最初の国際センターを開業したそうです。今回我々がお伺いしたところは后海站直結の航天科技广场の中にあり、確か去年か今年この場所に移ったばかりだとのことでした。少人数制・授業は全て英語で、施設も新しくてとてもきれいでした。
お部屋の一つ一つがとても可愛かったですラブラブラブ
給食もあり、某有名インター校と同じアウトソーシング先から供給されるとのことでした。安心なのかどうなのか。学費は某日本人向け幼稚園と同じくらいでした。こちらはまだあまり知られておらず穴場だと思いました。見学も随時可能です。教えてくださった素敵ママさん、本当にありがとうございますラブラブラブ


スケジュール
月・週ごとにそれぞれ違うテーマで学習するようです。


7つの習慣びっくり




☆おわりに

お子様連れで海外駐在に帯同しますと、あわよくば我が子をバイリンガルやトリリンガル、マルチリンガルに育てることができるかも⁉️ということで、どのような幼稚園に通わせるか?迷われる方も多いことと思います。子育て・教育のテーマにまとめておりますが、我が家もかつてすごく迷いましたし、今後の教育の方向性についても現在進行中で迷い続けています。しかし、大人が思っている以上に子どもの学習能力と適応能力は高く、個人的にはインターやローカルの幼稚園はとても良い選択肢だと思います。うちの息子の場合、英語はほぼほぼ全部学校任せでしたが笑い泣き、インターから転校して2年経った今でも英語の成績は良いですし旅行先等で英語は全部聞き取れると言っています。その代わり、息子がインターに通っていた頃は私達保護者も英語ができないなりに先生や他の保護者の方とコミュニケーションを取る等(大したことはありませんが)努力をしました。これも親子共に成長する良い機会だったと思います。

いつの日かどなた様かのお役に立てましたら幸いです。


※追記※

この間病院へ行った時に広東省内のインター校を紹介している無料の冊子があり、その中にこちらで紹介した以外の幼稚園がありましたのでこっそりシェアさせていただきます。表紙の左下のQRコードを読み込んで公众号をフォローしたら新しい情報も得られるかもです。画像があまり鮮明じゃなくてすみません💦








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