現在パパ先生の居留許可延長に合わせて息子の居留許可延長の手続きもしていただいています。去年と同じ轍を踏まないよう、早めに申請を始めたまでは良かったのですが、今度は息子の居留許可延長でわちゃわちゃしてしまいました。
わちゃわちゃの原因の一つは居留許可延長申請の受付窓口が変わった?らしいこと(詳しくは後述します)、もう一つはそれに伴い提出した書類に今まで言われたことのないイチャモンをつけられたことです。

(その後普通に更新できました)


これまではパパ先生の勤務先の総務の方が窓口となり代行会社さんに手続きを依頼していたそうですが、最近何故かその総務の方が独断で代行会社との契約を打ち切る→しかし今年から公安の受付窓口が変わったみたいでなんだかよくわからないことになる+提出した書類にイチャモンをつけられる→代行会社に問い合わせするも「そちらから契約を打ち切ったんだから質問してこないで」と突っぱねられる(そりゃそうだ)→公安に再度問い合わせるも向こうも混乱していて中々返事が返って来ない→返事きた!やっぱり元々の書類でいけるそうなので今日申請します!←今ココ  みたいな感じになっているそうです。
わちゃわちゃの原因2つについて詳しく見てみます。


☆今年から居留許可延長手続きの受付窓口が変わった?

これまで深センでは居留許可の申請の際は罗湖にある公安局へ行って手続きしていたと思うのですが、今年から各区の公安分局で手続きすることになったと言われたそうです。ただ、私はちょっと変だな?と思うんです。深センの公安局のホームページにある《在深圳工作、学习的外国人的外籍家庭成员申请居留证件指南(私人事务类居留证件)》の部分を見ると、受理机关のところに従来と変わらず「深圳市公安局出入境管理局(深圳市罗湖区解放路4016号)」と書かれていますし、今回私の居留許可(以前は帯同ビザでしたが、今は大学の決まりにより留学ビザを半年に一度更新しています)は普通に公安局で申請し受理されたので…  就業ビザや帯同ビザは公安分局で、留学ビザは公安局で手続きするという線引きなのか?  それはそれで腑に落ちない…
しかし、パパ先生の居留許可(就業ビザ)の延長申請はやはり公安分局でしたそうです。したがって息子の居留許可(帯同ビザ)の延長申請も公安分局でするそうです。よくわからん!!!!!

公安局と公安分局はどう違うねんって話ですが、中国の警察機構は下記のようになっているそうです。各階級で名称が微妙に異なります。下へ行くほど管轄範囲が狭くなります。私も昔は街道の意味がわかっていなかったのですが、ここでいう街道は道ではなく管轄区域を表すみたいです。

・国家級…公安部  
・省級…公安厅  ex)广东省公安厅
・市級…公安局  ex)深圳市公安局
・区級…公安分局  ex)南山区公安分局
・镇(街道)級…派出所  ex)粤海派出所

派出所の更に下には警务室というのもありますが、警务室は立件権がないそうです。

ちなみに中国の主要な警察の種類はこんな感じらしいです。

・治安警察…違法行為や犯罪を未然に防ぐまたは発見する。
・户籍警察…戸籍を管理する。
・刑事犯罪侦查警察…刑事事件の捜査を行う。
・交通警察(交警)…交通指揮を行う。交通違反や交通事故の予防または処理を行う。
・巡逻警察…公道を巡邏し治安維持に務める。
・外事警察…出入国に関わる事務等を行う。
・经济犯罪侦查警察…独立した警察組織で、経済犯罪の捜査を行う。
・公共信息网络安全监察专业警察…インターネットの監視とネット犯罪の取り締まりを行う。
・禁毒警察…独立した警察組織で、薬物犯罪の捜査を行う。

話が逸れてしまってすみません💦


☆英文の戸籍謄本

詳しくは割愛しますが、今回は従来の書類の他に公的に発行された英文の戸籍謄本を提出するように言われました。結局後に不要と言われたのですが…  
これまでは代行業社さんの手配により、戸籍謄本と一緒に翻訳会社で英訳した戸籍謄本を提出していたようです。公安分局の担当者さんも業務に慣れておらず混乱していたようで、当初は公的機関で発行されたものでないとダメだ等イチャモンをつけられたそうです…
念の為広州の日本領事館に英文の戸籍謄本は発行可能かどうか問い合わせたところ、事前に領事館の担当部署宛(在広州日本国総領事館のホームページにあります)に6ヶ月以内に発行された戸籍謄本パスポートの写真のページ(名前のローマ字を確認する為)を添付の上メールで依頼すれば数日で発行していただけるとのことでした。手数料については聞くのを忘れてしまったのでわかりませんすみません。これは特に求められた訳ではありませんが、依頼の際、申請人以外の人名や地名のローマ字読みも同時にお知らせすると翻訳がより円滑に進むかなと思いました。受け取りは広州領事館へ赴くか、深センへの出張サービスの際(要予約)にも可能とのことでした。しかし、深センへの出張サービスは2ヶ月に一度でしかも今月行われたばかりなので、次は5月まで待たなければなりません。我々は今回結果的に不要となりましたが、いずれにせよ、英文の戸籍謄本が必要な際はメールや電話で個別に問い合わせる必要があると思います。

在広州日本国総領事館ホームページ  



☆まとめというか愚痴

受付窓口が変わるのは良いけど事前にちゃんと周知しろよムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキー
担当者によって言うことが違ったり、言うことがコロコロ変わるって公的機関としてどうなんだムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキー
これだから中国は嫌なんだよムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキー


長々と書きましたが何が言いたいかと言うと、皆様も何が起こっても良いように居留許可の延長申請は余裕を持って開始されることをおすすめします。もし何かイチャモンをつけられても、落ち着いて各関係機関に確認を取り手配を進めれば解決すると思います。(訳:だから私に問い合わせしてくるのはやめてくださいね)


おわし


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