※またまた誤字を訂正しました。もうやだこの脳みそ!!! アホですみません…
うちの息子は赤ちゃんの頃からどちらかというと手のかからないタイプでしたが、最近は私が注意すると屁理屈を並べ立てて反論してきたりするので内心「可愛げのないガキだ」と思うことも多いです笑。一方で、理詰めで反論されると「もうこんなに論理的な話し方ができるんだ」と感心します。私が口下手で論理的に話すのが苦手なので余計にそう感じるのかもしれませんが…
息子を見ていると、自分が7歳の頃と比べて思考力・論理力・計算能力・記憶力・創造力・空間把握能力・語学力、どれを取っても息子の方が上だなあと感じます。完全に親バカですね

そんな息子ですが、最近すごく難しい質問をしてきます。「京浜東北線は何の金属でできているの?」と聞かれても専門的すぎて私にはわからないし、「どうしてサンタさんは夜しか来ないの?」と聞かれると何と説明するべきか迷って「うぅ…」となってしまいます
私が今まで生きてきて疑問に思ったことすらないようなことを次々に質問してくるので、ハッとさせられることもあれば、タジタジとなることもあれば、面倒くさくなる時もあります苦笑。恥ずべきことですが、「ごめん!ママわからないからパパに聞いて」と丸投げしてしまうこともしばしばです


そこで、去年からこのシリーズの本を購入し始めました。
表紙から漂う昭和のかほり…
科学や社会等、学年別に本が発行されているテーマもあれば、「こころのふしぎ〜」等独立したテーマもあります。とっても可愛くてわかりやすいイラストが付いていて、本文も易しい言葉で書かれておりルビも振られているので、息子は3年生の内容も読んで理解できると言っています。私が読んで聞かせたり、息子に音読させたりして日本語のフォローとしても活用しています。例えば、「人間はどうして人間なの?」「まほうって、つかえないの?」「大人はどうして、すぐつかれちゃうの?」

「こころのふしぎ〜」の中で、「おばけは、どうしてこわいの?」という質問に対し、「人間は、よくわからないもの、わるいことをしそうなもの、いやなことがおこりそうなばしょなどをこわが」るからだと回答する一方で、「でも、おばけがこわいりゆうは、もう一つあります。それは『こわがりたいから』です。じつは、多くの人が『おばけなんて見たくない!』と思いながら『でも、ちょっとだけ見て、こわい気もちをあじわいたい。ドキドキしたい』とも思っています。」と説明されており、表面的な答えにとどまらず人間の心理に一歩踏み込んで述べている点が素晴らしいと感じました。
先月主人が日本へ出張に行った際、「宇宙のふしぎ〜」と「地球のふしぎ〜」を買って帰ってもらったのですが、息子は本を開くなり「おお〜これ俺の知りたかったやつや」と言って喜んでくれました。このシリーズのおかげで、いつの間にか寝る前に読書をする習慣が身に付いていたのですごくありがたく思っています。また、相変わらず「なぜなぜ攻撃」は続いているのですが、知的好奇心がかなり満たされたからか以前よりマシになった気がします。最近は逆に「スベスベマンジュウガニは毒があるから食べられないんだよ」等教えてくれたりもします。
最近、一生を通じて自分が知り得るのは世界のほんの一部分でしかないんだなあとつくづく感じます。しかも私は最近日本語も中国語もどんどん下手になってるし許昌と洛陽を間違えるし勉強しても頭は良くなることはなくて悪くなる一方です(´;ω;`)
その点、息子に限らずこの時期の子どもは脳細胞が活発だし無限の可能性があるので本当に羨ましいです。
「自分が知らないことを知る」ことは人生を生き抜くための大きな助けになると思います。息子には私が生きてきた世界よりももっと大きな世界で生きていって欲しいので、、、ダメな親ですがこれからも息子の「知りたい」を応援していきたいと思っています。