※この記事は超長文で、しかもマニアックな趣味の話しか書いてありませんのでご注意ください。あと上海とか駐妻とか全然関係ありません。すみません。
先ほど武漢から上海に戻りました。
最近色々な意味で刺激が多くて、でも中には自分には荷が重く感じるような出来事もあり、それによって生まれた負の感情をブログで仄めかしてしまってとても反省しています。何か問題が発生した時は、どうすれば解決できるのかを考え、自分に出来ることは素早く的確に行い、あとは良い知らせを待つしかない、それでもダメな時は別の方法を考え(以下ループ、甘えも嘆きもあってはならない。頭ではわかっているつもりなんですけどね。心配してくださった方、ありがとうございます(^o^)/昨日は赤壁の古戦場跡へ行ってきました!
想像していたよりもテーマパークっぽい!(≧∇≦)
中は広大な公園になっています。鳳雛庵とか拝風台とかは正直ほんまかいな?と思ったのですが(人間不信な自分が嫌だw)、最初から最後まで観光客を飽きさせないように工夫してあるのがわかりました。途中「酒を煮て英雄を論じる」や「呂布と貂蝉+デバガメする董卓」の彫像等もあり、もはや赤壁関係ねーじゃん…と思うところも笑 でもそのカオスなところが個人的にかなりツボでした!
↓手前が劉備、奥が曹操、真ん中は息子です(笑)
個人的にはこれが一番ツボでした。兵法三十六計の簡単な解説+三国演義の中から実例を紹介している立て札(?)。マニい、これはマニいぞ!!! 一緒に行った主人の同僚の方(生粋の武漢人)がけっこう三国志に詳しい方だったので、あーだこーだ議論しながら読んだりして楽しかったです。見てすぐに意味のわかるものもあれば、調べないとわからないものもあったので、一枚一枚全部写真を撮りました(爆)。
周郎はやはりカッコ良かったです。
「赤壁」の二文字は、赤壁の戦いに勝利した後、赤壁山の岩壁が日に照らされて真っ赤になっているのを見てやる気満々になった周瑜が剣で彫った、という言い伝えがあるそうですが、実際には唐代に彫られたものだそうです。「赤壁」の二文字の上に書かれている白い文字は「鸞」の道教文字で、唐代の呂洞賓という仙人がここに来た時に赤壁で多数の方が亡くなったことを聞いて鎮魂?魔除け?の為に書き足したと言われているそうです。このエピソードも中々興味深いです。時間ができたらもうちょっと詳しく調べてみたいです。
お子ちゃまが2人もいたので、壮大な歴史のロマンに浸れたのはせいぜい数秒の間でした。あと、水が20年前の東京湾並みに汚かったです泣
お子ちゃまが2人もいたので、壮大な歴史のロマンに浸れたのはせいぜい数秒の間でした。あと、水が20年前の東京湾並みに汚かったです泣
「赤壁大戦陳列館」なる建物もあり、主要な武将の彫刻や魏・呉・蜀それぞれの都のジオラマや当時の戦艦の模型等が展示されていました。特に戦艦の模型は、史料や当時の芸術の水準を元に設計・製造されたそうです。えらい立派だけど、ほんまかいなと思いました(笑) 。
最後に下の写真左側の「赤壁塔」に登りました。この塔もなかなか良かったです。内側の四方に絵が掛けてあり、上へ登る毎に戦の準備→赤壁の戦いへとストーリーが進んでいく仕様になっています。中々配慮が細かい! 蘇東坡の「赤壁懐古」も展示されていて、このテーマパーク?を造った人々の愛とセンスを感じました。
最近はこちらはあまり流行っていないらしく、我々以外にも観光客はいましたがそれほど多くなかったです。武漢から自動車で2時間かかり、けっこう遠いですが是非また行きたいです。次は1人でぼんやりしながら歩くか、ガイドさんと一緒に歩きたいなあ。(今回は運悪くガイドさんが捕まらず残念でした
)

あと蘇軾も昔好きで読んでたので文赤壁にも行ってみたいです。
おわし