※5/3  追記    この記事を読んであたかも今回の課税強化は無意味だ、あるいは施行不可能だ、と誤解されるがいらっしゃったらと危惧しておりましたが、今日このようなニュース記事が新たに出ていました →  
しかしながら、今回の課税強化について状況はいつ変わるかわかりません。私も素人ですので下記記事の内容に責任は持てません。何卒ご了承ください。


掲題の件、詳細はこちらをご参照ください→


主人が一昨日日本出張から戻った際、バゲッジクレームでの荷物引き取り後外へ出る直前に、国籍や手荷物・預け入れ荷物の区別問わず全てX線検査で中身を確認されたそうです。主人は更に別コーナーにて詳細に荷物を調べられたそうです。その際は課税対象品の確認というよりは、持ち込んだ書籍の内容を一冊ずつ入念にチェックされたそうです。主人は中国出身ですがパスポートは日本のものなので、一生懸命中国語がわからないフリをして、別コーナーへ案内された際も無邪気な表情をして「どうしてこちらへ誘導されているのか皆目見当がつかない」体を装ったそうです笑  
おそらく書籍は、中国の政治に対する批判等中国へ持ち込んではならない内容の本が含まれていないかチェックされたのだと思います。解放された後、後ろから「何が書いてあるかよくわからんけどまあ良いか」等話しているのが聞こえたそうです。めっちゃ適当やん∑(゚Д゚)  (書籍はすべて日本語で書かれていました)
税金の支払いは特に求められなかったそうなので良かったです。

私は正直、今回の課税強化を中国入国者すべてに対して適用するのは現実的には難しいのでは、と思っております。通常の輸入通関ですら中国の場合数週間かかるのに、個人購入品に対してスーツケースの中身をすべて確認して品目別に仕分けしてそれぞれの数量を確認して税額を算出して…といった作業をいつどのタイミングでやろうとしているのか、それが現実的に可能なのかよくわかりません。記事にもそのあたりのことは書かれていないんですよね…  適当に徴収されたらたまらんぞ。申告金額ベースで計算するとしても中国人が正直に申告するとも思えないので虚偽申告のオンパレードになりそう…。内貨流失の問題もありますが、日本で爆買いする中国人に対しては中国国内から批判の声も多いので、政府としては放置できないのは確かだと思いますが…  今の状況は一時的なデモンストレーションのようなものではないかと疑ってしまいます。見通しが甘いですかね?  記事には実際に税を徴収された人のことは書かれていませんが、どうなんでしょう⁇(5/3  追記:施行直後は実際に税金を支払わされた方もいらっしゃったようです、きちんと調べておらずすみません)
ちなみに私の主人は今回日本で新たに購入したゴルフバッグ+ゴルフ用品を所持していたにもかかわらず、そちらはスルーされたそうです。税率の高いアイテムのはずですが、何故スルーされたのか謎です。ただ、記事を読むとスーツケースごと購入品を放棄してしまった人もいるようで、中国側はけっこう本気で税の取立てをしようとしているのか、転売目的の爆買い中国人がビビって先に屈してしまっただけなのかよくわかりません…汗  今回の主人は運が良かっただけなのかもしれませんし…  

ただ、EMS等については品目や数量も限定的で税の計算が比較的容易だと思われるので、しばらくの間は課税強化の対象になると考えた方が良いかもしれません。知り合いの方は現に日本からのEMS引き取りの為に郵便局で税金を支払ったそうです。

素人なので私見が間違っていたらすみません。ただ、中国への海外購入品の持ち込みについて、しばらくの間は注意が必要だと思います。(気をつけると言っても何をどう気をつけたら良いのか私にもよくわかりませんが…苦笑)