宇短附 悲願の選手権 初出場ならず | Yukki's BLOG

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栃木のアラフィフ サッカー狂。
鹿島と、長男が所属していたFC古河、羽黒高校サッカー部を応援。
長男:小山羽川SC #10・小山SS#10 → FC古河#35 → 羽黒#10 →UACJ小山#8 /
長女:ダンスloveのJK

栃木の高校サッカーの歴史が動くかに注目の集まった「第99回 全国高校サッカー選手権大会・栃木県大会」は本日、矢板中央 vs 宇都宮短大附属の決勝がおこなわれました。

コロナウイルスの影響で、せっかくの決勝もスタジアムでの全校応援ができなく、娘もスタジアムでの応援叶わず。
そのかわり、学校にあるアーティストがコンサートをひらけるくらいの立派な大ホールでのパブリックビューイングで応援するため、午前中に学校へ。
矢板中央の前線からの素早いプレッシングに苦戦しながらも、宇都宮短大附属はGKからのビルドアップで矢板中央に隙が生まれる瞬間を狙っていたと思います。
ただ矢板中央のカウンターを警戒するあまり、最後のところ、ゴール前に人数をかけることができず。
また矢板中央からボールを奪っても攻撃に移る際にパスミスが目立ち、なかなかリズムに乗れなかった。
それでも、矢板中央4番のロングスローに対してブロックをつくりしっかり跳ね返す対応が出来ていたように、中盤のセカンドボールの回収で後手を踏んでいた分、最後の守備は身体をはれていた。
じわじわと押し込んでくる矢板中央に対して、ガマンしながら前半は0-0で折り返し。

後半は立ち上がりに矢板中央のロングスローからヘディングでゴールを奪われるも、ファウルスローの判定でゴールが無効になる運もあり、その後も矢板中央の怒涛の攻撃にさらされながらも、守護神 1番の素晴らしい連続シュートストップや、相手のシュートがクロスバー直撃、ポスト直撃なるなどにも助けられて何とか耐え凌いだ。
宇都宮短大附属も、0-0の緊迫した状況が続く74分にサイドからの攻撃で、ゴール前で途中出場の11番が足に当てたシュートがポストを直撃する惜しいシーンをつくり会場をわかせたが、矢板中央のゴールを脅かせたのはわずかだった。

延長に突入し、足が攣る選手が続出した宇都宮短大附属に対し、走力・体力でまさった矢板中央との差がPK戦に出てしまった。宇都宮短大附属の最初のキッカーは、矢板中央GKとの駆け引きに屈したところもありましたが、結果的にしっかりPKを蹴る体力が残っておらず、ミスキックにつながってしまったように思います。
それでも、昨年度選手権全国ベスト4の絶対王者である矢板中央を最後まで追い詰めた宇都宮短大附属の闘いぶりが決して色褪せることはない。
観ていた人全ての心に響く試合をみせてくれたんじゃないかと思います。

選手権初出場を目指し、奮闘した宇都宮短大附属に拍手を送りたい。
悲願の選手権出場は来年に持ち越し。
後輩くんたちが夢を引き継いでくれるでしょう。


栃木県予選で初の4年連続優勝ということで、こちらも栃木の新たな歴史をつくった矢板中央、さすがでした。
選手権全国大会、ベスト4、ベスト4、ベスト8、ベスト4と直近4大会で安定した強さを発揮している栃木県の代表として、頑張ってもらいたいです。