それが、県内では「栃高(とちたか)」と呼ばれる栃木高校である。
公立の進学校のため、もちろんスカウトで選手を集めることもなければ、県外などから実力のある選手が入学してくることもない。
また、夏のインターハイ予選が終わるとほとんどの3年生がサッカー部から退くため、選手権予選は例年ほぼ1,2年生のチームで挑む。
にも関わらず、毎年のように連動したプレスとパスワークが身上のチームを作り上げて、強豪校を脅かす。
昨年の選手権予選もベスト4に進出し、準決勝で佐野日大を慌てさせる熱戦を演じ、一昨年の選手権予選でもベスト8で矢板中央と接戦をみせた。
例年、インハイ予選の結果でシードが決まる選手権予選だが、コロナウイルスの影響でインハイが中止になってしまったことで、栃高は今年の新人大会で準優勝(*準決勝で矢板中央を撃破し、決勝は佐野日大にPK戦負け)だったことによるシードを得て、選手権予選は今週末の4回戦から登場。
今年はどんなチームなのだろうか。
いよいよ今週末、
今年の「栃高」がベールを脱ぐ。
なお、4回戦の試合は とちぎテレビでライブ配信がおこなわれます。
私の高校の時の監督です。