選手権 山形県大会 準決勝 羽黒 vs 日大山形 | Yukki's BLOG

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栃木のアラフィフ サッカー狂。
鹿島と、長男が所属していたFC古河、羽黒高校サッカー部を応援。
長男:小山羽川SC #10・小山SS#10 → FC古河#35 → 羽黒#10 →UACJ小山#8 /
長女:ダンスloveのJK

『第99回 全国高校サッカー選手権大会 山形県大会』は本日、準決勝がおこなわれ、11月1日の決勝に進出する2チームが決定しました。

羽黒は3連覇を絶たれた昨年の雪辱を晴らすべく、2年ぶりの決勝進出をかけて日大山形と対戦。

⚽️羽黒 vs 日大山形
怪我の影響で3回戦、準々決勝の2試合を欠場していた中盤の舵取り役である2年生の6番が万全の状態ではないものの、この準決勝から復帰しスタメンに名を連ねた。
そして準々決勝で退場処分を受け、今日の準決勝が出場停止となってしまったCB 5番キャプテンの位置にはこれまで左サイドバックを務めていた3番がセンターバックに入り、4番とコンビを組んで大事な一戦に挑んだ。

前半は羽黒がしっかりとボールをつないで支配率で上回り、トップの9番がしっかりとボールを収めてからの10番、11番、8番の3年生トリオを中心とした厚みある攻撃で日大山形を押し込む展開で進むものの、なかなかいいカタチでフィニッシュまで持ち込むことができず。
逆に、日大山形のコーナーキックや羽黒のゴール前にボールを放り込んでくる攻撃にヒヤリとする場面もあったようですが、4番を中心にしっかり跳ね返して対応。前半はともにゴールは奪えず、スコアレスで後半へ。
後半に入り60分すぎ、2試合を欠場し ぶっつけ本番に近いカタチでスタメン出場していた6番が足を攣って、7番と交代。
これによりスピードのある7番の突破も加わって、羽黒の先制ゴールの期待も高まる中、試合時間残り10分を切った70分すぎにまさかのアクシデントが。
厚い雲で覆われていた空から大きな雷鳴とともに大量の雨と雹が選手たちを襲い、試合が一時中断に。
羽黒のペースで試合が進んでいた中での中断は、80分間で決着をつける自信を持っていた羽黒にとって不運だった。
約1時間にもわたる長い中断の末に試合が再開されるも、ピッチに水が溜まって水しぶきとともにボールが止まる悪コンディションになり、難しい試合再開に。試合は80分戦って0-0のまま前後半が終了。羽黒、日大山形ともに準々決勝に続いての延長戦へ突入。
羽黒は延長で勝負を仕掛け、準々決勝でラッキーボーイ的な活躍をした1年生の23番や、同じく1年生FWの24番をピッチに送り込み、フレッシュな選手を入れての総攻撃態勢に。
しかし、延長後半開始直後の92分、日大山形に先制ゴールを許してしまう。左サイドからの山なりのクロスボールをファーサイドでヘディングで折り返され、これをエリア中央で待ち構えていた日大山形の9番に押し込まれてしまった。
その後、羽黒は最後までゴールを目指して戦うも、最後のコーナーキックを合わせられずボールが流れたところで無情のホイッスル。
⚽️羽黒 0-1(延長) 日大山形
96回大会、97回大会の2連覇のあと、これで2年連続での準決勝、延長戦(昨年はPK戦負け)での敗退となってしまった。
そして、キャプテンを何としても決勝の舞台に立たせたい、一緒に決勝を闘いたいというチーム全員の願いは残念ながら叶えられなかった。

山形で勝ち続ける難しさもありますが、今年は新型コロナウイルスとの闘いで遠征どころか、なかなか試合が組めず、対外試合は8月にようやく開幕した県リーグを数試合こなしたのみという異例のシーズンになり、私たちが知り得ない選手たちだけの葛藤や辛さがあった事と思います。
ここを乗り越えて挑んだ選手たちの頑張りを称えたいです。
今回メンバーに入れなかった3年生を含めて、全ての3年生に労いの言葉をかけたいです。3年生のみんな、羽黒に来てくれてありがとう。

きっと、いや必ず来年こそは王座奪回をしてくれると期待しています。
今日、悔し涙を流した2年生、1年生たちに昨年の分もまとめて来年に託したいと思います。
今日スタメン出場した4番、6番、20番、9番の2年生と、本来ならメンバー入りが有力視されていたものの、ケガと病気で今回登録メンバー外となってしまった2人の2年生を中心に、新生・羽黒も全国を狙える陣容が揃う。楽しみに応援したいです。



今日は山形からの速報LINEを栃木でドキドキしながら待つ身で、一喜一憂しながら最後の敗戦の連絡を受けた時にはつい涙が出てしまいました。
原則無観客試合となり、鶴岡に行って羽黒の試合をこの目で観れなかったコロナウイルスが憎いです。みんなの闘う姿が観たかった。
来年は山形で試合観戦、応援が出来ますように…。