新型コロナウイルス感染リスクを考慮し、全国大会前におこなわれるトーナメント公開組み合わせ抽選会はオンラインで開催、同じく大会前に選手、スタッフらへの新型コロナウイルス検査の実施も検討されているという。
大会は、参加チームが入場行進をおこなう開会式は実施せず、例年は開会式直後におこなわれていた1試合のみの開幕戦も取りやめて開催する方針。
新型コロナウイルス感染防止のため、無観客開催とするかは今後協議するとし、今後の感染状況を確認しながら有観客試合(観客数の制限を設けるを含む)や大会規模についても検討していくとしている。
主催者にとっては一切責任を負わない大会中止がいちばん簡単な判断なのは明らか。
しかし、高体連サッカー専門部と日本サッカー協会はタッグを組み、どうすれば開催できるのかという立ち位置で検討し、高校生のために今できる対策を限りなく講じて大人が責任を負って開催する判断をしたことは素晴らしい。
まだいろいろなハードルや、さらなる徹底的な感染対策など運営は大変なものになると思うけど、高校生の夢を実現させるべく頑張ってもらいたい。
そして、無観客開催になったとしてもそれは仕方ないことだが、せめて観客席には3年生保護者とベンチに入れなかった仲間たちだけは入れてもらいたい。
これだけは切に願います。