将来の10番候補なのか? | Yukki's BLOG

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栃木のアラフィフ サッカー狂。
鹿島と、長男が所属していたFC古河、羽黒高校サッカー部を応援。
長男:小山羽川SC #10・小山SS#10 → FC古河#35 → 羽黒#10 →UACJ小山#8 /
長女:ダンスloveのJK

もしかすると、
鹿島は将来の『10番』を手に入れたかも知れない。


プレシーズンで才能の片鱗を見せている、高卒ルーキーの安部裕葵のことだ。





前を向いたらドリブルで仕掛ける。



また、相手をうまく引きつけながらパスが出せ、チャンスを演出できる。

そして、『次は何をするんだ?』という期待を抱かせる、湧き出るようなアイデアを持つ選手だ。

あとは仕掛けるポイントの見極めが出来るようになり、試合で使ってもらえれば、今シーズン中に大化けするかも知れない。


椎本スカウト担当部長は、また逸材を探し当てたみたいだ。

本山雅志以来、このような選手がいなかった鹿島において、「本山雅志を継ぐ者」と期待は膨らんでいる。

安部裕葵は出場したDAZNニューイヤーカップの横浜FC戦後、『普通の安定したプレーをしてても、そんなプレーだったら若手らしくない』と物怖じせずに言い放った。

このような強気で恐れない姿勢も、期待をせざるを得ないところだ。


安部裕葵は瀬戸内高校での鹿島加入内定会見で、椎本スカウト担当部長から『チャンスを作ってゴールも決められる本山(雅志)のようなタイプになってもらいたい』と期待を受けた。
裏を返せば、本山のようになれる逸材と、椎本スカウト担当部長は発掘したのだろう。

もちろん、過度の期待や必要以上に持ち上げる事はしたくないが、うまく行けば今シーズンの早い内にトップデビューをはたすのではないかと個人的には見ている。

そして注目はその『背番号30』。
未来の10番を暗示している。

鹿島では新卒選手に与える背番号に、期待が込められていることがある。

例えば昌子源は入団当初「23」。「秋田→岩政」と継承されてきた「3の数字」が含まれていて、「20番台」を取っていずれは「3」にという意味だった。そして現在は「3」を背負う。

ユースから昇格し、鹿島生え抜きとして期待された土居聖真も入団当初は「28」。野沢拓也の「8」が含まれる番号で、同じく「20番台」を取って将来は「8」に、という意味だった。そして現在は「8」を背負う。


安部裕葵にも「20番台」を取って、いずれは「10」にという意味が込められていたとしても何ら不思議ではない。




岳がスペインへ旅立ち、「10番」は空席。


ただ、「10」をずっと空き番号にするわけにはいかない。

ぜひ安部裕葵には、10番へチャレンジしてもらいたいと思う。