ソラオ観てきた。
やっぱり凄い。
あの壮大な世界観は見終わった後、体の中に大きなものが残る。
・・・人の人生、
・・・・・人の思い、
それは、どんな壮大なSEや大河よりも大きくて深いんです。
今、目の前で起こっているものが全てではなく、それを捕らえた観客の頭の中で起こる様々な思考が全て。
これって、ソラオだけではなく、本当は人が作る全ての物がそうなんです。
なのに、目の前にあるものでしか判断しない人が本当に多い。
多分、本気で作ったものを観ていない人たちなんでしょう。
もしくは、会社人が、
ビジネスとして、見えないものが不安だから
見えるもので確かなものしか信じないからなんでしょう。
だからシャトナー作品はとんでもなく壮大なんです。
だから僕はある有名劇団のような
いい部分を全て目の前に出してあげる
芝居は好きじゃないです。
観てる瞬間は格好いいし、面白いし、痛快だし。
でも、観てる僕らが、自分で見つけるものや
感じるものはひとつもないんです。
全て提示してあるから。
それって、子供にいろんなことを教えるのに
1から10まで教えて、それだけしか覚えられないのと一緒。
なんて小さい人間しか育たないか。
1から5を教えて、後は場所さえ用意してあげれば、
子供たちは自分で体験し、自分で悩み、
自分なりの答えを見つけていく。
そうすれば、10どころではなく、
100でも、1000でも身につけていくんです。
それが人にとって一番楽しい成長なんです。
教えられたことよりも、たとえ多少間違っていても
自分で見つけたことのほうが、自分にとっては
大切だったりするものなんです。
それを、1から10まで伝えてあげる作品手法って・・・
観る人を全く信用していない証拠です。
観る人をバカにしているんですね、そういう人たちは。
だからシャトナーさんはすごい。
キャストを信じ、スタッフを信じ、
そして、観客のみなさんの想像力を信じて
作品を作ってる。
そんな方の作品を観れたことの幸せ。
そして、そんな素晴らしい方と知り合えた幸せ。
そしてそして、そんな尊敬できる方と一緒に作品が作れる幸せ。
僕の人生のなかで今ほど充実している瞬間はないです。
これから、2月までの間、周りの圧力に負けないよう
この気持ちを舞台上のキャストたちにたすきを渡せるように
頑張っていく・・・・。