せいめんじゅう ようし! | ヨシPブログ

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CLIEで舞台や映像のプロデューサーしてる吉井敏久といいます。Twitterでは書ききれないことを書いてます

こんばんわ、ヨシPです。

本日、青面獣楊志を観て来ました。

まず読み方がよく分からいというところから
スタートしたこの舞台。
蓋を開けてみれば、主人公の名前でした。

顔に巨大な青痣があることから、青面獣といわれた、
楊志という名の、若くして武挙に合格したエリート武官のお話。

どちらかというと、真面目な芝居を作っていて
笑いの部分はちょいちょいしかない。
しかし、何が凄いって!
殺陣の精度です。

あの広いとは言えない、舞台の中で
最近ほかではみないほど
剣をぶん回しているにも関わらず
周りにぶつかったりなどの事故はない。
その上、お互いの剣が、きちんとあたりあっている。
しかもかなりのスピードで。

劇場が狭いせいもあるだろうけど、
そのスピード感と、ガチな殺陣に
圧倒されてしまいました。

そのガチのおかげか、
本日は、たー君の剣がサヤを残して
客席に飛び込んでしまったり、
主人公楊志の剣も途中で折れてしまった。

まぁ、あのスピードと当たり方をしていれば、
そりゃすぐに壊れるよな・・・と思わず納得し、
改めて、本気でやってるところに感動したりもした。

たーくん、植野堀くんはトリオ的な兄弟を演じていました。
番長は、赤毛の金太郎のような頭をしていましたが、
良く似合ってた!
彼は、ああいうキャラものが本当にはまる!
圭くんは、相変わらずクールで、でも叶わない敵がいて
少し陰のある役。なんとなくどこかで見たような役に
つい安心してみてしまっていました。

今回で一番の発見はたー君の演技です。

正直、お世辞にも”上手”と言えない彼の演技ですが、
それは、反面、彼というより、人間の本当の姿が
そのままそこに出ているんです。

今日の役は、図らずも途中で人を刺してしまいます。
人質にとられた兄を必死で助け出すために
思い余って刺し殺してしまう。
それまで、人を出来るだけ傷つけずに改革をしようと
策を練って実行していた彼らのなかで
始めて、人の命を絶ってしまった瞬間でした。

その事実にしばらくはその場に
しゃがみこんでしまっていた、たー君ですが、
その姿が、悪く言えば、演技になっていない。
でも反面、本当に人が人の命を奪ってしまったときの
自分に対するショックの姿って、
そんな姿だなと、まるでドキュメンタリー番組をみているかの
ような錯覚に、一瞬陥ってしまいました。

これが彼を褒めているのかどうかは分かりませんが、
ともかく、僕は、その瞬間かなり衝撃を受けてしまいました。

たー君という、未来が全く想像出来ないほどの
大きすぎる可能性を、垣間見たような気がした。

普通でないこと・・・
それは、すばらしい能力だと僕は思う。
役者だけなく、自分達の周りにもきっと
そういう何かを持っている人はいると思う。
このブログを読んでいただいている、
みなさんがそうかもしれない。。。。

そういうものを、
大事にしていける人たちと出会えると
人生って、幸せだろうな。。。。