セイロンティーマスターコース海外研修
「スリランカ紅茶の旅2024 夏コース」
初めてのスリランカ旅
申込の際に絶対に欠かせないポイントとして、セイロンティーの父ジェイムス・テイラーのバンガローか、紅茶王トーマス・リプトンの「リプトンシート」のどちらかに行くことがありました。
旅の行程に、「リプトンシート」の文字をみつけて申し込みを決定しました。
⑤8月8日(木)
ハプタレーの街から山を登って行きます!
スリランカで1番朝日が綺麗なところとも言われているので、真っ暗な早朝から登る方も多いそうです。
私たちは7時出発です。
車で約1時間上っていきます。
途中小型のバンに乗り換えて、山道を登っていきます。
ダンバテン茶園の文字が見えてきました。
かのトーマスリプトンが作った茶園です。
1890この地にやって来て、茶園や茶園業を改革し、セイロン紅茶を世界の飲み物として発展させました。
ダンバテンのいろは坂を登っていくと、出勤中の茶摘みレディー達に出会いました。
着きましたー!
この先に今もトーマス・リプトンが座っています。
Lipton Seat
何度も書物やSNSで拝見した「緑の看板」
その先の屋根の下にリプトンさんが待っていました。
ここまで来るのに入場料も必要なので、それとの比較なのか、「がっかりした」なんてコメントをされる方もいるようですが、何か楽しいレジャーがある場所ではありません。
ここは紅茶王リプトンが存在した場所だと言うこと、リプトンが感じていた茶園への想いなどに思いを馳せる場なのだと思います。
コロナ前に行かれた方によると、リプトンさん美しく生まれ変わっていたようです。
以前は屋根も無く、傷みが激しかったようなので、素敵なジェントルマンになられてよかったです。
右手の不思議な位置は、本来ティーカップ を持っていたのだそうです。
とれてしまったのだそうです。残念
それにしても、このリプトンさん、つい最近お会いしていたような…
あ、入り口に座っていたこの方だ。
ティーカップの代わりにスマホ持ってますが…。
写真↑の下に見切れている青い屋根は小さな茶店です。
まだこの時間には空いていませんでしたが、一応紅茶が飲めるようでした。
リプトンが愛したダンバテンの地を、今も変わらぬ景色として眺められることに感謝です。
広い。
さすがに広い茶園です。
遠くに茶摘みレディーが頑張っている姿を発見すると何やら嬉しい。
お茶の木もとにかく可愛い。
茶摘みレディーも笑顔で見送ってくれました。
手にいっぱいの茶葉を持っていますね。
林の中に緑の屋根の建物が見えました。
リプトンが住んでいたバンガローです。
今も茶園のマネージャーがバンガローとして使っているそうです。
ダンバテンの紅茶工場です。
スリランカでも最大規模の紅茶工場です。
山から下っていくと、あっという間に霧が立ち上ってきました。
この霧が美味しいウバ紅茶を作り上げます。
茶園の中には寺院もモスクも教会もあります。
いろは坂のように曲がりくねる道が茶園の中を通っていますが、そのコーナーの多くにちょっとした格言のようなものが貼られていました。
基本的には「自然を大切にしよう」というコンセプトの物のようです。
ダンバテン工場がぎりぎりまだ見える辺りで、バスの運転手さんがみんなに茶葉をプレゼントしてくれました。
新芽の美しいシルエットにうっとりです。
ダンバテン、リプトン様、ありがとうございましたー!
この後、サバラガムワ地区紅茶工場見学に向かいました。
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