「ロスチャイルドバード・クラシカルゴールド
160TH ANNIVERSARY OF ROTHSCHILD OISEAUX」
特派員ちゃんにいただきました。
もらったのは少し前のことですが、改めて…。
2020年、ウィーンのロスチャイルド家の注文により制作された絵柄「ロスチャイルド・バード」の誕生160年を記念した作品です。
楽し気に2羽の小鳥たちがさえずる絵柄はそのままに、美しい金彩の飾りで縁取られたエレガントなカップ&ソーサーとプレートなどの特別制作品です。
「ROTHSCHILD OISEAUX
ロスチャイルド・バード」
スタンダードのパターンのデザインの源は18世紀に広くヨーロッパで用いられた「異郷の鳥」のモチーフです。
1860年にウィーンのロスチャイルド家の注文でディナーセットに絵付けされたのが、このパターンの始まりです。
デザインは12種あり、二羽の鳥と首飾りの逸話が描かれています。
そもそもヘレンドとロスチャイルド家はつながりが深いのです。
1826年
ハンガリーの自然豊かなヘレンド村にヘレンド窯は開窯されました。
初代ヴィンツェ・シュティングルによりハンガリー初の磁器工房が設立されました。
1839年
2代目 モール・フィッシャーが経営を引継ぎ、工場の拡張プロジェクトに着手しました。
ロスチャイルド家やヨーロッパ・ハンガリーの有力貴族達からの絶大な後援を得て、生産工程の改良をはじめ本格的に磁器生産に着手することになった経緯があります。
「ロスチャイルドバード」は色々なパターンがあり、デザインだけでも12種類、縁取りはシンプルな物から、ブルースケールのように華やかな物まで様々です。
160周年の「ロスチャイルドバード・クラシカルゴールド」は縁の金彩がとっても華やかです。
ヘレンドの人気シリーズ「ヴィクトリア」にも通じる蝶や虫が沢山描かれています。
お花が可愛いピンクドリズルケーキを置いたら、大事な鳥の部分が隠れて、花に虫が集まってきたみたいになってしまいました。
カップの中にも虫!
透けて見えるように、ついつい水色の淡い紅茶を選んでしまいました。
気分の上がるティーセットをありがとう!
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