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「出版160周年記念 不思議の国のアリス展」

 

会期:4月17日(水)~5月6日(月・休) 

会場:横浜高島屋ギャラリー〈8階〉

 

行ってきました。

 

原画は全て撮影可能というありがたいサービス!

 

高島屋カードをお持ちの方は、入場料がだいぶお得です。

 

 

作者、ルイス・キャロル Lewis Carroll

1832-1898年

本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン(Charles LutwidgeDodgson)

 

 



1865年に「不思議の国のアリス」を出版。

 

 

続編「鏡の国のアリス」や数学に関する本、詩集などの著作があり、今回も展示されていました(当時の出版本などは撮影禁止でした)。

 

 

本展は、4人の著名画家の集大成です。
マクミラン・アリスの原画約250点が日本初公開でした!

 

 

1862年、ルイス・キャロルが友人の娘アリス・リデルに即興で語ったお話が、『不思議の国のアリス』の誕生です。

 

ルイスキャロルが挿絵と文章を手書きした、アリスのスタートとなる本です。
表紙の写真がアリスです。

 

1864年のクリスマスにキャロルは挿絵をつけた手作り本『地下の国のアリス』を彼女にプレゼントし、この本の出版をアレクサンダ ー・マクミランに依頼しました。

文字も絵も手描きってすごいですね。

 

この年から今年2024年が160周年です。

 

ジョン・テニエル画(再プリント版画)
 
著名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルの手によって『不思議の国のアリス』は完成し1865年に出版、 1871年には続編となる『鏡の国のアリス』も出版されました。
 
 

サー・ジョン・テニエル Sir John Tenniel

1820-1914年

1893年にヴィクトリア女王よりナイト爵(Sir)を授与される。

 

 


英国マクミラン社は1903年、ジョン・テニエルの挿絵に色付けしたカラー版を出版しました。

 

カラー版の初版である1903年版ではアリスは青いドレスに黄色の縞のストッキングを着ていますが、1907年版ではドレスは赤に変わりました。

 

その後、テニエルの挿絵をもとに、1911年には水彩画家ハリー・シーカーによる16点の彩色画が掲載された本が出版されました。

 

1927年には英国マクミラン社で活躍していた画家ジョン・マックファーレンによる34点の彩色画が掲載された本が出版されました。

 

さらに1995年には出版130周年を記念し、ハリー・シーカーが描いていなかった挿絵76点が女流画家ディズ・ウォリスによって描かれ、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のすべての挿絵がカラー化しました。
 

 

本展では、英国マクミラン社のアーカイブからの一挙公開は日本初です。

 
 
「不思議の国のアリス」(版画・挿絵原画113点)

 

 

アリスの世界で最も有名なシーンの「おかしなお茶会」
子どもの頃には分からなかった、ものすごく深い思いのこもったシーンです。
 
 

お茶会のテーブルの展示がありました。

隣に赤い可愛い椅子があって、お茶会に参加できますよ。

 

 

 



アリスの世界に入り込めるフォトスポットも有りました。

 

 

「鏡の国のアリス」のことをあまり知らなかったことに、今回の展示で気が付きました。


 

ディズニーのアリスのイメージが鮮烈で、本来の姿を見失いそうになりますが、今回の原画展でジョン・デニエルはもちろん、ルイス・キャロルの描いた絵までじっくり拝見でき、アリスの世界を堪能できました。
 
 
 

 

 

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