冬の茶道のお稽古
「四滴茶入(してきちゃいれ)」を使っての更好棚薄茶平点前のお稽古でした。
初めて「四滴茶入」を使わせていただきました。
「四滴茶入」には4つ違う形の陶器の茶入れ(薄器)があります。
・油滴(ゆてき)
・水滴(すいてき)
・弦付(つるつき)
・手瓶(てがめ)
の4つを総称します。
今回は「弦付(つるつき)」を使わせていただきました。
蓋置きは青磁の「一閑人(いっかんじん)」
「利休好み」と言われる7種類のうちの1つです。
井戸の中を唐子が覗いているとても愛らしい物です。
唐子が自分と向き合うように扱ったり、窯の横に置く際には唐子の頭が蓋付きになるように横に倒して置いたり、なんとも愛を感じる扱いです。
なんだかヘレンドのマンダリンさんを思い出してしまいました。
どちらも可愛い♪
お茶菓子は菓匠清閑院の「雅車(みやびぐるま)」です。
この回のお稽古はちょうどクリスマスの日でした。
「クリスマス感ないのだけどいいかしら?」と聞かれましたが
御所車の車輪の文様を天面にうつした、雅やかな逸品です。
「リースにしか見えませんよ」
硬い落雁みたいなお菓子かと思いきや、栗餡と小豆餡をつつみ込んだ、口あたりしっとりのお菓子でした。
ほろほろとした口どけに仕上げた黄身羽二重時雨餡(きみはぶたえしぐれあん)が美味でございました。
お抹茶のお福加減も良く♪
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