京都で笹屋伊織さんの代表銘菓「長福寺餅」を買ってきました。
「長履景福(ながくけいふくをふむ)」という言葉に由来し、食べる人、贈る人のこの先の末長い幸福を願う和菓子だそうです。
以前は笹屋伊織さんの代表的なお菓子だったそうですが、時代の変化に伴い、製造中止になっていたそうです。
今回、お客様の声に応えて、約50年ぶりに販売を開始してくれたそうです。
同じ旅で購入してきた、石山寺門前の「御幸茶舗」さんのオーガニック茶葉のみ使用の「信楽 朝宮」紅茶をあわせていれました。
朝宮のお茶と言えば、およそ1200年前、嵯峨天皇の御代に「近江の国 紫香楽(しがらき)朝宮の地」に茶の実が植えられたのが始めと伝えられています。
ラベルにも「日本茶発祥の地」と書かれています。
日本茶発祥の地に茶園を観に行きたかったけれど、琵琶湖の向こう側なんですよね。
近いようでなかなかの距離なのでした。
長副寺餅は、黒胡麻の香ばしさと大納言小豆のあんが極上の滋味を奏でています。
大納言小豆でつくった粒あんが、もっちりと柔らかいお餅で包まれて、なんとも幸せなお味です。
笹屋伊織さんに訪れたのがちょうど発売開始の3月4日だったのも何かのご縁でしょうか。
すっかりファンになってしまいました。
この旅では虜になる和菓子に沢山出会いました
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