「英国王立植物園Kew(キュー)」は、「キューガーデン」と呼ばれています。
そのキューガーデンの紅茶を、SOMPO美術館で開催された「おいしいボタニカルアート」展で購入しました。
今回のボタニカルアート展にとても近い内容を、以前目黒の庭園美術館で開催された「英国王室が愛した花々」で拝見したことを思い出しました。
図録を二つ並べていくつか気になることを確認してみました。
「キューガーデン」は、ロンドン南西部キュー(地名)に広さおよそ130ヘクタールの敷地をもつ、世界最大級の植物園です。
2003年には、ユネスコ世界遺産に登録されました。
キューガーデンの中に隠れ家のように建つ赤いお城KEW PALACEは、ジョージ3世とその妻シャーロット王妃のお城でした。
シャーロット王妃の愛用されたロイヤルリリーのティーカップもジャパン・パターンのティーカップも展覧会に出品されていました。どちらもウェッジウッド製です。
英国の紅茶会社「アーマッドティー」は 、「自分が家で飲みたいと思う紅茶しか販売しない」という創業者の想いを守り続けているそうです。
原料の茶葉から製品化までの工程で7回ものテイスティングを実施するなど、品質向上への情熱を持ち続けているそうです。
「ボタニカル」をコンセプトとしているため、深いグリーンに植物の葉がエレガントに描かれています。
紅茶缶の正面と蓋にキューガーデンのロゴがあしらわれています。
「おいしいボタニカル・アート」展にも紅茶の歴史に触れる箇所が多く登場し、ワクワクしました。
コラボ紅茶は4種類のリーフティーです。
・イングリッシュブレックファースト Majestic Breakfast
しっかりとしたコクのある味わいで、ミルクティーに最適。
Great Taste Awards受賞。
・セイロンSplendid Ceylon
スリランカ高地の厳選茶葉を使用した、すっきりブレンド。
Great Taste Awards受賞。
・アールグレイ
・イングリッシュアフタヌーン
Splendid Ceylon以外はアラブ首長国連邦でブレンドされているのだそうです。
私が知る紅茶の中で、初めてのことだと思います。
そう言えばキューガーデンの紅茶をもう一つ持っていました。
こちらはトラディショナル・イングリッシュ・ティーの物で、缶にお茶の木が描かれているのが印象的です。
どちらの缶にも同じフォントの「Kew」のロゴが入っています。
英国人が最も好きな果物だと言われるりんご。
展覧会でもリンゴのボタニカルアートは群を抜いて沢山展示されていました。
リンゴの挟まったサブレサンドでティータイムです。
以前の図録も併せてみると、同じ案件についてもキュレーターさんによって表現が違ったり、知識に深みが増して面白いですね。
コラボ紅茶も嬉しい
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