第十三作目
(あらすじ)世にも奇怪な異変が起きた。それも将軍お目見えのおごそかな儀式の最中にである。父の名代で出席していた、伊勢三十二万石藤堂藩の後継者藤堂蓮之介が、突然四つん這いになり、激しく腰を上下に浮動させた。そして、夥しい精汁を垂れ流すと悶死したのだ! 五人のくノ一が使う伊賀秘伝の忍法「精水波」。そして藤堂藩領内にある伊賀の里で、ひそかに進められている藩乗っ取りの陰謀。正義の忍者自来也が、これに敢然と立ち向かう。
自来也(??? 阿波隼人? 甲賀蟇丸?)
VS
服部蛇丸 率いる 服部無足人組
お丈
お搭
お津賀
お戒
茜(阿波隼人のいいなずけ)
お貞(阿波隼人の妹)